2020.12.07
医療栄養学科 お知らせ
【医療栄養学科】【取組】食毒性学研究室における早期配属生の取り組み例:薬膳食材を用いたレシピ開発~「辛温解表類」を用いた冬風邪予防レシピ~

201207食毒性学研究室

ほっこり生姜の卵あんかけ
食毒性学研究室では卒業研究の課題として、薬膳食材を用いたレシピ開発し、実食して薬膳食材の効能を体験する取り組みを行っています。数ある薬膳食材の中で“体表を開いて発汗を促進、体内毒素や老廃物の排出をさせやすくする”食材を「解表類(げひょうるい)」と呼び、解表類は「辛温(しんおん)解表類」と「辛涼(しんりょう)解表類」とに分かれます。「辛温解表類」には発汗作用が強いものが多く、寒気を伴う初期の風邪(冬風邪)に用いられます。「辛涼解表類」は体を冷やす作用があり、発熱を伴う初期の風邪に効果があるとされています。
今回は2年生の早期配属生である石井くん考案の「辛温解表類」を用いた冬風邪予防のレシピ、「ほっこり生姜の卵あんかけ」ご紹介します。

201207食毒性学研究室

材料 ~2人前~
生姜ご飯 
 
米         180g        
生姜(すりおろし) 5g         
生姜(刻み)    10g         
水         240g              
卵あん                                  
長ねぎ(白)    50g             
サラダ油      5g         
えび        30g        
グリーンピース   10g            
合わせ調味料   
水     280g 
白だし 12g(小さじ2.5)  
みりん 5g(小さじ1) 
醤油   6g(小さじ1)
食塩   0.5g
水溶き片栗粉
片栗粉  8g(小さじ2)
水      20g(小さじ4)
後入れ
卵     2コ



具体的な作り方はクックパッドをご確認ください。
https://cookpad.com/recipe/6549990
レシピを考案してくれた石井くん(2年生)の感想
卵はあんが沸騰している状態で加え、高温・短時間で火を入れることで、ふんわりと仕上げることができます。生姜ご飯だけでもさっぱりしており、箸が進みます。あんをかけても生姜の香りを感じることができ、食べ進めると身体がポカポカしてきます。冷え込みが厳しくなるこれからの季節にぴったりです。
研究室紹介ページURL:
www.josai.ac.jp/education/pharmacy/nutrition_dep/laboratory/syokudokusei.html
ハッシュタグ:
lab.naninaru.net/seminar/U25800/josai_pharmacy_wada
城西大学薬学部医療栄養学科
(管理栄養士養成課程)
食毒性学研究室 
山田 沙奈恵 山田先生 
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