2021.05.07
医療栄養学科 お知らせ
医療栄養学科4年の大澤 幸之助さんが郷土料理の介護食メニューを提案する【第1回ナリコマpresents介護食コンテスト】で特別賞を受賞!!【城西大学薬学部 医療栄養学科】

20210507大澤くんナリコマレシピコンテスト1

大澤さんの応募作品「箱寿司(大阪府)」

20210507大澤くんナリコマレシピコンテスト2

特別賞を受賞した大澤さん(右)と荒井先生(左)
 噛む力や飲み込む力が低下した方でも、普通の食事と変わらない美味しさを追求する食品メーカーのナリコマが主催する“郷土料理の介護食メニューを提案しよう!”のテーマで実施された介護食コンテストにおいて、医療栄養学科の大澤幸之助くんが提案した“箱寿司”(大阪府の郷土料理)が見事特別賞を受賞しました。

 審査員からは、“彩りの鮮やかさや旬の食材を取り入れた点から、食の楽しみを感じられる作品です。 軟飯特性を考慮して、粘りが出ないように粉末寿司酢を取り入れる工夫点も評価できます。「家族と過ごす特別な日の食事」を想定し、分担制で調理することで負荷分散を試みた点も素晴らしかったです。”(ナリコマHPより)とのコメントをいただきました。

 今回の介護食のポイントは、噛むことに問題があるが、容易にかめる食品であることです。私は介護老人保健施設に管理栄養士として勤務していますので、コンテストの応募に際し大澤さんから相談を受け、サーモンとしめ鯖は、薄く小さく切った物を瓦の様に重ねることで、伊達巻も厚みがあっても柔らかく仕上げることで、噛む力が衰えた方でも食べられるように工夫しました。彩りも良く、常食と遜色ない出来栄えの食事が完成しました。イベント食として提供すれば利用者が驚くほどの質の高い食事です。食事の見た目は、食事の摂取に大きく影響し、健康状態に影響を及ぼします。目でも楽しめる介護食の提供が求められている今、学生の皆さんも介護食についてぜひ考えてみてください。

大澤さんの受賞コメント:
元々自分にとって介護食とはとても閉鎖的な物というイメージを持っていました。
そして今回ナリコマさんの【介護食コンテスト】を知り、自分が少しでも、華やかな介護食を作ることが出来れば、自分も抱いていた閉鎖的なイメージを変えていくお手伝いができるのでは無いかなと思い応募させて頂きました。

介護食というどこか常食とかけ離れた印象を持たれる方もいると思います。そんな固定概念を壊す様な作品が集まり、そのうちの一つに選ばれたというのはとても嬉しく思っています。今回の自分の作品は家族との大切な時間を共に過ごせる様、常食と変わらないそれ以上の見た目、味、感動をテーマ作らせて頂きました。
実際にこのレシピを作ってもらい、少しでも笑顔になって頂けたらこれ以上の喜びは無いので、ぜひ一度お試しください!!
(また、具材を細かく刻んだりミキサーでかけて頂ければスマイルケア3でも食べることができると思います)



大澤さんは過去にもインスタントラーメンレシピコンテストで優勝、ローリングストックアイデアレシピコンテストで社長賞受賞、コオロギレシピグランプリで準グランプリを受賞するなど、医療栄養学科に入学して以降数々のレシピコンテストで素晴らしい成績を納めてきました。

【大澤さんのこれまでのレシピコンテスト受賞記事】
「インスタントラーメンオリジナル料理コンテスト2019」で1397人の頂点!医療栄養学科 大澤幸之助さんが優勝【城西大学薬学部 医療栄養学科】
【医療栄養学科】【取組】薬学部医療栄養学科1年生の大澤幸之助君の記事が埼玉新聞(2019年3月19日付)に掲載されました!
非常食でおしゃれに美味しく!「ローリングストックアイデアレシピコンテスト」社長賞に薬学部医療栄養学科の大澤さんが受賞しました【城西大学 医療栄養学科】
医療栄養学科3年生 大澤幸之助さんが「コオロギレシピグランプリ」で準グランプリを受賞!!【城西大学薬学部 医療栄養学科】

今回の介護食コンテストも素晴らしい結果です。大澤さんおめでとうございます!

以下のリンク先の記事にて大澤さんの受賞作品が掲載されています。
今回のコンテスト特設ページはこちら(外部のサイトにリンクしています)

文責
 荒井 健 荒井先生 
城西大学薬学部医療栄養学科
(管理栄養士養成課程)
臨床栄養学研究室 

研究室紹介ページURL:
https://www.josai.ac.jp/education/pharmacy/nutrition_dep/laboratory/rinshoeiyou.html
ハッシュタグ:
https://lab.naninaru.net/seminar/U25800/josai_pharmacy_mizuno

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