学生Journal
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Student Life
タイ国際文化研修(3月1日〜3月16日)
様々な文化を体験
今回は、2日目のシーナカリン鉄道市場というナイトマーケットに行った際の様子を紹介。1000軒を超える屋台に、古着やビンテージ、骨董品など、さまざまな商品がそろっています。もちろん、美味しいタイ料理も!
学生たちも、買い物したり、バーで食事したりと充実した時間を過ごしました。サソリを食べる学生の姿も!
当初の予定では、17時から20時までの3時間滞在の予定だったのですが、見どころが多すぎて「時間が足りない!」との声で、21時30分まで延長するほど。
宿泊施設に帰る頃には、ぐったりと疲れ切っていました。地元で人気のナイトマーケットで、タイの雰囲気を感じることができました。
見るものすべてが新しい!
毎日が発見です!
学生ボランティア団体助成事業で表彰されました
表彰状授与
集合写真
記念撮影
ソーシャルひだかんファレンス2023に学生が参加しました
発表1組目
ソーシャルひだかんファレンス2023年に学生が参加し、賞を頂きました。この会に学生が参加をしだしたのは2022年からです。司会や当日までの運営などに参加していましたが、今年は、ソーシャル・ビジネスの提案ということで3組が発表し賞をもらうことができました。
この3組は、現代政策学部の講義、コミュニティビジネスの中で履修者全員がビジネスプランを考え、そして、その中で最も優秀と選ばれた3組です。その後、日高の青年商工会議所から紹介を受けた企業様に指導や提案を受け、内容により磨きをかけて最終的に発表しました。
発表2組目
表彰
ボランティア活動報告
入西地域交流センターでの文化祭に、城西大学から6名の学生が参加しました。
4年ぶりの開催とのことで、多くの地域の方々がご来場され、盛り上がりました。
内容としては、うどんの調理補助、提供補助、POPの作成、食券販売・物品販売補助、リサイクルステーション補助を行いました。
うどん販売では完売することはできませんでしたが、多くの来場者の方にご満足いただけました。
物品販売補助の方では、事前に用意された商品を全て売り切ることができました。
今回は4年ぶりとのことで、うまくいかなかった点などを交流センターの方と共有しながら継続的に参加していきたいと思います。
ただいま準備中
一息、みなで休憩中です
今月も、SDGS坂戸こども食堂でのハロウィンイベントに城西大学から4名の学生がボランティアとして参加してきました。事前にこども食堂周辺の民家に配布させていただいたおかしを仮装をした子供たちが練り歩いてもらいにいき、戻ってきてからもらったお菓子を食べたり、ビンゴ大会を行うイベントでした。
日程的に坂戸市内小学校の行事が重なり、特に小学生が来れず、小さい子が多かったです。
今回も来場いただいた方に満足いただくことができました。
実施した「みんなで花火&焼きそば」イベントは大成功でした!
沢山の子供達が来てくれて、現代制作学部からは3名参加しました。他大学の大学生のボランティアさんにも手伝ってもらったおかげで、ケガなく無事終えることができました。
当初一日雨の予報でしたが、子供達が来る前に木の伐採をしたりして綺麗にしてからイベントをスタートでき、イベント終了まで天気が持ったのでよかったです。
手持ち花火やヨーヨー釣り、お菓子釣り、焼きそばを楽しんでくれて、沢山の笑顔を見ることができて嬉しかったです。
一緒に作業
子供と将棋(強い!?)
ゼミ1合同(市川、小野、リッチー、柳澤)で就職直前ガイダンス
学生を応援中のリッチー先生
現状説明してくれている小野先生
学部統一模擬試験が行われました(2年)
学年順位がでることもありますが、毎年行っていることもあり、個人の成長がわかるのも特徴です。
夏祭り自分でつくる 子供食堂の縁日に参加しました
坂戸市市民協働推進会議で決定した坂戸市と市民の協働事業、坂戸ふれあい食堂の夏祭りにて、城西学生ボランティア4名が活動しました。10時からテント設営、買い出しなどの準備を行い、昼食を頂きました。1時から始まった夏祭りでは30人近くの子供達が集まり、わたあめ、ナルト巻き、スイカ、焼きとうもろこし、かき氷、お菓子などを提供し、無事に夏祭りを終えることができました。その後ふれあい食堂の方々からきゅうりやわたあめなどの御礼をいただきました。
(2年金澤)
第29回サマーカーニバルin鶴ヶ島に参加
現代政策学部 ボランティア活動開始!
上広谷第一自治会様の夏祭りにて学生ボランティア6名が参加しました。
御神輿を担がれた方への接待としてお茶、スポーツドリンク、お酒やお菓子、おつまみといった品々を提供したり、子供御輿に参加した子供たちにお菓子とチューペット(アイス)を渡したりしました。子供神輿のサポート、運営補助をさせていただきました。その他にも、協賛いただいた方のお名前と金額を掲載する掲示の補佐を致しました。
学部のトップページ
無事にお祭りの運営を補佐でき、自治会の皆様からも御礼をいただきました。
文章および写真撮影 1年 田口さん
オープンキャンパス開催
クッキーのデザインです
学生の発案でつくった世界にここだけ、皆さんのためだけにつくったクッキーです!
合同ゼミにて国会見学
学部トップページ
江ソフォモアと柳澤ソフォモアで交流会が行われました。
まずは自己紹介を兼ねて教室でクイズや〇〇度をチェックしてみました。今回の〇〇度は意地悪度チェックです。意地悪度90%から20%までをチェック。意地悪度合でメンバー分けです。
軽く自己紹介した後は、移動してバトミントン大会です。ハイタッチが飛ぶなどかなり盛り上がっていました。
2022年11月 来年度のゼミ募集が開始されました。
ゼミの面接や課題は各教員によって方法が違います。今年は、ポスターを掲載するなど、新しい試みもありました。
ゼミ面接は、グループ面接など様々な方法によって行われています。2年生の後半、とても悩んで決めているようです。今回、1次募集となりますが、1次で決定しない場合は2次、3次まで募集はあります。
過去の学生journal
2022年10月 高麗祭での学生活動
2015年から参加している坂戸鶴ヶ島児童作品展です。昨年から、坂戸文化会館から会場を城西大学水田美術館に変更して開催しています。学生が会場の準備や、飾りつけを行っています。
・山口すすむ議員
・小川直志県議
・坂戸、鶴ヶ島両市長
・坂戸、鶴ヶ島両教育長
お忙しい中、お越しくださいました。水田美術館の館長藤野学長もご挨拶に来てくださるなど、学生の活動を応援に来てくださいました。
2022年7月/卒業生からのお便り♪
2021年度卒業生の高橋です。大学を卒業して早くも2ヶ月が経ち、社会人生活にも少しずつではありますが慣れてきました。まだまだ勉強するべきことが多い未熟者の私ですが、今はドン・キホーテで働いています。
1. 大学生と社会人の違い
これまでの2ヶ月の業務で感じた大学生と社会人の一番の違いは責任の大きさだと思います。これはどんな会社でも同じだと思いますが、特にドン・キホーテの場合は各店、各従業員の権限が大きく、売り場のアイデアや仕入れる商品の種類、価格、数に至るまで従業員が決めることができます。この自由さがドン・キホーテで働く「楽しさ」ではあるのですが、それだけ従業員の責任は大きくなります。これは大学生活の4年間で味わえない要素なので、この環境でどこまで楽しみながら仕事ができるか挑戦したいと思っています。
2. 就職先で頑張っていること
今、私がドン・キホーテで特に頑張っていることは家電を主に担当しているのでリサイクルや配送などの法律、ルールなどをいち早く覚えることです。とにかく細かく厳守のルールなので、これをいち早く覚えなければなりません。また、商品の売れ行きの数値を見ながら売り場の展示方法や場所を変えるなどの試行錯誤を繰り返しています。そんな中で一番大切にしていることは店舗に来られるお客様が快適にお買い物することができるような店舗にすることです。例えば、POPの漏れを防いだり商品の整理整頓をすること、お店の清掃などを常日頃心がけています。
私の中で一番心に残っている城西大学での思い出はやはり新型コロナウイルスで学生生活、授業がガラッと変わってしまったことです。これにより、友人や先生方と大学で会うという当たり前の日常が失われ、自宅でのオンライン授業が中心になりました。慣れないTeamsやZoomでの授業に自宅で一人苦戦しました。また、そんな中で始まった就職活動も友人とメールなどで情報交換はしつつも会うことができない中、就職先が決まるか不安でいっぱいでした。すると、結果的には努力が実り無事に就職することができました。
また、コロナ禍になってもコツコツと努力することにより城西大学奨学生に2回選ばれたことや学部を代表して学位記授与式にて学位記の授与を受けた際も自分の努力が報われ、自信に繋がったのも良い思い出です。
Freshman SeminarからResearch Seminar IIまでの4年間お世話になったリッチー先生には大変お世話になりました。特に2年次のSophomoreではまさかの一対一の授業となり、川越駅周辺や大学周辺での研究を丁寧にご指導して下さったことが昨日のことのようです。コロナ禍となり、オンライン授業が主流になる中、常日頃健康面まで気遣って下さいました。つい先月も私が働くお店に訪問してくださいました。本当に嬉しかったです。ありがとうございます。その際に頂いた激励の言葉を胸に頑張ります。
城西大学 現代政策学部 社会経済システム学科
2021年度卒業生 髙橋 宏太
卒業生の皆さん、元気です!というお便りがあると教員はとても嬉しくなります。是非、お便りください。お待ちしています。
2022年6月/サークル活動も本格化!
