2020年11月4日、医療栄養学科１年生「医療栄養学概論演習」の第２回目対面授業は、芋掘りと薬用植物園見学です。食品を学ぶとき、どんな植物なのか、どこを加工しているのか、薬としてどう使われているか、などの大切なことを実物で学ぶ時間です。午前・午後、さらに班分けして実施です。

芋掘りは医療栄養学科の学生を中心とした食育サークルDHA（Diet and Health Association; 食と健康のサークル）の皆さんがお手伝いです。高麗祭の模擬店用に考えていたレシピを配り「このなかにお芋のお料理が載っています、ぜひ家で作ってみてください！」とご挨拶。サツマイモ畑に行くと、まだ茎と葉がある状態。「初めて見た！幼稚園の時は上が全部取ってありました」の声も。「茎も食べられます」の説明には「・・・」。すかさず先生が「坂戸の特産、スイオウはそうです」と解説。大きなお芋はがなかなか抜けなかったり、土の中に残ってしまったりと、四苦八苦です。「小学校以来です」「すごく大きい！」 しばらくすると袋の中にお芋がたくさん入っていました。

薬用植物園は薬剤師養成課程に必須の施設なので、薬学科がある城西大学にあるのです。ここには薬用植物だけでなく、食べられる植物、名前は知っていても見る機会が少ない植物（バナナ、カカオ、パパイアとかもあります）もたくさん育てています。薬用植物園でウコンを皆で見たあとは、手渡された植物探しが課題です。外を歩き、温室にも入って課題の植物探しです。「キャッサバあった！タピオカ！」「パパイヤってどれ？黄色いよね…」「ワタが白くてきれい」「あった！エアポテト」見つけた植物と説明文を写真に撮って記録していました。
今日の授業のもう一つの目的「友だちづくり」「先輩学生との交流」も順調でした。

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