2020.11.24
医療栄養学科 お知らせ
【医療栄養学科】【取組】1年生医療栄養学概論演習で「高麗川プロジェクト」に取り組みました

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 薬学部医療栄養学科は、管理栄養士を目指す学科のため調理をともなう台所排水と水環境の問題を学び、実際に坂戸キャンパスの南を流れる高麗川の美化活動を1年生の前期科目である「フレッシュマンセミナー演習」内で授業の一環として毎年行なっています。

 今年度は、新型コロナウイルスの影響から後期科目である「医療栄養学概論演習」で実施することになりました。当日は、感染予防の対策をした上で午前と午後の班に分かれて屋外でグループ活動を行いました。「食」と「環境」との密接な関係を学ぶ機会であるとともに、同級生同士の交流の場とすることも目的としています。また、学生が主体的に「協働する力」や「発見する力」などを育てることを目指しています。以下に実施後の感想の一部を抜粋します。
・川掃除をすることは今までなかったので良い体験になりました。流れている川の水はとてもきれいだったのですが、川辺にはゴミが多く落ちていて驚きました。自然のものだけでなく、家庭から出ているようなゴミも多く見られました。何気なく捨てているゴミが生態系や自分たちの生活用水にも影響を及ぼしていることを一人ひとりがもっと気に掛けるべきだと改めて感じました。

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高麗川の清掃探索を終えて、最初の印象は川掃除なんて小学生ぶりでわくわくしていました。また、久しぶりに友達と会えたことと新しく友達ができたこともこのフィールドワークのおかげだと思います。川から少し外れたところを歩いていたときに、おばあちゃんとおじいちゃんに声をかけていただき、地元の話などを少し話してくださいました。
・川を清掃して、きれいに見えても意外とごみが多く捨てられていたことに驚きました。事前学習で学んだことを意識して、川が汚れないようにしていきたいと思いました。

・一人一人がきちんとゴミを持って帰れば、清掃しなくても綺麗な川を保つことができるのではないかと考えました。清掃場所に行くまでに、虫がいたり鳥がいたりと、川の近くで生きている生物とも触れ合うことができました。そんな生物が暮らしやすいように、川は綺麗でないといけないと感じました。

・今まで、同級生でも実験で一緒だった人たちとしかちゃんと交流する機会がなかったのですが、今回は、なかなか会う機会のない人達とも交流することができました。Zoomで話したことはあるけれど、直接会って話したことがない人とも、話すことができとてもよかったです。先生方ともお話しすることができてとても嬉しかったです。

・実際に一緒に活動していることで、パソコン越しに話しているのとは違う感覚で相手のことを知ることができて、楽しく活動できました。

・行く前は、どんな子がいるんだろう、仲良くなれるかなと不安が多くありましたが、実際行ってみたら本当に楽しかったのでこれからの学校生活が楽しみになりました。

・もっと大学に行き、授業や実習、実験を行いたいとあらためて感じた。わからないときに直接質問できるのが良いと感じた。

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~引率教員から~
当日は、天候にも恵まれ、大学周辺の自然に触れながら、清掃活動を行うことができました。
都心から来学する学生にとっては、普段過ごしている環境は異なる上、新型コロナ感染症予防対策の観点から外出を控えていたということもあり、全体的に学生達の熱量がとても高かったです。
これを機に、大学並びに周辺の環境に関心を持ち、人間と自然との関係や自然環境の保全などに興味を持ってくれればと思います。

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高麗川プロジェクト(城西大学の地域連携活動)
高麗川 かわガールFacebook

2020年度 医療栄養学概論演習担当
古屋 牧子
岩田 直洋
関口 祐介
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