2022.09.20
地域連携センターお知らせ 大学
2022年度城西大学公開講座 第1回「ポストコロナにおける地域介護人材について」を開催しました【地域連携センター】
【写真提供 埼玉新聞社】

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城西大学および城西短期大学では教育研究の成果を広く地域に開放し、高度化、多様化する地域住民の学習意欲と地域社会のニーズに応えるために公開講座を開講しています。

2022年9月20日(火)は、第一回目となる「ポストコロナにおける地域介護人材について」を開催しました。
公開講座の開講式にあたり、白幡晶 城西短期大学副学長より開講の挨拶を行い、本学とともに主催をしております、日本医療科学大学 徳永千尋 教授より、本日の演題の共通テーマについて趣旨説明がありました。
第1部は、城西大学現代政策学部 于洋 教授、株式会社リエイ 小石川高士 人財開発部長、日本医療科学大学保健医療学部 小林毅 教授、城西短期大学ビジネス総合学科 田渕敬光 准教授の4名の講師により専門分野からのお話と、第2部は全体討論が行われました。
「介護保険制度における課題と今後の展望」
城西大学現代政策学部 教授 于 洋

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「介護現場から見る外国人介護人材の活用と課題」
(株)リエイ 人財開発部長 小石川 高士

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「介護ロボットの普及促進と介護人材確保の課題」
日本医療科学大学保健医療学部 教授 小林 毅

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「外国人介護人材の確保と教育-地域連携受け入れ構想-」
城西短期大学ビジネス総合学科 准教授 田渕 敬光

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第2部の全体討論では、外国人介護人材の確保の現状や改善できる点など、地域が受け入れるための考え方や、おもてなしの心で接することで日本を選んでもらえるようにする大切さ、生活しやすいように雇用側が工夫することが大切であることや、日本人の介護資格の合格率の圧倒的な差から、日本語力の向上のために「出前授業」など働きながら日本語を学べる仕組みの導入が必要ではないかなど様々な意見が交換されました。

また、介護ロボットの開発については開発優位、技術優位になり、結果高額であることから現場になかなか採用されない現実や、それを使いこなす人材の確保など様々な課題についても率直な現場の意見が聞くことができました。

少子高齢化が進む社会の中で、介護業界の人材確保は大きな課題です。人材確保のすそ野を広げることはもちろん、今後は専門性の高い介護士の育成も求められます。介護人材を「地域全体で育み、支える」環境を整備するために地域住民の方と深く考察できた公開講座でした。
 
(地域連携センター・広報課)

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