2020.08.07
医療栄養学科 お知らせ
【医療栄養学科】「医療栄養学科の学生」向け情報を発信する「マノキミラジオ」のスペシャルゲストにフットサルFリーグ荒牧太郎選手をお迎えしたスペシャルマノキミラジオが7月27日(月)にLIVE配信されました!
城西大学薬学部医療栄養学科(管理栄養士養成課程)の真野先生、君羅(きみら)先生、中里見先生の3人で「医療栄養学科の学生」向け情報を発信する「マノキミラジオ」のスペシャルゲストとして、フットサルFリーグのボアルース長野所属 荒牧太郎選手をお迎えしたスペシャルマノキミラジオが7月27日(月)にLIVE配信されました!
今回のラジオ配信では、「食でスポーツをささえる」をコンセプトに立ち上げた『スポーツ栄養サポートサークル〔ANSWER〕』のメンバーや新入生、さらに城西大学女子駅伝部を支える管理栄養士として活躍している佐光菜々子さんや病態解析学講座でスポーツ栄養に関わる研究をしている大学院生の松田さんといった医療栄養学科の卒業生も交え、特別講義の形式も取りながら行いました。
配信では、フットサルという競技の特性、フットサルと食事の関係性、アスリートと管理栄養士の関係性、管理栄養士がアスリートに対してサポートする際に気をつけてほしいことなどプロアスリートとしての荒牧選手の考えや行動についてのたくさんのことを聞かせていただきました!

事前に参加者の皆さんには参加理由を聞いてみました。

Q,荒牧選手の特別講義に参加した理由を教えて下さい。
「私自身、小学生から高校生までバスケットボールをしてきたので、アスリートはどのようなことに気を付けて日々の生活を送っているのか知りたいと思ったことと、その教えてもらったことが将来管理栄養士として働いたときに、生かせるのではないかと思ったからです。」
「スポーツ栄養に興味があり、実際に公認スポーツ栄養士の指導を受けている荒牧さんの話を聞いてみたいと思ったからです」
「元々欧州サッカーの観戦が好きで、興味がわき応募させていただきました。」
「学生時に、answerのプロジェクトに参加させて頂きました。 社会人となって実際に選手をサポートする立場になった今、もう一度荒牧さんのお話をお聞きしたいと思ったからです。」

様々な理由から興味を持って参加してくれたようですね。
 
実際に荒牧選手のお話を聞き、質問もさせてもらった特別講義の後で取ったアンケートからは参加学生の皆さんが多くのことを考えていたことがわかります。

Q, 荒牧太郎選手の特別講義に参加する前と後で、自分の中にどのような変化がみられましたか。
「プロ選手だから1日中栄養士が付きっきりでいるのかと思ったけどそれは違い自立を目指して活動しているのことにびっくりしました。」
「栄養士として選手と関わる際に、私たちはあくまで選手のパフォーマンス向上のためにサポートする立場であり、それぞれの選手の特徴や考えを尊重した上でアプローチすることが必要なのだと感じました。」
「同じ食事という行為でも、おいしさ、効率、楽しみなど人によって重視するものが違うということを講演で感じました。」
「何でも良いので何か楽しむことが大切ということを聞き、自分が何をやっていくべきかを再確認できました!」

Q, 特別講義を受けて、自分の将来について何を考えましたか?
「管理栄養士としてかかわれる分野は多いので、自分が何をしたいのかしっかり考えたいと思いました。」
「今回の特別講義を通して、あらためて、管理栄養士を目指し栄養指導する立場になる上で、栄養学の知識だけでなく、個人を知る努力が重要だと感じました。そのためにコミュニケーション力を付けることが第1に必要だと思います。今後の学習、実習、日々の人との触れ合いを通して身につけ、より良い管理栄養士を目指したいです。また、コミュニケーションだけでは、相手を理解出来ないことがあります。スポーツのトレーニングの辛さ、病気の苦しみはコミュニケーションだけでは理解することが出来ません。私は、相手を理解するためコミュニケーション以外でどのような手段がある日常生活のなかで考えていきたいと思います。」
「食の楽しさを伝えると同時に、普段の食事から栄養素を意識してもらえるような情報を伝えられる管理栄養士になりたいと思いました。」
「スポーツ選手に限らず栄養指導などで関わる一人一人の"人"をみていくことが大切だとわかり、将来"人"をみることのできる管理栄養士になりたいと考えました。」

Q,特別講義に参加して気づいた点、感想など教えてください。
「2年前は自らも選手という立場でしたが、今はサポートする側となり、また違う方面から荒牧選手のお話を聞くことができました。 種目こそ違いますが、現役で競技をされているアスリートである荒牧選手の生の経験や考えを聞き、実際に自分の立場に置き換えることでよりリアルに感じられました。 また、私はやりたい仕事が見つかったことと、自分の競技力に限界を感じて大学で競技を引退しましたが、この年齢まで第一線で闘い続けられていることを、素直にすごいなと思いました。」
「中々、スポーツ選手の話を直接聴ける機会は無かったので良い経験になりました。 また、対象の方のニーズに合ったサポートをしていく事が大切だと分かりました。」
「とても貴重な講義に参加できてとても光栄でした。アスリートの考え方を知ることで栄養士としてなにができるかをより考えていく必要があり、アスリートと寄り添える関係になろうと思いました。 本当にありがとうございました。」
「人によって生活状況,食への意識などが違うということを改めて気づかされました」

今回の特別講演を通じて、荒牧選手のアスリートとしての考え方や行動、また荒牧選手の人間味にも触れられたことで、参加した学生の皆さんは、管理栄養士という仕事や自分のこと、また将来のことなどについてたくさん考える機会となったようです。

荒牧選手、シーズン前の大変な時期にもかかわらず特別講義を実施していただき有難うございました!


当日のLIVEの様子は、以下のリンク先にアーカイブ配信されています。
https://youtu.be/ClcHSmdPX-w

荒牧太郎選手のSNSやブログ、ボアルース長野については以下のリンクからご覧ください。
荒牧太郎選手
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文責
君羅 好史(きみら よしふみ)君羅先生
城西大学薬学部医療栄養学科
(管理栄養士養成課程)助教

200808マノキミラジオ荒牧選手1

最後は荒牧選手と記念撮影!
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