2021.04.03
城西短期大学 お知らせ
【短期大学】短大生8名が「国内英語留学」を体験しました
  3月29日(月)、短期大学の学生8名が、TOKYO GLOBAL GATEWAY(TGG、東京都英語村)の「国内英語留学プログラム」に参加し、「本物の英語」にふれる貴重な体験をしました。
 TGGは、海外をイメージして作られた街並みや店舗等でグローバルな世界を体験できる「体験型英語学習施設」。今回の国内一日留学は、マレーシア語学研修などが新型コロナウイルスの流行により実現できなくなったことから、海外留学に代わる「実践的な英語体験」が得られる貴重な機会として、短期大学独自に企画されました。
 透き通るような青空のこの日、早朝に最寄駅に集合し、みんなでいよいよ待ちに待ったTGGへ。入場するとネイティブスピーカーのスタッフからさっそく英語でプログラムの説明が始まりました。

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入場後、さっそく英語による説明に少し緊張した様子の学生たち
 ここでは簡単な自己紹介やちょっとしたゲームをした後、いよいよ午前中のプログラムが始まりました。
最初のプログラムは、「ニュース番組を作ろう」。8名がそれぞれの役割を持ち、ニュース番組を制作しました。ニュースの原稿を作って、撮影に準備ができたらいよいよ放送開始。8名はそれぞれの役割を立派に演じ切りました。

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誰がどの役割になるかも、もちろん英語で相談しました

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いよいよ放送開始。本物のニュースキャスターみたいですね
 2番目のプログラムは、「キャンパスエリア」。ここでは、「スクールオフィス」「ブックストア」「カフェ」の3つの場面で、各自がミッションカードに書かれた課題に挑戦しました。ここでも、もちろん、オールイングリッシュ。英語圏の大学に実際に留学したような生活場面で、英語をたくさん使いました。

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大学の授業で使われる教科書を買いたい、と手振り身振りも加え伝えました

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カフェでは、ミッションカードに書かれたメニューを注文しました
 お昼休みの後、3番目のプログラムは、「おもてなし文化を世界に紹介しよう」。畳の部屋があることにみんなびっくりしました。
「風呂敷を使って、スイカと一升瓶を包む」方法を英語で学んだ後、それを今度はあたかも外国人に説明するように、英語で説明してみました。頭だけでなく、身体も使っての学習です。悪戦苦闘しながら、最後には、風呂敷で包むことも、英語で説明することも、みんな見事にクリアしていました。

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お昼ご飯を食べた直後なのに、この緊張感。素晴らしいですね
 最後のプログラムは、「ホテルゾーン」。「ホテル」「クリニック」「グローサリーストア」の3つの場面でミッションをこなしていきました。朝早くからのオールイングリッシュの環境にあったためか、話すことをためらう学生はいなくなり、みんな堂々と英語を使い切っていました。

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宿泊したい部屋の希望を細かく伝えました

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「クリニック」では各自が身体の不調を訴えます。実践的な学びですね
 午前と午後、合計4つのプログラム(8つの場面)で英語だけを使ってミッションを達成したら、今日のプログラムは終了です。と、思ったら、最後に一日の活動の振り返りの時間がありました。
 朝からどのようなプログラムに参加し、どのようなミッションを達成してきたか。こうしたことを各自がもちろん英語で振り返り、お互いに感想を述べました。学生同士でも英語で会話しており、英語漬けの効果がもう現れていました。
 そして太陽が西に傾く頃、短大生8名の留学体験はようやくゴールを迎えました。

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こうした振り返りで、一日の学びが深まりました
 全てのプログラムを終えた学生たちは、非日常世界での集中した体験に疲れは見せたものの、非常に充実した表情をしていました。
「どのプログラムも楽しかった。想像以上にたくさん英語を話す機会があって驚いた」
「英語だけでなく日本文化も学べた風呂敷のアクティビティが特に楽しかった」
「日本語だけ話せてもダメなんだな、英語ももっと話せるようにならなきゃと思った」
感想はそれぞれでしたが、「また来たい」という共通の思いを残し、みんなでTGGを後にしました。

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参加者8名と引率の三國先生(中央)とチア先生(右端)

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