薬学部医療栄養学科（管理栄養士養成課程）にある生体防御学研究室では、酸化ストレスに起因する生活習慣病発症機序の解明とともに、食品や薬物による適切な発症予防あるいは治療法の確立を目指しています。この目的の達成には、薬学的な視点に加えて、薬学分野と食品・栄養分野の中間に位置して両者を融合させた学際分野のPharma-Nutritionの考え方を発展させることが重要であると考え、食品成分および医薬品が生体に及ぼす作用を、遺伝子の発現調節に至る分子のレベルから洞察しています。配属生は、研究活動を通して知識と技能を習得し、自らが考えて行動できるようになることを目標としています。

　先日、医療栄養学科18期生8名が配属されてから初めてとなる生体防御学研究室メンバー（教員3名、大学院生2年生3名、大学院生１年生3名）で顔合せをしました。新型コロナウイルスの影響を鑑み、Zoomを用いたオンラインでの実施となりましたが、教員や大学院生も含めて自己紹介を皆で行いました。また、4月から4年生へ進級するに当たり、今後の大学生活のスケジュールや卒業研究内容、大学院、就職活動についてもガイダンスしました。

　別日には、卒業研究のテーマを決定するために個別面談を実施し、それぞれが興味ある研究について教員と相談しながら決定しました。決定した研究テーマについては、次回以降の「生体防御学研究室の取り組み」で紹介していきたいと思います。

研究室紹介ページURL:
https://www.josai.ac.jp/education/pharmacy/nutrition_dep/laboratory/seitaibougyo.html
ハッシュタグ：
https://lab.naninaru.net/seminar/U25800/josai_pharmacy_hibino

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