平成30年「国民健康・栄養調査」の結果より、野菜摂取量の「平均値は281.4g」 であり、男女別にみると「男性290.9g」、「女性273.3g」 です。この10 年間あまり変化はみられず、年齢階級別にみると、男女ともに20～40 歳代で少なく、60 歳以上で多いと報告されています。
「野菜は毎日食べている！！」と思っていても、およそあと1皿分（約70グラム）の野菜が不足しています。野菜にはビタミンやミネラル、食物繊維など健康維持のために大切な栄養素がたくさん含まれており、生活習慣病や肥満の予防にも役立ちます。また野菜に多く含まれるカリウムは、余分なナトリウム(食塩)を体外に排泄するのを助け、高血圧の予防にもなります。

“ＪＡタウン”では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、在庫の滞留や売上げの減少などが顕著な食材の販売促進を支援するため、を対象品目の送料を補助する事業「ニッポンの農家応援プロジェクト」を行っています。この機会に、美味しい野菜を食べて農家の皆さんを応援しませんか！？
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１．70g（小鉢１皿の野菜量、不足分の野菜量）　　2．120g（その他の野菜の摂取量、１食分の野菜量）　
３．230g（緑黄色野菜の摂取量）　　４．280g（野菜摂取量の平均）　　５．350g（野菜の目標摂取量）
 

山田 沙奈恵　　
城西大学薬学部医療栄養学科　
（管理栄養士養成課程）