現代政策学部2年 奈良田君
隷書を勉強中
学生生活の紹介(書道サークル)
城西大学書道サークルは、2021年に出来た新しいサークルです。毎週金曜日、図書館で(16時50分~19時00分まで)経済学部の鈴木雅勝先生ご指導の下、5名で活動しています。
コミュニケーションの向上はのみならず、多くの書体(楷・行・草・篆・隷)を学び、メンバー内で試行錯誤することは、一生の宝物になります。また、集中力を高めることもできるので、学生生活にも役立つと思います。今後、全国の書道展に出品することを目標に活動していきたいと思います。初心者も大歓迎です。私達と一緒に書道の素晴らしさを体験しましょう!お待ちしております。
2022年5月/やっぱり部活は楽しい!弓道部編
右から
3年 岸 遼河(土屋ゼミ)
2年 井上 陽(土屋セミナー)
4年 大内 拓実(淵田ゼミ)
1年 岩館 真 (リッチーセミナー)
2年 大谷 竜也 (佐藤セミナー)
始めは、なかなか的に当たらないこともありますが、弓の感覚が手に伝わる瞬間があります。この瞬間、「イケる!」と感じます。最初は数回に1回だと思いますが徐々に増えていくので、難しそうと思わず見学に来てください。未経験者でも歓迎します!!
2022年5月12日
2022年1月/~政策学概論を履修して~・・・2年 有賀君、土海君
講義お疲れ様でした!
政策と聞いて、具体的なにを扱うのか聞いただけでは分かりませんでした。先生方の配布して下さった資料/動画・グループワークを通じて、政策の主体は国や自治体だけではなく、民間事業や住民自身と連携して取り組みをしていくこと、そして、一人で課題を解決するのではなく皆で話し合うことにより理想と現状の差を縮めたり、自分では生まれないアイディアを生みだしたりすことが出来ると授業を通して感じました。
有賀君:政策学とは何か?
政策学とは何かといった基本的な知識を学びつつ、様々な問題や課題に対する政策的なプロセスを学ぶことができました。また、課題設定、課題発生の理由、目標、解決方法などを学生が主体となって議論していくグループワークでは現状分析能力や実践的な課題解決能力を身に付けることができました。個人的にグループワークでは課題解決に対してあらゆる視点からの意見を交わすことで多様な考え方に触れる良い機会となったと思います。人それぞれの考え方に対して包括的にみていく必要があり、そこに政策学の魅力を感じました。
2022年1月17日掲載
2021年12月/~コバトン記者団体験して~・・・2年 佐藤君
コバトン記者団お疲れ様でした!
共助SDGsコバトン記者団は 埼玉県内の企業・NPO等のSDGS(持続可能な開発目標)取り組みについて取材したことを、発表会で報告、活動レポートをSNSで発信し、共助SDGsの重要性や地域活動の魅力を伝える記者団です。
埼玉県内に在住・在学する小学生から大学生で構成され、私は県内の大学生を代表し、団員として取材活動をしました。
取材活動前、私はSDGsを大学の講義と研究、またインターネットを通じて、SDGsが求められる理由を学習しました。しかし、SDGsの取り組みに参加する機会は、国民一人ひとりの日常生活で触れる場面が少なく感じるため、今回の取材活動を通じて、誰もが簡単にできるSDGsについて学習し、地域住民をはじめ、一人でも多くの方にSDGsの魅力を届けたいと考えました。
特に印象に残った取材は、三富今昔村のリサイクル工場です。NHKワールドの取材のなか、緊張しました。しかし、石坂産業の「ゴミをごみ」にしない取り組みは 私たちの日常生活から出るゴミを、ごみとして捨てるのではなく、きちんと分別、あるいは別の利用方法を見出し再利用することを教えてくれました。(※NHKワールド「RISING」)
イトーヨーカドー アリオ川口店、日本薬科大学などをはじめ、どの取材先も企業または組織によって、企業理念や顧客に提供するサービスは異なるなか、「誰もが住みやすい地球環境をつくっていく」目的は共通であることを知りました。
感染症が流行する時代だからこそ、何もしないのではなく、できることからはじめていくことが、SDGsには求められています。
令和3年度コバトン記者団の活動は終了しました。しかし、大学のゼミと学部の生徒会活動、また自身の研究を通じて、引き続き、SDGsを促進することに努めていこうと思います。
最後になりますが、昨今の状況下、活動を支えてくださった埼玉県、株式会社シュケットに感謝申し上げます。
令和3年度 コバトン記者団活動レポート、取材活動の様子や活動レポートもご覧ください。
2021年12月15日掲載
学生column
こちらのコラムは、これまでの学生コラムに写真をつけたものです。学年はコラム掲載時のものです。
過去のメールニュース、コラム
2020年2月~私にとっての女子駅伝~/4年 三ツ木桃香さん
杜の都駅伝
最終6区で区間賞!
