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水泳部編


【体育会クラブ】強豪団体以外の体育会クラブをシリーズで紹介する「Let’s SPORTS」がスタート/第1弾は水泳部とバレーボール部にフォーカスしました

「楽しく強く」をスローガンに1部昇格をめざす/チアリーダー部と兼ねるマネージャーも

水泳部の選手たち  手前左は志村コーチ  手前右は女子マネージャー

 「楽しく強く」――。体育会水泳部のスローガンです。総合体育館の温水プールで、厳しく時に和気藹々と練習に励んでいます。コーチとして指導しているのは、埼玉県水泳連盟ジュニア委員会の競技部副部長を務める志村学さん。3、4年前は、全国ラインキングのトップ10に入る選手もいましたが、現在は競い合ってランクを上げている段階。志村コーチは「地道に練習を重ねて、少しでも選手たちのランクが上がって、3、4年前にレベルに戻していければ」と抱負を語ります。

武智信能介選手(現代政策学部3年)

島野孝亮選手(経営学部2年)

 現在、部員は男子選手10人と女子マネージャー5人の15人。新チームの主将には、花咲徳栄高校出身の武智信能介選手(現代政策学部3年)が就任しました。自由形中距離が専門の武智主将は、高校時代のコーチに「大学でも競技を続けてみないか」と勧められたことがきっかけで入部。武智主将は「タイムを競い合うことで、自分を高めていけるところ」と水泳の魅力を語り、部の特長として「先輩が後輩に『この授業いいよ』とか、みんな優しく話しかけやすい。本当に仲がいいんです」と付け加えました。

 個人メドレーが専門の島野孝亮選手(経営学部2年)は埼玉栄高校出身。「城西大学にバタフライの強い選手がいて、自分もここで速くなりたい」と入部。「水泳は個人種目ですが、ライバル心を持ちながら励まし合って一緒に泳ぐことで、チームの士気が上がっていくところが、水泳の魅力」と語ります。

原優花さん(経営学部2年)

 女子マネージャーは5人。原優花さん(経営学部2年)はチアリーダー部と兼務しています。幼稚園から水泳をやっていた原さん。高校に水泳部がなかったため、チアリーダー部に所属。城西大学でもチアリーダー部に所属しましたが、選手から声を掛けてもらって、マネージャーなら兼務可能と知って入部しました。「この部は、学年に関係なく、しっかりコミュニケーションが取れているのが特長。普段の練習や大学生活でもコミュニケーションをとって、選手をサポートしていきたい」と抱負を語ります。
 水泳部は現在、関東学生連盟の2部に所属していますが、今シーズンから、これまでの4部制から2部制となり、2部内の競争激化が必至です。これから夏にかけて公認記録会や選手権大会が続きます。部では、チーム力の底上げのためにさらに選手とマネージャーを募っています。武智主将は「切磋琢磨しながら、1部昇格をめざしたい」と言葉に力をこめました。


◇プロフィール
部員数:15人
部 長:高橋欣也
監 督:水野加寿
コーチ:志村 学
主 将:武智信能介(現代政策学部3年)
選手兼主務:近内 輝(経営学部2年)
(スポーツ振興センター・広報課)