答えは、「①果実」です。
いちごの表面のツブツブは「種」ではなく、ひとつひとつが「果実」です。それぞれのツブツブの中に「種」が入っています。私たちが果実だと思って食べている赤くて甘い部分は、茎の先端の「花床（かしょう）」が膨らんだ偽果（ぎか）です。

実は、いちごは野菜だった⁉
いちごはバラ科の多年草です。園芸学では、木の実は「果物」、草の実は「野菜」と分類され、農林水産省の作物の統計調査でもいちごは野菜に含まれています。実際は果物と同じように食べられていることから「果実的野菜」とも呼ばれているそうです。

いちごの栄養成分
いちごは「ビタミンC」が豊富で、可食部100gあたりに含まれるビタミンＣの量は62mg、ちなみにレモンは100㎎です。5粒ほど食べると１日の成人一人当たりの摂取量を十分にまかなえます。
ビタミンＣには、新陳代謝や免疫機能を高める働きがあります。ウイルスに対する抵抗力を強める効果もあり、風邪の予防などにも効果的です！
ビタミンCのほかもビタミンB群である「葉酸」、ポリフェノールの一種である「アントシアニン」も豊富に含まれています。

参照・引用：農林水産省「いちごのあれこれ豆知識」　https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1912/spe1_02.html