振り返ってみると、4年間の部活動では、伸び悩む時期がほとんどだったなと感じます。中学や高校とは違い自主性が必要な大学スポーツで結果を出し続けるには、相当な高い意識や取り組みが必要で、そこの部分で自分との戦いがすごく大変でした。3歩進んでは2歩下がるような、時には4歩下がってしまうようなことの繰り返しだったと思います。しかし、赤羽監督と赤羽コーチの厳しくも愛あるご指導のおかげで、自分自身の甘さや弱さと向き合うことができ、少しずつですが前進することができました。そして、大学ラストイヤーの駅伝シーズンでは、去年を大きく越える結果を出すことができました。
赤羽コーチの声援を受けて
大学まで競技を続けさせてくれた両親、厳しくも熱いご指導をして下さった監督・コーチ、女子駅伝部の活動を応援してくださった大学の教職員の方、後援会の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。卒業後は新天地での競技生活となりますが、城西大学で過ごした日々や成果に誇りを持って、この4年間の経験で得たことを生かしていきたいと思います。
(4年 三ツ木さん)
2020年1月 ~土屋政策ゼミナールⅠに所属して~/三木くん
左奥が三木くん
土屋ゼミナールでは日本および世界の文化に関わる制度や政策についての基礎知識を習得した上で文化に関わる問題を調査し、自ら取り組みたい課題の発見をし、研究を主に行うゼミです。ゼミ生の研究内容を挙げると、チケット不正転売防止と文化権、若者の読書離れと文化、秩父市におけるアニメ聖地巡礼、観光地としての京都、ネット依存などです。広く「文化」をテーマとするゼミなので、ゼミ生が扱うテーマもバラエティに富んでいます。ただし、身近な地域や社会環境に係わる文化を入り口として、豊かな社会のあり方を考えるという点では共通しており、毎回授業での議論は白熱しています。
私が土屋ゼミナールを志望した理由は、小江戸川越の文化に興味をもっていたからです。学外学習やゼミ合宿を行い、様々な文化を学びに行きます。学外学習では見学場所についての論文を読み、レポートにまとめ見学場所の理解を深めてから学習しに行きます。これをすることにより、見学場所で新たな発見ができると私は考えています。このようなことが出来るのに魅力を感じたことが、私が土屋ゼミを志望した理由です。
3年次では、文化政策に関わる諸問題の解決に向けた提言能力といった汎用性技能、他者と共同して、ゼミナール報告などを行なうことができる力である態度・志向性、コミュニケーション能力の向上を習得することを目標にしています。
汎用性技能はゼミ形式での研究発表で、コミュニケーション能力の向上や態度、志向性はゼミを円滑に運営することにより習得しようと思っています。
これからもゼミ長としての自覚を持ち、何事にも率先して取り組みたいと思います。(三木くん)
2019年12月~地域防災で学んだこと~/柏崎さん、小澤くん、戸口くん
右から柏崎さん、小澤さん、戸口さん
この授業では、普段からの自助・共助・公助の意識が必要なことを学びました。授業ではグループディスカッションの機会が多かったのですが、自分の置かれている環境や不安なことが、他の人とは違うことが分かりました。実家で暮らす私にとっては、家族やペットの安否が不安です。ですが、一人暮らしの人は自分の命を守ることが何よりも不安でした。議論を重ねることで、両者の共通点を見出すように努めました。普段は話さない人と議論し、成果物をつくる楽しさを学びました。(柏崎さん)
2年前の台風で、自宅が床上浸水の被害に遭いました。その時、行政は何もしてくれませんでした。避難の案内もありませんでした。なぜ、行政は動かなかったのか。説明会で話を聞いても納得できませんでした。そのような経験から、この授業を取りました。
災害から身を守るためには冷静な判断が必要です。それでは冷静な判断をするためには何が必要なのか。それは災害に関する知識と正確な情報です。グループワークで、情報をテーマに設定し、グループ全員で話し合いました。一つのテーマからどう話を広げていくのかを考えることが、グループワークでは大事だと学びました。プレゼンテーションでは、台本を作って分かりやすい説明ができるように頑張りました。(小澤さん)
地元の消防団に入っています。地域防災というテーマは消防団の活動にも関係するので受講しました。この講義では、どんな状況でも助け合うことが大事だと学びました。迅速に避難するためには、事前の準備が必要です。例えば、避難ルートの確認、避難の訓練などです。いずれも役割分担と助け合いが必要となります。私自身、消防団員として火災現場に出動したこともあります。隣の家にも火が移るような激しい火災でした。主な業務は、車の誘導や消火栓にホースをつなぐことです。このような役目を本番で焦らずにこなすためにも、自分の役割を理解し、他の団員と助け合うことが重要になります。それができるようになるためには、事前の準備が必要なのです。グループディスカッションで地域の課題を検討する際にも、この役割分担と助け合いが重要なキーワードとなりました。(戸口さん)
2019年11月~インターンシップに参加して~/平子くん
~入り口で待つ平子くん(感謝)~
入学当初、私は大学に入ったら何かチャレンジしようと考えていました。高校時代は受身体質で、自分から何か取り組むということがあまりありませんでした。そんな時、入学後のオリエンテーションでインターンシップに1年生から参加できるということを知り、このチャンスを活かそう・参加してみようかなと考えていました。
参加を決意するには幾つかの理由がありました。1つめに、私は旅行をすることが好きで、旅行代理店という業界に興味があったからです。2つめは、就職に対する不安があったからです。近年は就職率がいいと言うものの、オリンピック後は景気が悪くなるという話を聞き、少しでも早い段階から経験を積んで、就職活動に遅れをとらないようにと思ったからです。
インターンシップを始める前は緊張と不安だらけでした。インターンシップは学生が私1人だったので、社会人の方々と上手くやっていけるか、業務内容に対する知識が不十分なのではと、前日までビクビクしていました。しかし、実際に行ってみるとそんな不安や緊張は全く無くなりました。
業務内容として、5日間のインターンシップのうち、初日と最終日は内勤、2・3・4日目は入社1・2年目の社員の方といっしょに、外回りの営業を体験させていただきました。営業では新規セールスや飛び込み営業がほとんどでした。旅行代理店で飛び込みの営業があるのはかなりの驚きでした。研修先の埼玉支店は、団体旅行のお客様がメインで、企業の社員旅行、学校の修学旅行を取り扱っていました。そのため飛び込み営業は、工場や中小企業へ行き、社員旅行を実施しているかを聞き、パンフレットを渡すというものでした。営業は歩いて周るということをよく聞きますが、本当に歩いて周り、大変さを痛感しました。また、駅周辺のビルは丸ごと企業の事務所が入っており、上の階から1階ずつ降りて全てのフロアの事務所にうかがいました。内勤では、パソコンを使用し、団体旅行で使用するバス会社へ送る行程表の作成や、団体のお客様に送るホテルの案内の作成を行ないました。
PCで入力中!
インターンの経験を踏まえて、私は今後の学生生活において
- 何かをする時は一歩先を見つめ、周りに気を配っていく
- 何か新しい事に挑戦する際に、物怖じせずに堂々とする
- 日々多くの人とコミュニケーションを取る
まだ具体的な進路は全く決めていないので、色々な経験をし、就職活動が始まるまでには業界を絞っていきたいと考えています。しかし、インターンシップに多く参加したからといって就活で有利になる訳ではありません。けれども、自分の中では必ず自信になると思います。観光業界に繋がりのある航空関係、鉄道関係にも興味があるので、来年は、この様な業界のインターンシップに参加してみたいと思っています。
2019年10月~『著作権法案内を読んで』~/池上くん
池上くん
~本学図書館にて~
著作権を侵害したとみなされる行為に含まれるものとして、「権利者に無断でアップロード」、「違法ダウンロード」などがあります。例えば、スマホのアプリ「ミュージックFM」では、誰もが無料で手軽に音楽をアップロード、ダウンロードできる点に特徴があります。運営者は海外におり、被害総額は数百億円に上るとされます。著作権の侵害は、アーティストの創作活動を阻害し、新たな楽曲が生まれ難くなる可能性を持っており、引いては、音楽業界全体の停滞化につながる懸念があります。
しかしながら、問題の大きさに比べて、ユーザーの多くはこの問題に無関心です。理由の一つは、権利者の許可なくダウンロードすることが犯罪であるとの認識が、利用者の間で低いことがあげられます。この認識の低さは、必ずしも利用者本人の認識の問題だけではないと私は考えています。多くの若者にとって、義務教育の場などで、著作権の問題に触れる機会が無いことが、この問題を大きくしていると言えます。
したがって、この問題の解決のためには、著作権に関わる問題を義務教育の場で積極的に扱うことが求められるのではないでしょうか。(池上くん)
2019年9月~ホンダイなスリランカでの2年~/OB・OG 高野くん
高野くん
~スリランカの野球場にて~
私がスリランカで行なっていた活動は大きく2つあります。野球の技術指導と普及活動です。技術指導は主に中高生に行なっていました。日本の学校の部活のように、学校の授業後に練習をしていました。私は南部のゴールという世界遺産のある街に住んでおり、このゴール付近の野球部がある6校を巡回しながら指導を行ないました。その他、普及活動では新しく野球を始めたい学校への道具のサポートや、初心者に向けた野球教室を実施しました。
現地での野球の技術指導の様子
スリランカでの出会いにも感謝しています。現地で出会った方たちは私の大切な友達です。一緒にチームを強くするために頑張ったコーチや、野球もっと広げたいという熱い気持ちを持ったコーチたち、彼らがいなければ私の活動はありませんでした。野球を教える指導者として行きましたが、現地の方から助けてもらい、私自身が学んだ2年間でした。今後、彼らに恩返しできるように、またこの経験を少しでも還元できるようにこれからの人生を歩んでいきます。
2019年8月 福島で生きる!~「伝える」を通じて叶えたい夢~/4年 石井さん
ゼミでプロモーション動画を撮影
メガホンをとる石井さん
私は小学生の時、自分の卒業と同時に学校が閉校することをきっかけに、はじめてこの町の衰退を知りました(同級生が10人でも多いと思っていた当時...笑)。大好きな町から賑わいが薄れていくのを感じることがとても悲しくて、いつか私も東和町の賑わいを取り戻す活動がしたい!!そう考えるようになりました。
となれば大学でのゼミ選びは一択しかない!地域活性化をテーマとした活動で定評のある庭田ゼミナールです。私たちは埼玉県坂戸市と小川町を拠点に、地域プロモーション動画制作、地域ブランド商品開発、地域教育、地域フィランソロピーという4つのプロジェクトで地域活性化を実践しています。教室内で企画を考えるだけでなく、国土交通省や道の駅や市・町の職員の方々とディスカッションしたり、自治会の方を巻き込んだり、地域の方々と交流したり、実際に現場に出て町おこし活動をすることにやりがいを感じています。また、全国プレゼンテーション大会に出場したことで、他大学の活動を知り、多くの刺激をもらうことができました。
学生アドバイザーとして
大学図書館で働いています
そんな中、興味を持ったのはテレビ局。大学での勉強を通じて、地域活性化における情報発信の果たす役割の大切さを学んでいたこともあり、地域密着を大切にしているテレビ局から福島県の様々な姿を県内外に発信することにとても魅力を感じました。
来年4月からは福島県のテレビ局に就職します。まず最初の目標は、大好きな福島で生きていく社会人として、福島のことを多く詳しく語れるようになること。次に、福島県の多彩な地域を取材し、地域の魅力とそこに生きる人たちの夢を発信していく放送人になること。そして、最終目標は、テレビ局の仕事を通じて、そして大学で学んだ知識を使って、ふるさと東和町を活性化し、福島県をもっともっと元気にしていくことです。そのためにも、これからもたくさんの経験を積んで、実際に見聞きしたことをしっかりと吸収していきたいです。
2019年7月 チアリーダー部での活動・・・/2年 深谷さん
深谷さん
チアリーダー部の活動は、野球部や駅伝部の応援、高麗祭などの大学のイベントでのチアがメインです。昨年の高麗祭で、私は初めての演舞を披露しました。大勢の観客から見られている緊張感。本番ではミスできないという緊張感。でも、踊っているうちに楽しい感情が湧いてきました。チアリーディングには、4人1組で行うスタンツという技があります。3人で1人を持ち上げる技です。人を持ち上げるには心を一つにしないとできません。練習をしてきた成果が実り、みんなで技を決めた時の達成感が最高でした!
