2022.04.28
医療栄養学科 お知らせ
【医療栄養学科】食毒性学研究室における早期配属生の取り組み例:薬膳食材を用いたレシピ開発2022 ~「補気」「補血」効果のある鮭を使ったレシピ その3~ 【取組】
食毒性学研究室では卒業研究の課題として、薬膳食材を用いたレシピ開発し、実食して薬膳食材の効能を体験する取り組みを行っています。今回は、2年生の早期配属生3名が考えてくれたメニューを順番に紹介していきます。

メイン食材としたのは「鮭」です。鮭の身は特徴的なピンク色をしていますが、分類上は白身魚です。この赤い色素である「アスタキサンチン」には、強い抗酸化作用があり、抗炎症作用や生活習慣病の予防に効果を発揮します。このアスタキサンチンは、花粉症やアレルギー症状の改善にも効果が期待されています。また鮭には同様にアレルギー改善作用を持つDHAや免疫力の維持に欠かせないビタミンⅮも多く含まれます。
また鮭は「補気(エネルギーを補給し、気力を向上させる)」や「補血(血液をつくる栄養を補う)」の効果があるとされている薬膳食材になります。お腹を温めて胃腸の機能を強化するため、貧血や冷え症にも効果的です。日中は春らしい気候となってきましたが、朝晩はまだ寒いこの時期にぜひお試しください!

3品目は野菜たっぷり使用した「鮭のちゃんちゃん焼き」です。

220428食毒性学研究室

鮭のちゃんちゃん焼き
【材料 :2人分】

鮭(切り身)   2切れ
キャベツ    200g
人参      60g
玉ねぎ     60g
しめじ     60g
えのき     60g
バター     10g
■ 合わせ調味料
味噌      大さじ2
酒       大さじ2
砂糖      大さじ2
みりん     大さじ2

具体的な作り方はクックパッドをご確認ください。
https://cookpad.com/recipe/715438
【レシピを考案してくれた奈良原さん(2年生)の感想】
鮭料理といえば「ちゃんちゃん焼き」のイメージが強くあったので、普段調理をしない人でも簡単に作れるレシピを考えてみました。野菜は火が通りやすいように、薄く切るのがポイントです。また、蒸し焼きをする際、最後にキャベツをかぶせるように乗せると全体的に火が通りやすくなります。
研究室紹介ページURL:
www.josai.ac.jp/education/pharmacy/nutrition_dep/laboratory/syokudokusei.html
ハッシュタグ:
lab.naninaru.net/seminar/U25800/josai_pharmacy_wada
城西大学薬学部医療栄養学科
(管理栄養士養成課程)
食毒性学研究室 
教授 和田政裕 和田先生 
准教授 五十嵐庸 五十嵐先生 
 助手 山田 沙奈恵 山田先生 
(管理栄養士)   

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