データサイエンス+数学とヒトとの協創で未来をつくる 東京・紀尾井町キャンパス 理学部情報数理学科  2025年4月開設予定(設置構想中)※設置計画は予定であり、内容に変更がある可能性があります。
データサイエンスって何?

データサイエンスとは、膨大なデータを収集・整理・分析し、そこから有益な知見を引き出す学問や技術分野のこと。数学や統計学、プログラミング、機械学習などを駆使してデータを解析し、予測や意思決定の支援、問題解決に役立てます。ビジネスでも行政でも幅広い分野で応用されており、特に近年ではデジタルトランスフォーメーション(DX)の一環として、企業の競争力向上に寄与しています。

INDEX未来をつくるための
5つのElements

Elements 1 数学に基づくデータサイエンスの強み アイコン

Elements 1
数学に基づくデータサイエンスの強み

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Elements 2 4年間の学びの流れをつかもう アイコン

Elements 2
4年間の学びの流れをつかもう

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Elements 3 インターンシップで社会を知ろう アイコン

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インターンシップで社会を知ろう

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Elements 4 「協創」でもっと未来は広がる アイコン

Elements 4
「協創」でもっと未来は広がる

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Elements 5 学んだことを活かそう アイコン

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学んだことを活かそう

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Elements 1数学に基づく
データサイエンスの強み

学部設立時から応用数学の教育に力を入れている城西大学ならではの、
数学的思考力をもった情報数理のエキスパートとなる学びに取り組みます。
企業や行政で使用している実データを活用し、社会課題を解決する実践的な学びができることが大きな特長です。

専門科目群の3つの分野

応用数学 計算科学 最適化の数理 離散数学 離散的最適化 応用数値解析 暗号理論 ゲーム理論 数値解析基礎 符号理論 統計学・データサイエンス 確率・統計 データサイエンス入門 数理データサイエンス 多変量データ解析 応用統計学 時系列解析 人工知能の数理 最適化理論と深層学習 統計・データサイエンス特別講義 情報科学 アルゴリズムとデータ構造 論理演算と算術演算 プログラミング入門 プログラミング 応用プログラミング 情報社会 オートマトンと形式言語 データベース 計算機構成論 計算論理学 量子計算 協創力 協創力体験演習 協創力実践演習

実データ解析力が身に付つく!

数学的素養に基づいて身の回りの様々なデータを的確に解析できるよう、社会での情報の位置付けを知り、コンピュータの中身を理解し、データ構造やアルゴリズムの基礎から応用に結びつけ、データベースを使いこなし、深層学習等の最先端の情報技術に関する実力を身に付けることができる一連の授業が用意されています。

情報数理学科準備室長 横田 治夫 特任教授

【専門・研究分野】情報工学/データ工学/データベース/
データ解析/医療データ解析

Elements 24年間の学びの
流れをつかもう

4年間の学びの流れをつかもう
  • 上記のほか、グループワーク形式で課題発見や課題解決に取り組む活動を行う授業や、
    実務家を外部講師として招き実社会における課題について実践的に学ぶ授業があります。

ピックアップ授業

プログラミング

主要なプログラミング言語Cを使って、数学や物理に関する様々な問題を解くプログラムを作成します。Cの基本的な文法を学ぶ他、コンピュータによるシミュレーション結果を可視化して理解を深めるために、OpenGLを用いた二次元コンピュータ・グラフィクスの手法についても習得します。

最適化理論と深層学習

現実の多様な問題には、ロボットの自律動作、物流ネットワークの効率化、金融市場の予測と取引戦略、エネルギー消費の最適化など、我々の行動が環境と相互作用する現象が存在します。それらの行動の最適化を深層学習に応用することで、複雑な環境下での意思決定を可能とする方法について学びます。講義では理論と実践を織り交ぜ、現実の諸問題に取り組むスキルを身につけます。

多変量データ解析Ⅰ・Ⅱ

複数の変数からなる多次元データの各変数間の相互関連性を分析するために、重回帰分析やクラスター分析といったさまざまな分析手法について学びます。各種分析手法の特徴とその理論的背景を理解するとともに、統計解析ソフトRやPythonなどのプログラミング言語を用いてデータ解析に取り組みます。

プログラミング

主要なプログラミング言語Cを使って、数学や物理に関する様々な問題を解くプログラムを作成します。Cの基本的な文法を学ぶ他、コンピュータによるシミュレーション結果を可視化して理解を深めるために、OpenGLを用いた二次元コンピュータ・グラフィクスの手法についても習得します。

最適化理論と深層学習

現実の多様な問題には、ロボットの自律動作、物流ネットワークの効率化、金融市場の予測と取引戦略、エネルギー消費の最適化など、我々の行動が環境と相互作用する現象が存在します。それらの行動の最適化を深層学習に応用することで、複雑な環境下での意思決定を可能とする方法について学びます。講義では理論と実践を織り交ぜ、現実の諸問題に取り組むスキルを身につけます。

多変量データ解析Ⅰ・Ⅱ

複数の変数からなる多次元データの各変数間の相互関連性を分析するために、重回帰分析やクラスター分析といったさまざまな分析手法について学びます。各種分析手法の特徴とその理論的背景を理解するとともに、統計解析ソフトRやPythonなどのプログラミング言語を用いてデータ解析に取り組みます。