私がチアリーダー部に入部した時の部員は、3年生が6人と4年生が4人、2年生はおらず、新入生は自分を入れて3人でした。全員で13人という人数は、チアリーディングをする人数としては少ないです。そのため、大会に出場することも難しく、イベントでの活動がメインです。チアリーディングは人数が多いほど、できる技が増えていきます。他大学のチアリーディングを見ていると、人数が多くて技も豊富でうらやましく感じます。今の部員は、私達2年生が3人、チアリーディングほぼ未経験の新入生が7人です。4年生の先輩方は就職活動で忙しい中、練習で指導をしてくださっています。自分も後輩に教える立場になりました。どうすれば後輩に上手く伝えることができるのか、苦労しながら日々の活動に取り組んでいます。今後は、アクロバットな技も身に着けて、チアリーディングの大会に出場してみたいです。(深谷さん)
2019年6月 飯塚ゼミのゼミ長・副ゼミ長紹介・・・/3年 吉田くん、吉井くん
左がゼミ長の吉田くん
右が副ゼミ長の吉井くん
私が飯塚ゼミを選んだ理由は、震災からの復興について、ゼミ合宿を通じて学ぶことができるところに魅力を感じたからです。数あるゼミの中で、唯一ゼミ合宿で被災地を直接訪れ、被災地の復興について詳しく学べることが一番の理由です。
従って、3年次はゼミの活動に最も力を入れて取り組み、ゼミ活動を通して協調性・自主性を高めていきたいと思います。また、レジュメ発表を通じてコミュニケーション能力の向上や論理的思考を身に付けられるよう努力します。
日々のゼミ活動を通じて、広い視野で様々な観点から物事を分析できる力を養いたいと思います。
少人数のゼミですが、力を合わせ、自分たちの将来の為だと思い毎時の授業では真剣に取り組んでいきたいと思います。(吉田くん)
飯塚ゼミナール3年生副ゼミ長の吉井です。飯塚ゼミでは、行政や地方自治の観点から見た被災地復興をテーマに活動しており、復興に興味のある人達が集まっています。私もその一人です。
以前に、被災地で活動している自衛隊の隊員は、自分の食事時間を削ってでも、被災者に食料を配っているというニュースを見ました。東日本大震災の被災地では、いまだ復興作業が行われていることも知りました。そして、今からでも自分にできることかあるのではないか、自分の住んでいるところで災害が起こった時のためにどのような対策を取らねばならないのかと考え始めました。
それからは、被災地の実態や被災当時の詳しい状況などについても少しずつ調べ始め、自分でも支援ができることはないか、理解を深めていきたいと思うようになりました。被災地合宿やレジュメ発表に意欲的に取り組み、知識を更に吸収していくつもりです。(吉井くん)
2019年5月 入学しました・・・/1年 竹村さん、森くん、湯本くん、東さん
(左から)湯本くん、森くん、
竹村さん、東さん
高校と違い大学の授業は90分なのですが、興味のある授業を受けられるので、長いと感じることはなく、内容もとても興味深いので楽しいです。
私は将来、公務員になりたいと考えており、公務員試験対策講座やインターンシップに力を入れているところ、広い分野を学べるところに惹かれ、現代政策学部に入学を決めました。夢を実現させる為に資格取得やボランティア活動にも積極的に参加をし、充実した大学生活になるよう頑張りたいと思います。(竹村さん)
初めは今までと違う環境でしたので分からないことや、緊張することが多かったです。しかし、時間が経つにつれ友人もでき、大学生活が楽しくなってきました。私が頑張りたいことは、学生生活と一人暮らしを両立することです。学生生活では勉学です。現代政策学部ではいろいろな分野を学ぶことができるので、幅広い知識を得たいし、インターンシップなどに参加し職場の雰囲気などを知りたいと思います。また、サークルに入り知り合いを増やしていきたいなとも考えています。
一人暮らしでは家事です。実家に住んでいた頃と違い、今は自分でやらなければならず親の苦労をよく知ることができました(感謝)。目標は料理のレパートリーを増やすことです。
1年後、どうなっているのか楽しみです。(森くん)
フレッシュマンセミナーで
大学周辺を散歩中!!
