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躰道部


三次元的な動きのある武道/全員が入学後に体験/部のモットーは「強い技は美しい」

躰道部の皆さん (右から)小野田昇太選手、恩田於羽河主将、谷津更咲選手、笠原えりか選手

恩田於羽河主将

 現在、部員はひところよりだいぶ減って4人。全員が入学後、躰道を始めました。活動は週4回。小学校で空手、中高は剣道をしていたという恩田於羽河主将(化学科4年)は茨城県の水海道第一高校出身。「高校生のころ、ユーチューブでちょこちょこ見ていた躰道の部活が大学にあることを知って」入部。「縦横の二次元的な動きに上下を加えた三次元的な動きに面白さがあります」と躰道の魅力を語ります。OBである小林学監督からよく言われている「強い技は美しい」という部のモットーを紹介してくれました。

 躰道とは、沖縄発祥の手(ティー)という空手の祖先のような武道を母体に1965年につくられた武道。実戦や法形(武道でいう型)の中で、突きや蹴り、前転や後転、側転などの基本的な動きにバク転や宙返りといった体操的な動きも行います。個人、団体のほか、展開と呼ばれる競技も。城西大学では、春の演舞や高麗祭でのパフォーマンスでおなじみです。
 「部のインスタやツイッターを見て入った」というのは、上尾橘高校出身の谷津更咲さん(経営学部3年)。高校1年の時は体操部、2、3年生はバレーボール部だったという谷津さんは「元々アクロバット的な動きに興味があり、入部しました。上下関係があまりなく、部活の雰囲気は最高です」。この春に一番の目標だったという黒帯を取った谷津さんは、10月の全国学生大会で優勝を目指しています。

 もう一人の3年生は次期主将候補の小野田昇太選手(経済学部3年)。本庄高校出身の小野田選手は中高で柔道を経験。武道系の部活に入りたいと思っていた小野田選手は、頻繁にSNSを更新していた躰道部が「格好よく面白そう」と入部しました。「武道系ならではの精神的な面でも体力的にも成長できました」と語る小野田選手。「武道系は上下関係が厳しいというイメージがあると思いますが、そういうイメージを取っ払ってフランクに何でも話し合える雰囲気の部活にしていきたい」

 ルーキーは笠原えりかさん(短大1年)。越生高校3年の時に本学の進路ガイダンスで勧められて入部したという笠原さんは、6月にあった埼玉大会の新人法形で1位になりました。「初めての運動部で最初は戸惑いましたが、先輩方のおかげで躰道が好きになりました。体力がついて川角駅から大学までの道のりがとても楽になりました」と声を弾ませました。

◇プロフィール
部員数:4人
部 長:佐藤純訟
監 督:小林 学
コーチ:植田恵理子
主 将:恩田於羽河(化学科4年)

(スポーツ振興センター・広報課)