正解は、2番です。

写真では見にくいですが、100mLと書いてある下に20℃±0.5ｍLや20℃±0.1ｍLと書いてあります。
ガラス器具は温度によって伸縮します。
そのため、JIS規格に従い20℃における水の体積が所定の公差範囲内におさまる様、製造・検査を行っており、それが器具に示されています。

つまり、メスシリンダーの誤差は0.5mLに対し、メスフラスコの誤差は0.1ｍLで、メスフラスコの方がより正確に100mLを秤量することができます。
しかし、メスフラスコはある特定の容量しかはかることができませんが、メスシリンダーは目盛りがついているため100mLのメスシリンダーであれば1mLまで細かくはかることができます。
実験内容によって使い分ける必要があります。

医療栄養学科では多くの理化学実験でメスシリンダーやメスフラスコを使用しますので、ぜひ覚えておいてください。