大学でしてみたいことがいくつかあるので、紹介します。一つ目は、サークルに入り自分の趣味を楽しみながら友人の輪を広げていきたいです。先輩たちとも良い関係が持てたらいいなと思っています。二つ目は、できるだけ多くの資格を取りたいと思っています。せっかく自分の時間がたくさんあるのでチャレンジしてみたいです。三つ目は、アルバイトです。高校まで一度もアルバイトをしたことがなかったので、この機会にしてみたいです。ただ、アルバイトのために学業が疎かにならないようにそこは気を付けて、これからの大学生活を充実させていきたいです。(湯本くん)
現代政策学部では様々な分野を学び、職業に必要な能力、知識、資格について学ぶことができます。地方公務員を目指す私にとって公務員試験対策講座を受けられるのも魅力です。そのようなことから、この大学この学部を選びました。また、一年生から参加できるインターンシップも特徴だと思います。
当初は女子学生の少なさに驚き、友人ができるか不安でしたが、女子学生交流会で沢山の人と話すことができ、良い友人をつくることができました。講義時間は90分。聞くだけで長く感じますが、受講してみると意外にも長くは感じませんでした。受けたい講義を受けたい時間割で受けられるからだと思います。大学は自由ですが高校とは違い自分の責任で全てが決まります。これからの大学生活に責任を持ち、充実した学生生活を送りたいです。(東さん)
2019年4月 フレッシュマンセミナーでの小論文作成・・・/2年 小川くん
小論文作成に取り組む小川くん(手前から3番目)
この本はなぜ周りの大人から大学くらいは出ておきなさいと言われることがあるのかというテーマについて、筆者が大学を卒業する価値、大学生活で得られる力などの観点からその必要性が述べられています。
しかし何も本人の意思とは関係なく、大学に行けというのは自由を奪っているようで、私は筆者の主張を好意的に受けとめることができません。
日本の高校生のうち、大学へ進学するのは約半数であり、決して大学へ進学することが当たり前ではありません。筆者は大学を卒業した人の方が就職面で有利であると述べていますが、将来の進む道が決まっている人にとっては専門学校への進学という選択肢もあります。専門学校では、将来進みたい分野の専門的な知識を習得することができ、その分野の就職口は充分広く、進学する価値が大いにあると考えます。
私が高校生の頃、専門学校で自分の好きなことをしたいものの、親や担任の先生から大学進学を進められている友人がいました。その友人の立場に立てば、夢が決まっているにも関わらず、興味のある分野とは無関係の内容を大学4年間で学ばなければならないことは、極めて不本意なことでしょう。
賃金面に関しても、あくまで大卒者の平均の賃金が高卒や専門学校卒と比較して高いということであり、このことをもって大学進学のメリットとすることはできないのではないでしょうか。
次に、大学で得られる力についてはどうでしょうか。大学では、高校までの勉強と違い、主体的に学ぶ機会が多く、このことが貴重な体験であると筆者は述べています。これに対して、高校卒業後に専門学校で学んだ人は、大卒者よりも早く働き始めるため、多くの社会経験を若いうちに積むことができるという利点があり、得られる経験の意味も異なってきます。したがって、一概に大卒のメリットだけをことさら強調することはできません。
筆者が述べるような、大学卒業のメリットの強調だけでなく、大学卒業以外の進路のメリットないしデメリットについても議論や検討すべきだと考えます。(小川くん)
2019年3月 この1年間で取り組んできたこと・・・/1年 飯塚くん、久住くん、平山くん、高橋くん
左から飯塚くん、高橋くん、平山くん、久住くん
2年生では、新入生の獲得、そして関東学生ラクロスリーグ戦に出場して一つでも上の順位になるように頑張っていきたいです。(飯塚くん)
私は手話サークルでの活動を頑張りました。サークルの人数が少なく、自分が部長を努めていて活動を盛り上げたいと考えています。現在は、他校との交流活動の企画、ポスター制作を行っています。また、地域の人たちによる手話サークルとの交流も企画しており、ボランティア活動への参加を考えています。
2年生では、新入部員の獲得と坂戸市内の地域の人達と協力して、ボランティア活動や福祉・手話サークルとの交流を頻繁にしていきたいです。(久住くん)
フレッシュマンセミナーでのレポート作成・発表を頑張ってきました。もともとは、文章を作成するのが苦手でした。しかしセミナーで回数を重ねていくごとに、だんだんと文章の作り方が分かってきました。自分の発表原稿を先生に添削してもらったり、他の人達の発表を聞いたりして、どういう文章が上手な文章なのか分かるようになってきました。この1年間で学んだ文章を書く力を2年生のソフォモアや就活の時にも活かしていきたいと思います。
2年生からはコース選択ができて、自分はビジネス法務コースを希望しています。どこの企業に行きたいかはまだ明確ではないですが、自分の将来のための勉強をしたいと思っています。(平山くん)
卓球のサークルに所属していて、関東学生リーグの試合に出られるように頑張ってきました。最初はレギュラーの人達の実力についていけませんでした。しかし先輩達から「もっと自身を持ってプレーするように」とアドバイスされ、メンタルがプレーに影響すると分かりました。自信を持ってプレーすることで段々と上達していき、練習試合でもベストを尽くしてプレーできるようになりました。
2年生でも引き続き卓球を頑張ります。今の実力では試合に出られないので、練習を重ね、地域で開催されているオープン試合にも積極的に参加して経験を積みたいと考えています。将来的には学生リーグに出られるようになりたいです。(高橋くん)
2019年2月 学生生活の取り組み、私の城西生活・・・/3年 小島さん
情報科学研究センターで働く小島さん
2年生から始めたCA(センターアシスタント)の学生アルバイトは、情報科学研究センターから依頼を受けた業務です。CAのなかにはTA(ティーチングアシスタント)として、授業中に担当教員に代わって学生にパソコン操作を教える業務もあります。TAとして、履修したことのない授業を担当することもあるので、学生といっしょに学習しながらアドバイスすることもあり、自分のためにもとても役立ちます。
ゼミでは情報管理を担当しており、現在は、活動の一つとして、楮(こうぞ)という葉を使ったトルティーヤの商品開発に取り組んでいます。トルティーヤの皮に粉末状の楮を入れるのですが、粉末にする作業がとても楽しく家で黙々と作業しています。今度、小川町で原材料である楮の皮むき作業をゼミ仲間と行う予定です。
私は高麗祭実行委員会に所属していて、今年は寄席長を努めます。人見知りで頼りないと思いますが、後輩を引っ張っていき、なんとしても寄席を成功させたいと思っています。是非、高麗祭の寄席にいらしてください!
ゼミ仲間とフィールドワーク(右端)
2019年1月 政策ゼミナールにむけて・・・/2年 上田くん、丹下くん、吉井くん、永野くん、世取山くん
右から丹下くん、上田くん、一番左が永野くん
私は歴史が好きで、ゼミでは世界遺産などを扱うので楽しみです。新しい発見を期待して、ゼミを頑張っていきたいと思います。(上田くん)
来年度から始まるゼミの抱負は、自分が今まで知らなかった文化が成り立つためにどれだけの人、どれだけのお金が必要で、それを維持していくためには、何をしなければいけないのかを学んでいきたいと思います。また、ゼミで学んだことを応用して、色々な文化に触れるとともに、知識を深めていき、将来的には文化をつくる、支えていく人材になりたいです。今までに体験できなかったことや知らなかった未知のものに出会える機会を得られると思っています。そこでしっかりと学び、今後に生かせるようにしていきたいと思います。(丹下くん)
私がゼミで身につけていきたいことは、プレゼンテーションのスキルです。人前で話すことが不得意なのですが、それを鍛える機会が今までありませんでした。ゼミならばプレゼンテーションをする機会が得られるため、思う存分鍛えたいと思います。
プレゼンテーションスキルは、将来どの道に進んでもある程度必要な力です。社会に出てからぶっつけ本番ということがないよう、残りの大学生活でしっかりと学び、社会に出てから仕事に生かしていきたいと考えています。(吉井くん)
自分が将来何になりたいのか、どんな職に就きたいかを明確にし、そのための勉強や準備を進めていきたいと思っています。将来は公務員になりたいと思っているので、自分が住んでいる地域などまだ知らないことがたくさんあるので勉強したいと考えています。
また、ゼミの人たちとの会話やコミュニケーションをとり、協調性などを大事にしたいと思っています。自分が成長できるような場としてゼミを活用していきたいです。(永野くん)
来年度から始めるゼミでは、日本と世界の文化の違いについて学んでいきたいと考えています。日本では当たり前だと思っていることが、海外ではそうではないところも沢山あります。このような文化の差異について、学んでいきたいです。また、人見知りのところがあるので、ゼミで克服したいと思っています。(世取山くん)
