2021.02.09
医療栄養学科 お知らせ
【医療栄養学科】男子ソフトボール部のマネージャーとして得た「人のことを想って行動する姿勢」は将来の自分につながる  笹沼穂香さん(医療栄養学科3年生) インタビュー

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インタビューに答えてくれた笹沼さん
 
大学スポーツの影では選手たちへの献身なサポートをするマネージャーの存在があります。
城西大学男子ソフトボール部マネージャーの笹沼 穂香さん(医療栄養学科3年)は、小学校から高校まで続けたソフトボールの経験も活かしながら、マネージャーの仕事と医療栄養学科での管理栄養士を目指しての勉強との両立をさせて選手たちをサポートしています。笹沼さんが選手からマネージャーになったのはなぜか?マネージャーとしての充実した瞬間とは?マネージャーの仕事が将来にどう生きる?など笹沼さんにたくさんお話を聞いていきます。


ー笹沼さんとソフトボールの出会いはいつだったんですか?

笹沼 小学校の担任の先生がソフトボール部の顧問で、キャッチャーのできそうな体格のいい選手を探していたところ、何度も声をかけられたというのが部活に入ったきっかけです。動くことは好きだったけれど、ソフトボールを絶対やりたいとかは特に思っていなかったんです。
結局、ボールが怖いなと思ってしまって、キャッチャーはできなかったんでが、ピッチャーやってみたいなぁと思っていて、そのあとでピッチャーをできたのが、そこから高校までソフトボールを続けられた理由ですね。ピッチャーはやっぱり目立っててかっこいいですね!


ー選手生活で思い出は?

笹沼 中学校では県選抜に選ばれて、中学校3年で関東大会で準優勝して全中にも出たことですかね。あとは高校二年生のときにインターハイに出たことが思い出に残ってます。予選をずーっと投げていて、ただ決勝で調子を崩してしまって、インターハイでは投げられなかったんですけど、それでもインターハイに出られたっていうのは思い出になっています。
ー大学に入っても選手で続けようとは思わなかったんですか?

笹沼 伸び悩んじゃって、選手としての限界を見ちゃった感じがしたのでもういいかなと思って、大学では続けようとは考えませんでした。


ー城西大学は男女ともにソフトボール強豪校として有名ですが、進路として選んだのはソフトボールとは関係ないんですか?

笹沼 ソフトボール部があることは関係なくて、将来病院で管理栄養士として働きたいなと考えて、そのためには薬についても学べる薬学部にある管理栄養士を目指せる医療栄養学科がいいなと思って選びました。


ー選手を辞めようと思ったけれど、マネージャーはやってみようと思ったきっかけはなんだったんですか?

笹沼 たまたま勧誘を受けて、ソフトボールやっていたと伝えたら、まずは見学来てみれば?と言われて、見に行ってみたら面白い人たちばっかりだったと感じたのと、あとは、やっぱりソフトボールと完全に離れちゃうのは寂しいなとも思ってたので。

ー面白い人たちの多いソフトボール部の雰囲気ってどんな感じなんですか?

笹沼 楽しい人たちばかりで、誰が4年生か下級生かわからないくらいの仲の良い雰囲気ですね。上下関係が全くないんです!


ー実際のマネージャーの仕事って?

笹沼 夏の練習だったら「ジャグ」を作ったり、ボール拾いとかですね。試合ではスコアを書いてます。あと、バント練習などでは、たまーに打撃投手もやってます。
選手からピッチングについて聞かれたときに教えることもありますね。男子よりの女子の方が投げ方が綺麗ってのもあるので「どうやって投てた?」など聞かれるときに自分の経験を伝えてます。
あとは、地元の小学生相手に指導することもありますね。


ー選手の経験も生かして活躍してますね!マネージャーをする上で大変なことってありますか?

笹沼 部活は週6日であるんですけど、授業や実習があるので、なかなか平日は部活に行けなかったり、テスト前は1ヶ月くらいお休みしなきゃいけないことですかね。部活には出たいなぁと思うけど、でも勉強しなきゃなぁの両方を感じてます。

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練習の一コマ。笹沼さんグローブはめて投手役でしょうか?
ーマネージャーの仕事と医療栄養学科での勉強の両立をする上で工夫していることはありますか?

笹沼 その日にやることを決めたら、絶対やろうって思って取り組むようにしています。


ーマネージャーをやっていて充実してるなぁの瞬間は?

笹沼 インカレ出場などチームが掲げていた目標を達成できたときですね。あとは、一年生のときから先輩たちに本当によくしてもらえたので、楽しく過ごせる人たちと出会えたのもよかったことですね。


ー医療栄養学科の学びが生かされたこと?

笹沼 授業で学んだ疲労回復についてなどの内容は選手に伝えたりしています。間違ったこと伝えてはいけないので、これからもっと学んでからやっていけるといいかなと思います。


ーマネージャーをやっていることが、将来の自分にとってつながるだろうなと思うことはありますか?

市川 どうすれば選手の役に立てるかな?この人には何を言ってあげればいいのかな?と考えて行動することがあるので、そういった部分は将来の「栄養相談」などに生きるんじゃないかなと思っています。


ー最後に、選手・マネージャー募集についてどうぞ!

笹沼 選手もマネージャーも募集中ですので、ぜひ入ってきてください!マネージャーはソフトボールの経験がなくても大丈夫なので、4年間続けられる人に入ってもらいたいなと思ってます!
選手主体でやる部活なので、遠征についてなども自分たちで考えたりします。そうすることで、責任感も身につけられるし、みんな仲良くてふざけ合うけれども、試合では結果も残せる部なので、ぜひ選手もマネージャーも入って欲しいなと思います。


将来は、病院で患者さんの気持ちに寄り添って、一人ひとりのことを考えて接することができる管理栄養士になりたいと最後に語ってくれた笹沼さん。後回しにしないでちゃんとやるという姿勢は続けていき、今後は、国家試験のためにも毎日コツコツ続けていく姿勢を身につけたいとも話してくれました。
男子ソフトボール部でのマネージャーとして得た「人のことを想って行動する姿勢」は、笹沼さんの将来に必ず生きると思います。これからも笹沼さんの活躍を期待しています!
 

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男子ソフトボール部は、選手・マネージャー募集中とのことです!
今回の話し手
笹沼 穂香さん
城西大学男子ソフトボール部マネージャー
医療栄養学科3年生
白鴎大学足利高等学校出身

 
 君羅先生 
聞き手・文:君羅 好史
城西大学薬学部医療栄養学科 助教
(管理栄養士養成課程)
食品機能学研究室 

 
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