2022.07.22
お知らせ
大学
元環境大臣の中川雅治氏の特別講義が東京紀尾井町キャンパスでありました【現代政策学部】
元環境大臣の中川雅治氏が7月21日、東京紀尾井町キャンパスで「環境政策について」をテーマに特別講義を行いました。官僚時代に環境省事務次官(2003~04年)、国会議員として環境大臣を務めた(2017~18年)立場から、京都議定書やパリ協定の採択・発効・実施にいたる国内外での交渉の経緯を様々なエピソードを交えお話しいただきました。坂戸キャンパスの水田三喜男記念館ともオンラインで結び、現代政策学部の学生約50人が熱心に耳を傾けました。
講義に先立ち、上原明理事長が中川氏と自身の縁について紹介するとともに同日、中川氏に城西大学特命教授の称号を付与したことを報告しました。
中川氏はまず、地球温暖化の仕組みから丁寧に解き、国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)第2作業部会が今年3月、第6次報告書で「人間が原因の地球温暖化が広範囲に悪影響を与えている」と初めて断定したことの重大性を説明しました。
また2020年に当時の菅義偉首相が「2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロにする」という「2050年カーボンニュートラル」を掲げたことにも触れ、「これによって政府内も産業界も空気がガラッと変わり、この目標に向けて動き出した」と振り返りました。目標達成には火力発電への依存から脱却し、核融合発電への移行が必要だなどと語りました。中川氏は学生らの質問にも丁寧にお答えくださいました。
講義に先立ち、上原明理事長が中川氏と自身の縁について紹介するとともに同日、中川氏に城西大学特命教授の称号を付与したことを報告しました。
中川氏はまず、地球温暖化の仕組みから丁寧に解き、国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)第2作業部会が今年3月、第6次報告書で「人間が原因の地球温暖化が広範囲に悪影響を与えている」と初めて断定したことの重大性を説明しました。
また2020年に当時の菅義偉首相が「2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロにする」という「2050年カーボンニュートラル」を掲げたことにも触れ、「これによって政府内も産業界も空気がガラッと変わり、この目標に向けて動き出した」と振り返りました。目標達成には火力発電への依存から脱却し、核融合発電への移行が必要だなどと語りました。中川氏は学生らの質問にも丁寧にお答えくださいました。
(広報課)
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