2018年12月 政策ゼミナール・留学で学びたいこと・・・/2年 篠島くん、福島くん
右が篠島くん、左が福島くん
現在は、政策ゼミナールに向けて国際関係の講義を多く取っています。夏には2週間オーストラリアに留学していました。城西大学に来ているハンガリーの留学生とは、一緒に勉強したり昼食を取ったりしています。オープンキャンパスの時には、留学生と一緒にキャンパスツアーもしています。お互いの文化について話し合い、異文化交流の経験を政策ゼミナールでも活かしたいと思っています。(篠島くん)
来年の3月末から9月末までアメリカのカリフォルニア大学リバーサイド校に留学する予定です。この留学で、グローバルな視点、つまり世界から日本を見る視点を身に着け、海外の生活・文化・宗教・歴史を学びたいと考えています。実は、去年の夏にも3週間、カリフォルニア大学リバーサイド校に留学していました。その時は、主にアメリカの文化・歴史を学んだのですが、一緒に留学していた韓国、台湾、中国、ミャンマーの学生とも、お互いの国の文化について学び合いました。その時の体験から、今度は長期間留学をしたいと思いました。
留学の準備として、2年生ではTOEICの勉強や国際関係の講義を多く取っています。また国際交流をサポートするボランティア学生グループ「JIST(Josai International Supporter’s Team)」に参加しています。この活動にはバディ制度があり、韓国の留学生のフォローをしています。
将来は、航空業界への就職を目指しています。そのためにも世界に出て、日本と海外との文化やサービスの違いなど、1冊のノートにまとめてみたいと思っています。(福島くん)
2018年11月 私の就職活動・・・/4年 桧山さん
桧山さん(4年生ゼミにて前列左)
3年生になると就職活動というものを今までよりも強く意識するようになりました。初めは、信用金庫に興味を持っていたので、そこを中心にインターンシップに参加していました。地域に根付いた仕事をする信用金庫にとても魅力を感じたのですが、銀行との違いは?株を扱う証券会社の魅力は?などの疑問を持ち、自分の視野を広げていきました。それぞれの長所や短所を理解した上で、仕事選びの軸を決められたことはとても良かったと思います。
3月に就職活動が解禁されると、平日2~3社は会社説明会に参加していました。同じ銀行でもそれぞれの強みや今後のビジョンは様々で、多くの企業を回るのは大変でしたが楽しみながら活動することが出来ました。説明会の際に毎回ノートを取っていたのですが、私はその時に配布される資料や企業パンフレットには書かれていない、人事の方が口頭でしか言っていないことを中心にメモを取りました。それは、形式的な言葉ではなく、その人が働いていて実際に感じていることなので、私の心にも言葉がすっと入ってきました。これが直接志望動機に繋がることも多かったので、ただ説明会に参加するだけにならない様に意識していました。面接が始まってからは、これまでに行ってきた自己分析、働く上で譲れないもの、企業に対する思いを丁寧に伝えました。私は周りと比べ、内定を頂いたのが遅かったので、焦りや不安が大きかったです。しかし、就職課の方々やゼミの先生、家族に相談することで、私がやりたい事や目標を見失わずに就職活動を進めることが出来ました。
私は、4月から日本郵便株式会社でマネーアドバイザーとして働きます。ずっと憧れていた金融の仕事に就くことが出来たので、良い形で就職活動を終えることが出来たのではないかと思います。これからは、大学の友達と旅行に行ったり、残りの大学生活を思いっきり楽しんだりしたいと思います。(桧山さん)
2018年10月 夏休みの過ごし方・・・/2年 秋葉くん、小針くん、佐塚くん、世取山くん
ソフォモアセミナーでの世取山くん(手前)と小針くん(奥)
私の地元は福島なので、バイトの都合で1週間だけ帰りました。帰ってからは地元の友人とBBQをしたり、海に行ったり、花火をしたり、心霊スポットに行ったりと1週間のうちの5日間、とても充実していました。残りの2日間は、お墓参りや親戚の家に線香をあげに行ったりしました。また、富士急ハイランドに行き、お化け屋敷に入りました。お化け屋敷では叫びすぎて、3日間ほど声が枯れた状態でしたが、とても楽しい思い出となりました。(小針くん)
8月の終わり頃、地元静岡に帰り、9月8日まで実家に帰省していました。久しぶりにおばあちゃんとおじいちゃんに会って、話したり、ご飯を食べに行ったりしました。帰った時期が少し遅かったので、高校の後輩に会うことができなく、残念でした。埼玉に帰ってからは、神宮球場でアルバイトに専念していました。(佐塚くん)
私は、茨城の大洗に海水浴、山梨に2泊3日で八ヶ岳に行きました。その他、友人と食事や海、カラオケ、ドライブに行きました。また、友人と服を買いに出かけました。また、ゼミの課題について取り組みました。(世取山くん)
2018年9月 地域防災を学んで・・・/2年 小針くん、山室くん、加山くん、篠島くん
左から小針くん、加山くん、篠島くん、山室くん
今まで本当の意味で防災について考えることがなかったので、どこに避難すべきか分からず、知識不足だということが分かりました。この講義をつうじて、事前に準備する大切さ、災害時における地域での連携の難しさを学べたと思います。防災マップがあることなど一般の人々も知らなければならないことがたくさんあるということも分かりました。実際に災害が起きて、共助が大切だと学んだので、地域の人々と助け合っていきたいと思いました。(山室くん)
地域防災が多くの人達のボランティアで支えられていることを知りました。特に、災害が起きてすぐは消防や自衛隊などの公助でなく、身近な人達の共助がとても大切だということが分かりました。また、自分の家の危険な場所を考える講義の回では、自分の部屋に危険な場所が多くあることが気づけました。自分の住む地域をよく知り、安全な場所と危険な場所を理解して、対策を立てることが防災への第一歩だと思いました。そして、いざというときに助け合える関係を近所の人とつくっておくことが重要だと思いました。(加山くん)
私は災害の際には行政による公助が重要で、公助が私達を助けてくれると思っていました。しかし実際には助かった人の多くは、自助共助によるものだというデータを見て意識が変わりました。ワークショップで話し合うにつれて、事前に準備をしておかなければ自助共助は機能しないと思いました。グループディスカッションを行うことで、自分の考えを整理し、理解できたことも良かったと思います。また、先生が実際の災害の写真を用いて、災害についての説明をしてくれたおかげで、どのような場所が危険なのか、またどのような準備をしておくべきかなどが分かりました。知識だけではなく、意識も育めたことは大きな収穫でした。(篠島くん)
2018年8月 男子駅伝部マネージャーになって・・・/1年 橋本さん
現代政策学部には、女子駅伝部所属の学生が多くいます。今回は、男子駅伝部マネージャーで頑張っている1年生の橋本さんを紹介します。
陸上トラック前で
これから練習参加の橋本さん
私は、中学校では陸上部、高校では1年時は陸上部、2年時からは新しく創部された駅伝部に所属していました。駅伝部では2年間部長を務め、辛いこともありましたが、チームに支えられ、毎日楽しく走ることができました。駅伝観戦も好きで、よく箱根駅伝や予選会などの応援に行っていました。そうしている間に、選手を支えるマネージャーになりたいという思いが強くなっていきました。そして、昨年の予選会と箱根駅伝を観戦したときに、城西大学の駅伝部の雰囲気と櫛部監督の挨拶に魅力を感じました。櫛部監督の挨拶には、「選手も選手以外も部員全員でひとつになって頑張ったからいい結果が出た。」という言葉がありました。この言葉に感動し、心を打たれました。このようなことから、駅伝部のマネージャーになることを決意しました。
マネージャーになってから約3ヶ月が経ち、仕事に少しずつ慣れてきました。部活では、給水のボトルを用意したり、練習のタイムを測ったりします。走っている選手によく聞こえるようにはっきりと大きな声で読むことを意識しています。部活が終わった後は寮に行き、ボトルを洗ったり、練習結果をパソコンに打ち込んだりします。寮での仕事が終わってから家に帰るので遅くなってしまい、疲れてしまう時もありますが、目標に向かって頑張っている選手のためなら私も頑張らなければと思うことができます。大会で良い記録が出たときに笑顔で報告をしてくれる選手がいると、私まで嬉しくなります。選手をサポートしていると「ありがとう」とよく言われます。「ありがとう」はたったの5文字で短い言葉ですが、ものすごく大切な言葉で、気持ちも明るくなります。この言葉でマネージャーになって良かったと思うことができます。このように、言葉は思いを伝え、思いを変える大切なものだと学びました。私は、選手に言葉で励まされているので、私も言葉や行動で支えていきたいと思います。