Elements 3インターンシップで
社会を知ろう

データサイエンスやAIが現実社会でどのように使われているか、
日本全国各地の企業・自治体でのインターンシップを通して学びます。

インターンシップで社会を知ろう 日本地図

2年次の「インターンシップI」、3年次の「インターンシップⅡ」では、国内の企業や自治体等での実習・研修的な就業体験を含むインターンシップを通じて、社会人として必要な能力を高め、自主的に考え行動できる力を養います。インターンシップ先の事業内容もさまざまなので、具体的に将来を描くことにつながるはず。

首都圏外でのインターンシップを応援!「地方インターンシップ奨学金」

地方でのインターンシップでは交通費や宿泊費も気になるところ。その金銭的な負担軽減のため「地方インターンシップ奨学金」を設けています。身につけた知識・経験があれば、どこでも働ける。そんな気持ちも醸成します。

Elements 4「協創」でもっと未来は広がる

城西大学の建学の精神は「学問による人間形成」。
周りの人と協力でき、新しいものを創発できる『協創力』を育みます。
全学部の学生が社会問題の解決に取り組む授業を通して、
たくさんの可能性が広がっていきます。

協創力とは

多様な人々の言葉に耳を傾け、自分の考えを伝えながら交流することによってお互いを理解し、
尊重し、皆と協力して新しい価値を
創り出していこうとする力。

協創力を養成する目的として、全学共通基盤科目として全学共通必修科目を2024年4月より
新たに開設し展開しています。

  • ・1年次:協創力体験演習Ⅰ
    (協創のための土台づくり)
  • ・2年次:協創力体験演習Ⅱ
    (協力できるスキル)
  • ・3年次:協創力実践演習
    (協創できるスキル)

上記の科目では、学部学科の垣根なく、文理融合の少人数のグループ編成を行い、アクティブラーニング型で授業を行っています。

Elements 5学んだことを活かそう

「数学」×「データサイエンス」で、
社会課題を解決!
幅広い業種で活躍できる未来が待っています。

MATCHING

数学×データサイエンス物流

日本の輸出入は重量ベースでは海上輸送がほぼ100%。世界情勢や経済動向、気候変動がダイレクトに輸送スピードやコストに影響するので、先を見越した運航ルートの検討やリスク回避の対策が必要です。こうした輸送の最適化のほか、船舶の点検保守などでビッグデータが利活用されています。データを駆使すれば無人で運航することも可能になるかも?!

数学×データサイエンス創薬

新薬開発にはコストの上昇や既存の手法での開発率の低下といった課題があり、AI技術を駆使して研究・開発を行う「AI創薬」に注目が集まっています。世界にはすでに臨床試験の段階にある開発品も。薬学に関する知識だけではなく、診療データやゲノム情報、ヘルスデータなどの蓄積されたデータを解析するAIに関する知識を持つ人が求められています。

数学×データサイエンスコスメ

化粧品業界でも、顧客のクチコミデータに基づく新商品の需要の予測や、個々の顧客の化粧品の組み合わせに関するデータを活用する事例が増えています。身近な例としては、美容相談ができるチャットやパーソナルカラーの診断アプリなど。未来ではもっと、さまざまな肌の悩みに応え、メイクによる自己表現の幅を広げることができるかもしれませんね。

数学×データサイエンス観光

観光庁が旗振り役となり、旅行者の利便性向上や周遊促進、観光産業の生産性向上、観光地の経営の高度化において「観光DX」が推進されています。道路の混雑状況や旅行者のクチコミなどSNS のデータを蓄積・分析することが、旅行者の動きを分散したり、新たな観光名所を提案したり、住人にとっても旅行者にとっても街の魅力を高めることに役立ちます。

数学×データサイエンスまちづくり

自分の地元の高齢化と過疎化が進んでいる、そこにUターンするとしたら…?少子化によってバスの運行数が減り、車を運転できない高齢者が困っているという状況で、その課題解決のために必要なデータは何か。例えば、スマホの位置情報の解析による人流データや、ポイントごとの消費データを使って、課題解決のビジョンの根拠とすることも可能です。

数学×データサイエンス教育

教育現場での課題を解決するにもデータサイエンスの活用が鍵を握っています。例えば生徒一人ひとりの学習状況をデータで詳細に把握し、苦手分野に対して適切な学習支援を行うことで、その効果を測る試みも行われています。データの力が教員の長時間労働の解消や、生まれた余裕でface-to-faceのきめ細かな指導につながっていくかもしれません。

想定する進路

情報・通信サービス業/システムエンジニア/IT 系コンサルタント/データサイエンティスト/中学校教諭(数学)/高校教諭(数学・情報)/金融/公務員 など

close up!

「情報」も「数学」も。両方の
教職免許状の取得をめざせる!

学びの拠点は、
東京都千代田区紀尾井町

近隣にはビジネス街や官公庁街が広がり、
日常の学びはもちろんのこと、
インターンシップや就職活動にも便利な立地です。