専攻紹介
ジェネラリストかつスペシャリストを養成するカリキュラム。
Pharma-Nutrition(薬学分野と食品・栄養分野の融合分野)の視点で医学、薬学、栄養学の領域を広く俯瞰し人々の健康増進に寄与できるきわめて高度な専門職業人の育成を目指します
生命科学の全体像を学んだ薬科学分野のジェネラリストとして、またスペシャリストとして、豊かな学識と高い専門性を養うことができるよう、カリキュラムに配慮がなされています。高度先端薬科学特論、レギュラトリーサイエンス特論およびドライリサーチ特論を共通の必修科目としたうえで、「高度薬科学分野」「高度医療栄養学分野」の2分野を基本として構成されています。履修科目の選択により、①安全性を考慮した医薬品・香粧品分野の開発・研究・製造・情報提供、②安全性を考慮した機能性食品の開発・研究・製造・情報提供、③食品と食品の組み合わせ、医薬品との組み合わせを生理学的・薬動力学的・毒性学的評価についての研究・情報提供などができる、高度な専門職業人を育成します。前期課程薬科学攻・医療栄養学専攻の講義・実験科目の履修に基づき、基礎的研究を重視する履修科目を多くすることによって、各分野に特化した「研究職・大学教員」を目指したり、レギュラトリーサイエンス特論およびドライリサーチ特論の履修によって、社会問題を浮き彫りにして応用研究へつなげる高い問題解決能力を養うなど、さまざまなコース設定が実現できます。そのため、基礎分野から応用分野まで対応できる教員を配置しています。
Pharma-Nutrition(薬学分野と食品・栄養分野の融合分野)の視点で医学、薬学、栄養学の領域を広く俯瞰し人々の健康増進に寄与できるきわめて高度な専門職業人の育成を目指します
生命科学の全体像を学んだ薬科学分野のジェネラリストとして、またスペシャリストとして、豊かな学識と高い専門性を養うことができるよう、カリキュラムに配慮がなされています。高度先端薬科学特論、レギュラトリーサイエンス特論およびドライリサーチ特論を共通の必修科目としたうえで、「高度薬科学分野」「高度医療栄養学分野」の2分野を基本として構成されています。履修科目の選択により、①安全性を考慮した医薬品・香粧品分野の開発・研究・製造・情報提供、②安全性を考慮した機能性食品の開発・研究・製造・情報提供、③食品と食品の組み合わせ、医薬品との組み合わせを生理学的・薬動力学的・毒性学的評価についての研究・情報提供などができる、高度な専門職業人を育成します。前期課程薬科学攻・医療栄養学専攻の講義・実験科目の履修に基づき、基礎的研究を重視する履修科目を多くすることによって、各分野に特化した「研究職・大学教員」を目指したり、レギュラトリーサイエンス特論およびドライリサーチ特論の履修によって、社会問題を浮き彫りにして応用研究へつなげる高い問題解決能力を養うなど、さまざまなコース設定が実現できます。そのため、基礎分野から応用分野まで対応できる教員を配置しています。
ページ内目次
2つの研究分野
高度薬科学分野
薬粧品動態制御学、皮膚生理学を基盤として、医薬品と香粧品機能の解明にかかわる領域を研究・教育の対象とし、生活者の視点に立った、安全性を保障できる医薬品・香粧品の研究・開発、製造などを行う能力の養成を目指しています。また、生物有機化学、生物薬品科学を基盤として、医薬品・食品の安全性を確保した開発・研究の方法論を学び、将来あるべき開発・研究の方向性についてを研究・教育の対象として、医薬品・食品の開発・研究などに携わることができる能力の養成を目指しています。
天然物化学講座 | 医薬品のほか、化粧品や食品の機能性原料として用いられる天然素材が秘める機能性を含有成分の観点から解き明かす研究 |
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生物有機化学講座 | 生物活性天然物を基盤とした創薬リード化合物の探索及び合成研究 |
