2023.01.02
お知らせ 大学
【速報】【男子駅伝部】第99回東京箱根間往復大学駅伝競走の往路はシード権圏内の9位 5区の山本唯翔選手が区間新記録 5年ぶりのシード権獲得目指して復路へ

20230102箱根駅伝

往路9位でゴールする山本唯翔選手
第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は1月2日、往路が行われました。2年ぶり17回目の本戦出場を果たした男子駅伝部は山上りの5区で山本唯翔選手(経営3)が区間新記録の激走を見せるなど、5時間29分08秒の9位で初日を終えました。3日は午前8時に箱根を出発、5年ぶりのシード権獲得を目指して東京・大手町に向かいます。

1区は2年前の1年時に6区の山下りを経験している野村颯斗選手(経営3)。昨年10月の予選会ではチーム3番目に入り、本戦出場に貢献しました。野村選手は11位ながらトップと29秒差でカバー。エース区間の2区には、進境著しい斎藤将也選手(経営1)が起用されました。斎藤選手は予選会でチーム2番目になると、11月には1万mで28分台の自己新、さらに箱根の別コースで行われた「激坂最速王決定戦」で学生歴代最高タイムで優勝し、一躍新エースに名乗りを上げました。しかし初の箱根本戦、苦しい走りで順位を4つ落としました。

本学駅伝部初の留学生となったヴィクター・キムタイ選手(経営1)は希望通り、比較的平坦な3区の出走となりました。初のハーフマラソンとなった予選会では全体6位の快走で距離の不安を解消しましたが、この日はぺースが上がらず、13位で襷リレー。4区は高校時代からロードに強さを発揮してきた鈴木健真選手(経営1)が起用されました。鈴木選手は粘ったものの、前の選手との差を広げられて往路のキーとなる5区に襷リレー。2年前に区間6位で箱根デビューを果たした山本唯翔選手(経営3)は、激坂最速王決定戦では練習用シューズで斎藤選手に次いでフィニッシュしていました。この日、区間新記録の激走で箱根路を駆け上がりました。運営管理車の櫛部静二監督から「山の妖精になれるんだぞ」と声を掛けられた山本選手は、笑顔を浮かべた後、「よっしゃー」と叫んでゴールに飛び込みました。

3年ぶりで応援制限がなくなった今年、スタート地点の大手町周辺のビル街では、箱根駅伝の“風物詩”となっている各大学の応援合戦が行われ、本学應援團・チアリーダー部も選手たちにエールを送りました。
(スポーツ振興センター・広報課)

 

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山本唯翔選手コメント

「区間賞は絶対取れるという自信がありました。昨年は予選会で敗退していてすごく悔しい思いをして、そこから絶対今年は走るんだという気持ちで練習してきました。今日この舞台で区間新記録まで打ち立てられ、うれしかったです。1年生の時は前に前にという気持ちで走っていたんですけど、今回はシード権内に絶対入るんだという気持ちで前を追っていて、自分の中では納得の走りが出来て良かったです。明日はシード権を獲得してチームが笑顔で終われるようにしたいと思います」

 

区間(距離)     名前(学部学年)    記録(区間順位)        通過順位
1区(21.3km) 野村 颯斗(経営3) 1時間03分13秒(11位) 11位
2区(23.1km) 斎藤 将也(経営1) 1時間08分46秒(15位) 15位
3区(21.4km) Ⅴ・キムタイ(経営1) 1時間02分41秒(11位) 13位
4区(20.9km) 鈴木 健真(経営1) 1時間04分24秒(18位) 13位
5区(20.8km) 山本 唯翔(経営3) 1時間10分04秒( 1位) 9位

 

20230102箱根駅伝

1区 野村 颯斗選手

20230102箱根駅伝

2区 斎藤 将也選手

20230102箱根駅伝

2区 斎藤 将也選手から3区 V・キムタイ選手へ

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3区 V・キムタイ選手

20230102箱根駅伝

4区 鈴木 健真選手

20230102箱根駅伝

5区 山本 唯翔選手
写真:月刊陸上競技提供

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