2021.12.18
研究科
経済学研究科
日本で活躍の留学生OBをお迎えして 経済学研究科特別講義「留学生としてのキャリア形成」を開催しました【経済学研究科】
今回の特別講義は、日本で行政書士として活躍される同窓生の黄 国栄 氏をお迎えしました。
浙江省出身の黄 氏は、2014年4月に留学生として城西大学別科の日本文化専修課程に入学、2016年4月には城西大学大学院経済学研究科に進学しました。学内で行政書士講座が開設されていたことがきっかけとなり、大学院修了後も独学で受験勉強を続けて3度目の受験で合格。2021年4月には「行政書士黄国栄事務所」を開業されました。
黄氏は、外国人としての今までの経験を生かし学んできた知識をより多くの方の役に立てたいと、行政書士として外国人の起業支援、在留資格に関する手続きや帰化申請、日中通訳や翻訳にも力を注がれています。
黄氏は、外国人としての今までの経験を生かし学んできた知識をより多くの方の役に立てたいと、行政書士として外国人の起業支援、在留資格に関する手続きや帰化申請、日中通訳や翻訳にも力を注がれています。
今回の特別講義は聴講者が中国からの留学生が大半ということを踏まえて、黄氏ご自身の体験から、修士論文の作成と資料収集について、いろいろな制度で保護されている学生の時に挑戦してみることの大切さ、就活で厳しかった現実と活用してよかった仕組み、就職とその後の転職と独立についてなど、生活に根差した現実的なアドバイスを30分にわたって日本語で話されました。
そのあとの在学生からの質問は、最初は日本語でしたがすぐに中国語に。個人事務所の開設の費用やお客様の獲得方法、中国人であることの強みなど、留学生ならではの質問が次々に飛び交いました。「先生の事務所でアルバイトしたい」との問いには「まだそこまでは…」と笑って答えていました。
最後に「負担を気にせずに、気楽に資格取得や就活に挑んでもらいたい。新型コロナで日本にいなければならず在宅で勉強時間が生まれたことも、今の私のきっかけになった。社会は何がおこるのかわからないから、やってみたほうがいい」と聴講学生達にエールを送りました。
中国からの留学生に強い刺激をもたらした特別講義でした。
そのあとの在学生からの質問は、最初は日本語でしたがすぐに中国語に。個人事務所の開設の費用やお客様の獲得方法、中国人であることの強みなど、留学生ならではの質問が次々に飛び交いました。「先生の事務所でアルバイトしたい」との問いには「まだそこまでは…」と笑って答えていました。
最後に「負担を気にせずに、気楽に資格取得や就活に挑んでもらいたい。新型コロナで日本にいなければならず在宅で勉強時間が生まれたことも、今の私のきっかけになった。社会は何がおこるのかわからないから、やってみたほうがいい」と聴講学生達にエールを送りました。
中国からの留学生に強い刺激をもたらした特別講義でした。
(広報課)
黄氏の経歴等はこちら 行政書士黄国栄事務所
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