2021.03.12
医療栄養学科 お知らせ
【医療栄養学科】【研究室紹介】生体防御学研究室の取り組み① ~ヒトはなぜ老いるのか?病気になるのか?~
 人間は、食べることによって生きています。なぜなら、体内でエネルギーを作り出すのに必要となる成分を自分で生産できないからです。私たちの体の中では、エネルギーを作り出す過程で活性酸素というものができて、これが身体をどんどんサビさせて老化が進むと言われています(イメージとしては、鉄が時間とともにサビていくのと同じ感じです。)。さらに、厄介なことに、活性酸素は悪い生活習慣やストレスなどによって体内で大量に産生され、様々な病気の原因となっていることもわかってきています。

酸化ストレスが病気を引き起こす!
 酸化ストレスとは、「酸化反応により引き起こされる生体にとって有害な作用」のことで、活性酸素と活性酸素からの攻撃を防御してくれている抗酸化システム(抗酸化物質)、抗酸化酵素とのバランスとして定義されています。つまり、抗酸化酵素と活性酸素のバランスによって身体は守られ、また病気になると言えます。

210312生体防御学1

 薬学部医療栄養学科(管理栄養士養成課程)にある生体防御学研究室では、酸化ストレスに起因する生活習慣病等(癌、アレルギー、糖尿病、高血圧、脳卒中、疲労)発症機序の解明とともに、食品による適切な発症予防あるいは治療法の確立を目指して研究を行っています。今後も定期的に研究室紹介をしていきます。
研究室紹介ページURL:
https://www.josai.ac.jp/education/pharmacy/nutrition_dep/laboratory/seitaibougyo.html
ハッシュタグ:
https://lab.naninaru.net/seminar/U25800/josai_pharmacy_hibino
城西大学薬学部医療栄養学科
(管理栄養士養成課程)
生体防御学研究室
教授 日比野 康英 日比野先生
 准教授 神内 伸也 神内先生
  助教 岩田 直洋 岩田先生
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