2020.08.08
医療栄養学科 お知らせ
【医療栄養学科】埼玉県県民生活部消費生活課と城西大学薬学部医療栄養学科の連携プロジェクト「不当表示広告調査(健康食品等)」を2020年度も実施します!【オンライン授業】

200809景表法

2020年8月5日1限に城西大学薬学部医療栄養学科1年生を対象に埼玉県県民生活部消費生活課の荏原様に「景品表示法と食品の表示について」の講義を実施していただきました。景品表示法とは消費者に根拠がないのに優れていると思わせる「優良誤認」や根拠がないのに安いと思わせる「有利誤認」の二つがあります。例えば、「たった500円!このサプリメントさえの飲めばダイエット成功!」などは景品表示法違反の可能性が高いです。

学生には、この講義で学んだ内容をもとに、夏休みの課題として、雑誌、新聞広告、フリーペーパー、インターネットの広告などの中から、不当な表示を探して埼玉県庁に報告してもらいます。2019年度の調査•報告では城西大学薬学部医療栄養学科の学生の指摘がきっかけで、処分の対象となった事例もありました。

管理栄養士を目指す学生にとっては、現在は消費者の立場ですが、将来は「管理栄養士」として広告を作る立場、取締る立場になることがあるため重要なプロジェクトです。そのため、調査•報告は1年生から4年生まで全学年で実施します。

写真は、Zoomによる講義の様子です。埼玉県庁の荏原さんは、Zoomによる講演や授業は初めとのことでしたが、「チャット」や「投票」機能を使って、1年生と双方向で授業を進めていました。性格診断の騙されやすさチェックで1年生の興味を惹きつけていました。城西大学薬学部医療栄養学科1年生も楽しく、表示について学ぶことができたと確信しています。
 
真野 博 真野先生 
医療栄養学科主任 
(管理栄養士養成課程)
 

 
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