最後に、私には中学校の社会科の教員になりたいという夢があります。小学校・中学校で生徒の気持ちを考えてくれて優しい先生方に出会い、憧れて先生になりたいと思いました。今は現代政策学部で社会や地域のことを学びながら、教員免許を取得するための勉強もしています。先生方が丁寧に教えてくれるので、楽しく勉強をすることができています。将来、教員になったときに生徒に関心を持って取り組んでもらえるように、いろんな知識を身につけていきたいです。また、教員になるにはコミュニケーションが大切になります。マネージャーでコミュニケーション力をつけ、将来に活かしていきたいと思います。
2018年7月 1年生の入学後の生活を振り返って・・・/1年 羽生くん、伊藤くん、大井くん、神通川くん、太田くん
今回は1年生に入学後の学生生活について語ってもらいました。
フレッシュマンセミナーでの5人の様子
大学への進学をきっかけに一人暮らしをはじめ、掃除や洗濯、炊事を一人でやることになりました。最初は不安でしたが、徐々に慣れてきました。授業だけでなく、部活動に参加しているため、家にいる時間は少ないです。比較的忙しいため、ゆっくりとした時間はあまりなく、想像していた大学生活とは違っています。(羽生くん)
大学に入学してから、多くの友達ができました。様々な授業で専門的な知識を学んだり、サークル活動をしたりと充実した学生生活を送っています。また、自由な時間が比較的あり、自分の趣味やバイトなどに時間を使っています。これからは、自ら物事に取り組み、視野を広げていきたいと考えています。(伊藤くん)
この春から一人暮らしがはじまり、食事や洗濯など全部自分でやらなければならなくなりました。入学して約3か月が経ち、やっとこの生活にもなれてきました。一人暮らしをしてみると、本当に親の有難さを感じます。これから、親孝行をしていきたいです。(大井くん)
大学に入る前は、授業では先生たちが一方的に話す講義形式だと思っていたのですが、入学してみると、実際にはプレゼンテーションや複数人で集まって話し合いをする授業が多いのが印象的でした。プレゼンテーションの準備が想像以上に大変で、改めて人に伝えることの難しさを学びました。また、90分授業には慣れていないので、早く慣れていきたいと思っています。(神通川くん)
入学して大学の授業を受けた感想は、高校までと比べて、授業数は少ないと感じました。しかし、内容は難しくなっているため、今までよりもっと自主的に勉強しなければいけないと感じています。部活やサークルに入っていないため、アルバイトもやりたいと思っています。(太田くん)
2018年6月 2年生の抱負・・・/2年 深井くん、関口くん
今回は2年生の学生2人に1年生の時の学生生活を振り返ってもらい、どのようなことに取り組んできたのか、そして2年生の学生生活では何をしたいのか、話を伺いました。
左が深井くん
大学生は授業を休むことが多いと聞いたので、休まないように心がけました。その結果、休まないで全ての講義に出席しました。その他、食生活アドバイザー検定試験を受けるための勉強に取り組みました。一人暮らしをしているので、食生活が偏ったり毎日料理をしなければならないので面倒になったりしていました。食生活アドバイザーの資格を得られれば、料理をすることも楽しくなると思ったのです。今年の7月に検定試験を受けます。1年生の時の大学生活は自由な時間が多く、目標が定まらなくて無駄な時間を過ごしてしまったように思います。その結果を踏まえて、2年生の大学生活では時間を有効に使っていき、旅行に行ったり、楽器を引けるようになったり、苦手な英語を克服できるよう、様々なことにチャレンジしていきたいと考えています。(深井くん)
私は部活と学業の両立を目指しましたが、部活の方に重きを置いた生活となりました。私は体育会系のサッカー部に所属しています。毎日、朝7時30分から9時まで練習があり、授業を挟んで夕方頃から3時間練習をします。土日も1日中、練習と試合があります。厳しい中でも技術向上のために毎日頑張り続けました。春休み中には、自費でモンテネグロに渡って、3週間、様々なクラブチームで練習や試合を積みました。モンテネグロは貧しい国で、サッカー以外にも人々の生き方や生活習慣がかなり日本とは異なるのだと実感できました。在学中にドイツやスペインなど、また海外でサッカーをしてみたいです。(関口くん)
右が関口くん
海外に行ってみたいと考えています。私は音楽が好きで、海外で活躍しているアーティストのネット動画を見ると、日本のライブと違って海外の人は熱狂の仕方が異なると思っていました。例えば、日本人はアーティストとライブ中に一緒に歌ったりするようなことはあまりしませんが、海外の人達は大合唱で盛り上がります。私も動画だけではなく、実際に行って体験し、その雰囲気に触れてみたいです。歌詞やトークは英語なので、やはり英語を理解しなくてはならないと考えています。これから大学の講義だけではなく、英会話教室に通うことを計画しています。(深井くん)
2年生の間に1軍のチームで試合に出られるようになりたいです。現在は、まだ試合には出られていません。自分のポジションはゴールキーパーですが、ゴールキーパーのポジションは12人も競争相手がいて、レギュラーになるには難しいのが現実です。4年間で一度も公式戦に出られずに引退する選手もいる厳しいポジションです。私のプレーの課題はコーチング、つまりディフェンダーに指示を出すことです。全員で守るというチームの守備戦術に合わせたコーチングを身につけたいと考えています。そのためには、戦術理解を深めるためにチームメイトと、もっとミーティングをしてコミュニケーションを深めていかなければならないと思っています。(関口くん)
2018年5月 入学してみて・・・/1年 藤田さん、鈴木さん、福島くん
新入生に聞いてみると、きちんと自炊をしている学生、まだまだ90分授業や電車通学に慣れない学生がいたりとさまざまです。今回は、1年生3人に入学の抱負などを紹介してもらいました。
左から、福島くん 藤田さん 鈴木さん
私は大学生になって、やりたいと思うことやチャレンジしてみたいと思うことができました。1年生のうちに車の免許を取得したいですし、部活にも積極的に取り組みたいです。長期休暇には、日帰り旅行や様々な催し事に参加したいです。
また、大学生といえば講義ですよね。高校では教えてくれないことや初めて聞く科目があったりします。私が高校生だったときは、理系に入っていました。社会系の科目はあまりなく、数学や化学などを中心に学習してきました。でも、私は社会や国語のほうが好きでしたので、学部選びなどでひどく苦しみました。そんな時、私は現代政策学部を知りました。この学部では、高校の時に培ってきた数学や化学などの知識を無駄にすることなく、しかも国語や社会を勉強することができる。こんな理由で、この学部に入りました。
私には将来、就きたい職などがまだありません。未来の自分を想像することも難しいですが、いまはアルバイトをしたり、資格を取ったりしたいと思っています。大学で資格の勉強をできる講座もあるので、活用してみたいと思います。大学生でいられるうちに経験や知識をためて、将来に活かしたいと思っています。(鈴木さん)
私には将来の夢があります。
人に何か感動を与えられる仕事を見つけて、起業したいと考えています。
とても抽象的な夢ではありますが、この現代政策学部で多くの専門分野に触れ、たくさんの人と交流し、自分の夢を具体的かつ現実的なものにしていきたいと考えています。
大学では、サークルやインターンシップなど高校では出来なかった事に積極的に参加したいと思います。
まだ、入学したばかりで単位の取得や大学のシステムなど不安な事がたくさんありますが、先生などに教えてもらい、友達と協力して楽しく充実した大学生活にしたいと強く思っています。(福島くん)
2018年4月 思い出に残る留学生活・・・/4年 卓くん 、大学院生活に向けて・・・/4年 三浦さん
■大学院生活に向けて・・・4年 三浦さん
ゼミメンバーと卒業を祝う卓くん
(後列右から5番目)
留学当初は、言葉や文化の差異などに馴染むことができず、なかなか大変でした。でも、大学の先生や事務の方々、キャンパスやバイト先で知り合った友達のおかげで、日本語だけでなく、少しずつ日本の独特な文化にも興味を持つようになりました。友達との交流を通して、一つの問題に対し、自分の立場と日本人ならばどう思うか、などの発想も心に浮かぶようになってきました。
大学の授業では、単位の取得以外に、興味がある分野、楽しめる授業を選び、自分自身の成長につなげていこうと努力しました。進路については、進学を希望していましたが上手くいかず、途中で就職に切り替えました。出遅れたとはいえ、僕は情報収集能力に自信があったので、各業界の説明会に参加しながら必要な情報を集め、戦略を立て就職活動に励みました。その結果、日本で就職が決まりました。
やや遠回りしたように思いますが、無駄なことなんて存在しない、僕はそう信じています。どのような状況であっても、あきらめずに前向きに進むことが大切です。
自分の考えをしっかり持ち、多くの人たちと協力しながら、これからも僕は中国と日本の架け橋となって活躍していきたいです。
