城西大学薬学部を卒業し、現在鈴鹿医療科学大学薬学部教授の大井一弥先生が、「ヒト皮膚における乾燥皮膚発現要因と治療法に関する研究」でこのたび日本薬学会第44回佐藤記念国内賞を受賞することになりました。大井先生は本学で研究を始めた臨床と基礎の融合研究から種々治療法を確立しており、これが評価されました。

　また、本学薬学部を卒業し、現在富山大学副学長の細谷健一先生が、「血液網膜関門機能と薬物網膜移行に関する生物薬剤学的研究」で今年度（2020年度）の日本薬剤学会賞を受賞されました。細谷先生は高齢化で増えている緑内障や加齢性黄斑変性などの眼疾患に注目され、いまでは治療薬の眼移行機構の本邦第一人者になっています。

　大井先生や細谷先生以外にも、活躍している城西大学薬学部出身者がいっぱいおられます。卒業生やいまの在校生も大井先生や細谷先生の後を追っかけ大活躍していただきたいと祈念しています。