生体分析学講座 | 生体成分分析法および各種酵素活性測定法の開発と応用に関する研究 |
生物薬品科学講座 | プロリン含有ペプチドの上部消化管に対する影響 ピロリ菌除菌に有用な物質の探索 |
薬粧品動態制御学講座 | 未病と健康に寄与する医薬品・化粧品の機能評価と送達システムに関する研究 |
皮膚生理学講座 | 健康な皮膚の維持に向けた表皮内因子の解析、並びにスキンケア素材関連研究 |
栄養生理学講座 | 脂質の栄養生理学的役割の解明と生活習慣病や加齢に伴う疾患の予防・治療効果の組織学的解析 |
機能性食品科学講座 | 機能性成分の生体機能に与える影響と機能性食品の安全性・効能評価に関する研究 |
薬剤作用解析学講座 | 薬剤作用を修飾する諸因子の解析および医薬情報のデータマイニング |
薬品作用学講座(GKD) | 白血病細胞に対する新規有機ヒ素化合物ダリナパルシンの抗腫瘍活性および適用拡大に関する研究 天然化合物およびその誘導体による既存抗がん剤の殺細胞作用増強機構に関する研究 |
高度医療栄養学分野
分子栄養学、食品機能学、食毒性学、生体防御学、臨床栄養学、病態解析学、予防栄養学、栄養教育学、薬物療法学を基盤として、食品、薬、栄養、保健、医療などをテーマに、ウエットやドライの研究手法を用いて医療栄養学に関わる高度な教育と研究を進めています。疾病予防や治療補助に有効な機能性食品の設計•開発•製造ができる能力、疾病の発症や栄養機能応答生の違いなどの情報を発信できる能力の養成を目指しています。
臨床栄養学講座 | 生活習慣病に対する各種栄養素の影響 メタボリック症候群の効果的な栄養治療の確立 |
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病態解析学講座 | 消化管の病態改善と恒常性維持に向けた機能性成分の効果および作用機序の解析に関する研究 |
分子栄養学講座 | 生活習慣病に予防・改善効果を有する食品成分の作用メカニズムに関する分子栄養学的研究 |
食品機能学講座 | 筋骨格系に対する高機能性ペプチドの作用とその分子メカニズムに関する研究 |
食毒性学講座 | 食品成分とその有害作用(食毒性)の評価 食毒性を制御する食品構成や薬物療法の検討 |
生体防御学講座 | 酸化ストレスに起因する疾病を予防・改善する食品と医薬品に関する研究 生体内の免疫能に影響を与える食品・食品成分の評価 |
予防栄養学講座 | 地理情報システムおよびベイズ型Age-Period-Cohort分析を利用した健康情報の視覚的、統計学的解析 |
栄養教育学講座 | 個人ならびにその環境を考慮したテーラーメイドの栄養教育方法に関する研究 |
薬物療法学講座 | 食品と医薬品の相互作用 栄養状態と医薬品の相互作用 |
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人材養成の目標
薬科学専攻は、下記いずれかの素養を身につけた高度な専門職業人の育成を目指します。
- 安全性を考慮した医薬品・香粧品の開発・研究・製造・情報提供ができる
- 安全性を考慮した機能食品の開発・研究・製造・情報提供ができる
- 食品、食品の組み合わせ、食品と医薬品の組み合わせを生理学的、薬動力学的、毒性学的に評価する研究・情報提供ができる
修了後に予想される進路
多くの企業、研究機関から有望な人材として期待されています。
- 大学等の教員・研究者
- 製薬会社における医薬品・病態食の開発・研究に携わる研究者・技術者
- 香粧品会社における化学品の安全性に携わる研究者・技術者
- 食品会社における機能性食品・病態食の開発・研究・製造に携わる研究者・技術者
- 保健・医療行政等でレギュラトリーサイエンスに携わる専門家