6月25日、坂戸キャンパス清光ホールで令和3年度城西大学・城西短期大学奨学生第二種特待生の表彰式を開催しました。
　この奨学生制度は創立者・水田三喜男先生の育英理想実現を目的に設立されたもので、人物・学業ともに優秀な学生を対象に授業料の一部を奨学金として支給しています。第二種は2年生以上が対象で、令和3年度は大学46名、短大1名が選出されましたが、実習などによる欠席者を除く37人がこの日、表彰を受けました。
　式典では、城西大学の藤野陽三学長、城西短期大学の草野素雄学長から各学部ならびに城西短期大学の特待生代表に楯が授与されました。
　両学長からの祝辞に応え、理学部化学科4年、井上悠佳さんが特待生代表のことばを述べました。5時起きの習慣で朝時間を勉強に活用してきたという井上さんは来年4月から民間企業への就職が決まっています。井上さんは「城西大学には、これまでの怠惰な自分を変えた環境がありました。本学で身につけた知識や経験を活かして、来年から技術開発職員として日々努力していきたいと思います。本日、ここにいる奨学生全員が『学問による人間形成』という建学の精神に基づき、地域社会および国際社会に貢献できる人材になれるよう精進していきます」と決意の言葉を述べました。