2021.10.07
薬学科 お知らせ
【薬学科(6年制)】フレッシュマンセミナー(薬学)Bで本学卒業生の奥山理沙さんに「MRってどんな職業?」をテーマにご講演いただきました。
 城西大学薬学科の1年生の初年次教育では、社会で活躍している薬学出身者のお話を直接拝聴しながら、将来の進路を考える機会も設けています。10月6日(水)は、大正製薬(株)のMR(医薬情報担当者)として活躍してこられた、本学卒業生の奥山理沙さんを講師としてお迎えし、“MRってどんな職業?”というテーマで講演いただきました。奥山さんは2006年に大正製薬(株)に入社、埼玉県内を中心にMRとして活躍し、この10月からはそれまでの活躍が評価され関東営業部のブロック長として活躍を続けています。

 講演当初、7割以上の学生がMRについて“知らない”または“聞いたことだけある”という状況でしたが、講演を通じて、製薬企業で薬学出身者が活躍する姿を身近に感じることができたのではないかと思います。MRには目標やノルマも課されますが、単なる営業職ではなく、医師や薬剤師、その他の医療従事者との情報交換を通じて患者さんの健康に貢献しているということもよく理解できたものと思います。また、奥山さんご自身が学生だった頃の姿、大学時代の経験が役立ったこと、さらに大学時代に“もっとこうすればよかった!”といった思いも学生たちに届けてくれました。

 講演後にオンラインで質問を受け付けたところ、「MRとしての苦労は?」、「薬学部を卒業した強みは?」、「休む余裕はあるの?」、「キツイ仕事のように感じました」などたくさんの質問がありました。後日、奥山さんから回答していただけるそうです。

 6年制移行後の卒業生の進路は、病院、薬局、ドラッグストアを中心とした薬剤師資格を直接活用する場が多くなりましたが、講演を拝聴した学生たちにとっては、製薬企業も選択肢の一つとして刻まれたのではないかと思います。

 奥山さん、貴重なお話をどうもありがとうございました。

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ご講演中の奥山さん

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“MRの仕事”のまとめでお示しいただいたスライド

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