2021.06.12
薬科学科
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片頭痛の季節だから…頭痛薬の錠剤をつくりました【薬科学科 (4年制)】
春先から梅雨にかけて、片頭痛に悩まされる人も多いのではないでしょうか。頭痛など、痛み止めの薬の有効成分としてアセトアミノフェンがよく使われています。薬を服用するときは、有効成分に添加剤を加えて、服用に適したかたちにします。実習では実際に、有効成分としてアセトアミノフェンに、様々な添加剤を配合し、錠剤を作りました。また、錠剤の硬度や錠剤からの薬物の溶出性などの特性を調べました。さらに、ビーカーを用いたモデル実験により、アセトアミノフェンが血中へと吸収される過程を解析しました。
ビーカーを体に見立てた方法で、錠剤を経口投与後の薬物の体の中の動きを調べました。吸収された薬物濃度を測定するため、ビーカーから溶液を採取しているところです。
溶出試験器を用いて、錠剤からの薬物の溶出速度と濃度を調べました。
自動の打錠機も使って打錠しました。
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