2020.12.17
別科 お知らせ(科内)
別科留学生とJIST&有志がオンライン・ピア・ラーニングをおこないました。

 2020年11月26日(木)と12月10日(木)の2回にわたり、本学の日本人学生と別科の留学生を中心にZoomを使ったオンラインでピア・ラーニングを実施しました。

   現在、大学の多くの授業がオンラインとなり、別科の留学生がキャンパスで日本人学生と交流する機会はほとんどありません。国際交流活動をサポートしているボランティアグループ“JIST(Josai International Supporters’ Team)”も今年度は残念ながらコロナ禍でなかなか活動ができていなかったようです。

 今回の活動は、国際教育センターと別科の連携によりオンラインで実施されたもので、別科の澤野ゼミ・田渕ゼミとの連動で交流とテーマディスカッションを目的に行われました。当日は中国、ベトナム、タイ、シンガポールからの別科生とJISTのメンバーに加え、長期留学経験者・志望者や中国語を学んでいる日本人学生等らも参加して、総勢40名以上で実施しました。
オンライン交流会1
交流2
 1回目は参加者は総勢42人で、澤野別科長のご挨拶の後、田渕先生が趣旨説明を行い、AからFまでの6つのグループに分かれて、偏愛マップを使った自己紹介やグループディスカッションをしました。

 グループディスカッションでは、①「言葉が分からない国で300万円稼ぐ方法」、②「各国の様々なモノやサービスの価格の違いと原因」、③「ペットを飼うなら犬がいいか猫がいいか」という3つのテーマから1つ選んで議論しました。
 各グループの自己紹介やディスカッションの進め方は様々でしたが、皆ディスカッションをしながら互いの文化の違い等に気づいたり共感するなど、大いに文化交流を楽しみました。
偏愛マップ
交流会オウル
   2回目の交流会は、いよいよグループ発表です。この日は他の方も自由に視聴もできるようにしたので、総勢50名の参加者となりました。

 Bグループは「各国の様々なモノやサービスの価格の違いと現状」について発表し、ほかのグループは「犬と猫」がテーマでしたが、発表内容が同じというわけではなく、それぞれのグループが全く違った切り口で、工夫を凝らして発表してくれました。
発表
日本の物価は高い!
いぬねこ
なかなか深い内容です…
  最後にみんなでオンライン投票をし、順位を決め、Bグループが1位、Eグループが2位となりました。別科生が代表して賞品を受け取り、発表会は盛況に終わりました。

  発表をまとめる過程で、それぞれのグループ内で連絡先を交換したり、学食ランチミーティングの約束をしたり、今後のリアルな国際交流に結びつけられ、今回のオンライン・ピア・ラーニングは大きな成果を得ることができました。
グループ長所短所
協働学習で仲良くなりました!
準優勝
おめでとう!

 これからも城西大学別科・国際教育センターでは、いろいろなスタイルで留学生との異文化相互理解を深化させる取り組みを続けていきたいと思います。

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