扉が開くと、浮世絵版画やリトグラフが、立体的な大画面になって飾ってありました。
シャドウボックスアートは、写真や絵をパーツに切り抜いて重ねていき、奥行きを持たせるクラフトアートのことだそうです。17世紀頃フランスのサロンで誕生したものとか。今回の展示作品は、笠間眞佐子氏が細川紙（小川町、東秩父村）の手漉き和紙を素材に使って、浮世絵版画を立体的に表現した試みです。葛飾北斎の風景画、花鳥画を中心に、平面絵画が3Dに生まれ変わっています。
原画の浮世絵版画のタテヨコ２倍くらいの大画面には、新しい魅力を感じます。

笠間 眞佐子シャドウボックスアート作品展　―細川紙に願いを込めて―
2021年2月24日（水）～ 2021年3月12日（金）
ご来館は1グループ3名様までの事前予約制です。詳しくは水田美術館ホームページをご覧ください。
電話でのご予約は　TEL：049-271-7327

「めっけた」は（見つけた）のこと。シャドウボックスアート作品展の隣の展示室です。
坂戸市民や坂戸市を訪れた人たちが市内でめっけた四季折々の自然やまちの風景、行事などを思い思いに撮影した写真のコンテストです。
今年度は「観光編」より「いきいき坂戸部門」と「自然・風景部門」の最優秀賞・優秀賞・入選の入賞作品に、最終選考まで残った作品も加えた合計38点をパネルにしています。
坂戸市の新たな魅力をめっけに来てください、お待ちしています！

第5回 めっけたさかど！ デジタルフォトコンテスト 作品展
2021年2月24日（水）～ 2021年3月19日（金）
ご来館は1グループ3名様までの事前予約制です。詳しくは水田美術館ホームページをご覧ください。
電話でのご予約は　TEL：049-271-7327