2020.10.24
医療栄養学科 お知らせ
【医療栄養学科】【高大連携プログラム】2020年度後期プログラムが開始しました。幅広い分野で活躍できる「管理栄養士」の役割について、身近な「食」や「栄養」を題材に講義してきました。

201023関口先生

写真は第2回担当教員。教員の方に撮ってもらいました。
右側のペットボトルは、赤ビーツの粉末を溶かしたジュースが入っています。
濃い赤色の液体に学生は驚いていました。
城西大学薬学部の高大連携プログラムとして、浦和麗明高等学校で第1回目(10月10日)の講義をしてきました。初回講義は、基礎編として管理栄養士業務について理解してもらうとともに、「“食べる”意味を考える」をテーマとしました。講義後の生徒さんたちからは、以下のようなコメントを頂きました。

(アンケート記述抜粋)
・今までは管理栄養士という職業を学校の給食や病院食の栄養・エネルギーを考えるという印象が強かったですが、今日の授業で薬との関係、管理栄養士から先の職業もあるということを知れました。
・学校だけでなく色々な場所で働いていることがわかった。また、栄養だけでなく体のしくみや医療との関わりなど幅広い分野を身につけているので就職先が多いのがいいと思った。
・1日に必要なエネルギー量や栄養素の種類などに興味があった。


第2回目(10月17日) は、応用編として、「食べ物でアスリートを強くする!」というテーマで講義を行いました。今回は、スポーツ栄養に関連して内容を説明しました。まず、自分たちがどんな栄養素を摂取しているのか、から始まり、エネルギーが体内でどのように作られて、どんなことに利用されているか、説明しました。次に、アスリートに関連した貧血やパフォーマンスを向上させる可能性のある食材など、多岐にわたる内容でお話をさせていただきました。
食材としては、アスリートや美容や健康に関心のある方から注目されているスーパーフード「赤ビーツ」や健康食品素材として市販品が豊富な「サラシア」を紹介しました。これらの食材を実際に体験してもらうことで、身近に自分たちの健康をサポートする食品が存在することを知ってもらいました。現在、新型コロナ感染拡大予防の観点から、講義の場では試食することが叶いませんでしたが、お土産として渡したところ、友達と食べたいとのコメントももらえました。また、第1回目と同様に、生徒さんにアンケートを取った結果を一部お知らせいたします。
(アンケート記述抜粋)
・食品には良いところも悪いところもあるので、ネット上の情報だけには流されず、自分で興味をもって調べるということが大切だと思いました。
・スポーツ栄養に以前から興味があったので、今日授業を受けて、さらに興味をもつことができました。
・以前、赤ビーツを食べた事があり、その時は何も気にせず食べていたのですが、今日の授業を受けて赤ビーツに含まれる栄養によって運動能力が向上するという事がわかり、スポーツ栄養にとても興味が持てました。


医療栄養学科の最終講義となります、第3回目「長寿社会で活躍できる管理栄養士とは?(臨床編)」は、10月24日に実施予定です。
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