2020年11月19日（木）映画、「『天外者』（てんがらもん）」の先行試写会が坂戸キャンパス清光ホールで開催されました。 城西大学薬学部薬科学科教授で城西大学・城西短期大学の学生部長である徳留先生と親交がある田中光敏監督が、城西大学の学生のために向けたメッセージとして、この映画の先行試写会が実現されました。この日の参加学生は人数を限定して、ソーシャルディスタンスを保ち座席も配慮されての試写会でした。
　始めに田中監督からこの映画についての思いなどのご挨拶をいただき、明治の開口から世界の一員として飛躍しようとする時代、価値観を求めて周りの人たちと共に時代を巻き込みながら未来を変えていった五代友厚の人生を描いた『天外者』は上映されました。上映後は徳留先生を進行役に、田中監督を交えながら映画を作るにあたってのお話や、五代友厚への熱い思い、そしてそれを演じる役者さんたちの監督しか知らない努力の姿などのお話を語ってくださいました。質疑応答では、視聴した学生からのいくつかの質問にも丁寧にお答えいただき、静かな会場の中、田中監督の語られる話しに皆さん聞き入っていました。
　そして最後に、田中監督から「やりたいことをやる。楽しいと思ったことやってみてください。そしてもう一つは人との関係がチャンスを運んできてくれます。チャンスは人との関係で生まれるのです。」などと話され、終了しました。
 映画を視聴した学生からは、「今このコロナでふさぎ込むこともあるけど、五代友厚のように未来を見据えていま何をしていくべきか、未来の自分の姿を思い浮かべながら進んでいこうと思った」などの感想が数多くありました。