2020.12.10
お知らせ 大学
2020年度城西大学公開講座 第2回「新型コロナウイルスと埼玉県の医療政策について考える」(経営学部 伊関友伸教授)を開催しました【城西大学 坂戸キャンパス】

20201209公開講座伊関教授

20201209公開講座伊関教授

20201209公開講座伊関教授

 2020年12月9日に、2020年度城西大学公開講座第2回「新型コロナウイルスと埼玉県の医療政策について考える」を開催しました。今回は経営学部 伊関友伸教授です。
 伊関教授は、行政学、特に地域医療問題、自治体病院の経営変革に深く関わっています。講演は、新型コロナウイルスの感染状況やウイルスに感染しやすい環境などから話が始まりました。続いて、データをもとに医療機関で起こった課題をとりあげて解説が進められました。新型コロナウイルスり患者を受け入れようとする医療機関の様々な努力を紹介したうえで、診療報酬の抑制から病院の内部留保が薄かったこと、新型コロナウイルス対策によるコスト上昇と一般患者数の減少による収入減、特に小児科の危機的状況といった対策が必要な事柄を解説、これからの病院の在り方へと話を展開しました。最後に埼玉県の医療機関の現状を将来の人口構成を踏まえて概観し、講演を締めました。
 講演のなかでは、医療機関の整備というと建物や施設に話題が偏りがちだが、そこで働く方の環境や安全性にももっと目を向けなくてはいけないとの指摘もありました。
 第3回は16日「ゲーム理論と感染症流行伝搬シミュレーション」をテーマに、理学部数学科教授安田英典で開催します(お申し込みは締め切りました)。
(キャリアサポートセンター・広報課)

20201209公開講座伊関教授

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