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弓道部


「一本への意識を高く」/オンとオフの切り替えが大切/自分自身と向き合うスポーツ

弓道部の皆さん

今シーズンは18人の部員が、総合体育館の弓道場で腕を磨いています。チームモットーは「一本への意識を高く」です。

岩舘真主将

 主将の岩舘真選手(現代政策学部3年)は、岩手県の黒沢尻北高校出身。小中で柔道を経験した岩舘主将は高校でも「何か武道をやってみたい」と弓道部に入りました。2年生の時に全国大会への出場権を得ましたが、コロナ禍で大会が中止に。3年生の時は出場権が得られず、「悔いの残る結果」となって大学でも弓道を続けることに。大学での弓道について、「高校の時は当たればいいなと物理的に方向を探すという側面がありましたが、大学では頭で引くというか、道具をどう使うかといった側面が大きい」と語ります。「この1本を当てたら勝つという時に、自分がそれまでつくってきたものを出し切ることができるか。そうした精神面を鍛えられるというのも弓道の魅力の一つなのかなと思います」

 部の雰囲気については「オフの時は和気藹々、みんな仲良くやっています」と語る一方で、「ただ、なあなあでやってはほしくない。オンの場である練習は、自分で自主的に練習してきた部分、自分でつくってきたものを実践する場。オンとオフの切り替えが大切」と付け加えました。

篠原琴美選手

 女子は5人。リーダー格は唯一の3年生の篠原琴美選手(経営学部)。両親と長姉が経験者で、「必然的に始めた」という弓道を川越初雁高校で始めました。途中ブランクがあったものの、高校の先輩たちが活躍していた城西大学で弓道を再開しました。「敵は自分というか、自分自身と向き合わないとうまくいかないスポーツ。自分自身と闘えるところが弓道の魅力」と語る篠原選手。「自分はメンタルが弱いので、周りと比べることなく、呼吸や動作、目使いなど基礎練習をずっとやっています」。チームは「やる時はしっかりやる厳しい雰囲気はありますが、みんな仲が良くチームとして固まっています」と語りました。

 弓道部はかつて、各種全国大会で男女とも優勝、準優勝の輝かしい実績を残しています。現在の部の秋の目標は男子が所属する関東リーグ1部で1位獲得。女子は関東リーグ2部で優勝して1部昇格です。男子は3つある1部リーグの各1位で争う決勝大会で勝てば、過去に準優勝したことのある伊勢神宮での全日本学生弓道王座決定戦が待っています。篠原選手は「(女子は)1部昇格が目前に迫ってきていると思います。チームの特長である他校を圧する応援の声の大きさで1部昇格を勝ち取りたい」と意気込んでいます。
◇プロフィール
部員数:18人
部 長:上田秀雄
監 督:町田文利
コーチ:田村直樹
コーチ:神山海斗
主 将:岩舘 真(現代政策学部3年)
主 務:榎 竜聖(経営学部2年)

(スポーツ振興センター・広報課)

練習風景