学位記授与式の日の三浦さん
これは、昨年の春頃、ゼミの于先生からかけられた言葉です。
当時の私は就職活動中でとても忙しくしていましたが、その言葉はずっと心に残っていました。
その後、ある会社から内定をもらい研修を受けていましたが、もやもやとした気持ちが続き、ようやく自分がやり残したことに気がついたのです。それは、幼い頃から家業である薬局を手伝いたいという気持ちでした。
もう一度、薬学について学びたい、そう強く思い、于先生をはじめ、同じ医療福祉経済コースの真殿先生や就職課の野村さんにも相談し、大学院を受験することにしました。受験準備は大変でしたが無事、薬学研究科の薬科学専攻、医薬政策管理分野に合格することができました。
私はもともと、薬学部生として大学生活をスタートさせました。しかし、現代政策学部に転部し、こんにちの福祉政策や医療保健の現状を学ぶようになってから、医療全体を取り巻く政策や問題について、次第に関心を深めるようになりました。
大学院ではこの分野について研究を深めていきたいです。この数年は、自分の将来を左右する重要な時期だと思うので、大学院生活ではより多くのことを学び、研究に打ち込みたいと考えています。
2018年3月 現政まちおこし譚詩・・・/4年 前田さん
今回は、卒業を控えた女子学生に、大学生活の思い出を綴ってもらいました。前田さんは、地域活性化政策のゼミナールに所属し、道の駅おがわまちや北坂戸にぎわいサロンを拠点に、数多くのまちおこし活動で、中心的な役割を担ってきた学生です。
楮を持つ前田さん
大学3年の春、舞台は埼玉県小川町。私はまちおこしの一環として、道の駅で販売する地域ブランド商品を考えることになりました。
小川町は和紙が有名な町です。それならば和紙の原料を使った商品にしようと考え、原料と製造方法について道の駅の職員さんに尋ねてみました。すると、和紙は楮(コウゾ)という植物の幹から皮を剥いで作っていて、幹からとった葉は捨ててしまっているらしい_もったいない!そこで、捨ててしまう葉を使って商品を作ることにしました。
どうやら楮は食べられるようだったので、まずはちぎった葉をひと口...なんとまぁ、その食感の悪いこと悪いこと。繊維が硬く、なかなか呑み込めません。私と同様に葉を口にしたゼミの仲間たちも「もさもさする」「青臭い」とブーイングの嵐。このままではとても食べられなかったので、楮の葉は粉末状に加工して何かの中に混ぜ込むことにしました。
国土交通省でプロジェクト成果発表
頭を悩ませていると、「道の駅を訪れるライダーやサイクリストは汗や排気ガスで体が汚れているのでお店に入りづらいんだよね」と元ライダーのゼミの先生が一言。
その瞬間「そうだ、片手で簡単に食べられるトルティーヤにして、その皮に楮の葉を混ぜよう」と閃いた私。ゼミの仲間に提案したところ、みんなも賛同してくれました。
大学院薬学研究科の協力で、楮の葉にはカルシウムと食物繊維が多く含まれていることも分かり、健康志向の人にも良いのでは!?となりました。
その結果、ついた名前は「栄養ちゃんとトルティーヤ」。
初めは冗談半分で名付けたものの、予想以上にゼミ生達に好評だったため正式採用されました。
ゼミの仲間たちと
城西大学に入学した当初は、まさか大学生で地域ブランド商品の開発をするとは思っていなかったので、いま振り返ってみるととても不思議な感じです。
しかしこれも人生の面白さ。
在学生のみなさんにも将来笑って話せるような良い体験を大学でしてほしいですね!
2018年2月 4年間の駅伝生活を振り返って・・・/4年 福居さん
今回は、女子駅伝部主将の福居さんに4年間の部活動を振り返ってもらいました。福居さんは、昨年開催されたユニバーシアード台北大会(学生のオリンピック)でハーフマラソン銅メダルを獲得しています。
昨年10月、「杜の都駅伝」での福居さん(中央)
私の大学生活の中心にあったのは、女子駅伝部の活動でした。チームとして一番の目標とする大会が、毎年10月末に行われる全日本大学女子駅伝(杜の都駅伝)でした。入学してからの3年間は個人の走りとしても、チームの結果としても納得のいくものではなく、シード権を逃して悔しい思いをしました。また、応援してくださる方々にも申し訳ない気持ちでした。そこで、自分自身が4年生になり主将を任せていただくにあたり、最後の全日本大学女子駅伝の目標を、「6位入賞シード権獲得」と掲げました。
春から夏にかけてチームを離れる時期もあり、主将らしいこともできず、たくさん迷惑をかけたと思います。そんな時も、上級生を中心にみんなで全日本の目標に向かおうとチームを盛り上げてくれてとても頼もしく感じました。全日本大学女子駅伝の予選会である関東大学女子駅伝でも、後輩たちの走りに助けられました。そのとき、全日本大学女子駅伝でこそ自分がチームを引っ張る走りをするという思いを強くもちました。
いよいよ迎えた大会当日、結果は「8位シード権獲得」となりました。アンカーの選手をゴールで迎えたときは様々な思いがこみ上げて涙が出てしまいました。監督・コーチ、応援してくださっている皆さんにわずかでも感謝の気持ちを伝えられるレースができたこと、来年度に向けてシード権をチームに残せたことは嬉しかったです。しかし、6位という目標を達成できなかったのは主将としての力不足でした。
この経験の中で学んだことをこれからの競技生活に生かして、感謝の気持ちをもって走り続けます。そして、後輩たちには、さらに上を目指して明るく強い「チーム城西」を作っていってほしいと思います。
2018年1月 大学生活の楽しみが増えました・・・/2年 鈴木さん
今月は、大学生活で新たな楽しみを見つけた2年生の鈴木さんに登場してもらいました。
鈴木さんの“大学生活の新たな楽しみ”とはなんでしょうか?
手話で自己紹介する鈴木さん
あることを機に、今年の10月から手話講座に参加し、手話を学びはじめました。現代政策学部では今年から、第三火曜日に手話講座をひらいていることを、JUNAVIの配信で知りました。手話講座への参加を通じて、手話サークルのメンバーとも知り合い、手話サークルへ新たに入ることになりました。
手話への関心は以前からもありました。しかし、それほど強い関心ではありませんでした。障害者福祉論の授業の時に、障害者権利条約について学び、条約で「手話が言語の一つ」として位置づけられていることを知りました。私は将来、国際交流や社会貢献活動に従事したいと考えています。そういった活動で言語として手話を使いこなせると、これまでとは違う広い世界を感じることができるのでは、と思い、より強く手話に関心をもつようになりました。
私は高校、大学と歌の部活に所属してきました。そのため当初は、音がなく、手だけを使って相手に何かを伝える、ということはとても難しいのでは、と思っていました。実際に、手話を学んでみると、手の動き一つひとつがとても豊かなことに気がつきました。同時に、手話は顔の表情も重要だと知りました。手話で会話をする際、少しでも手の動きが違うと言葉が通じないだけではなく、まったく違う意味になってしまうこともあります。細やかで豊かな手の動きだけではなく、顔の表情にも気をつけながら会話をする手話は、とても奥が深いなと思いました。
学び始めたばかりなのでまだまだ練習が必要ですが、手話は私にとって大学生活の新たな楽しみの一つになっています。手話でより多くの人たちと会話ができるようこれからも頑張っていきます。
2017年12月 勉強も部活動も遊びも全力で!・・・/2年 高塚さん・石井さん・佐藤さん
今回は、部活動で活躍しながらも授業の成績も優秀な2年生の女子学生3人に大学生活の様子についてフリートークしてもらいました。
高塚さん、佐藤さん、石井さん
【石井】 私が入っているダンス部は、基本の活動日は週に2日なんですが、イベントが近づくと振り付けを考えたり、練習にも熱が入って、いつの間にかほぼ毎日やっているってことも。でも、最近は将来のためにエクステンション講座を受講しているので、講座が終わった後に部活に途中参加してます。
【高塚】 勉強を優先しているのね。
【佐藤】 私は、バドミントン部ですが、週3日の活動です。でも、この他にバドミントンのサークルにも入っているし、家の近くのバドミントン・クラブにも入っているんだ。だから、勉強はテスト前くらいかな。バドミントン部って、私が入ったときは関東で最下位の6部リーグだったんですが、その後頑張って4部まで昇格したけど、いまは5部なの。だから今一番の目標は、より上位のリーグに昇格することなの。
【石井】 バドミントン漬けの生活なのね。
【佐藤】 そうなの。私、将来もスポーツに携わっていきたくて、健康運動実践指導者の資格も取りたいから、大学の授業も体力測定評価実習とかスポーツ関連の科目を中心に履修しているの。現代政策学部って、学べる科目がとても幅広いけど、みんなはどの授業が好き?
【高塚】 頑張っている科目は、地域イノベーションでやっている地域交流イベントの企画とか、ソフォモアセミナーの地域プロモーション動画の制作かな。受けていて楽しい科目は、座学の後にグループワークをやってくれる地域政策や観光政策ですね。
【石井・佐藤】 素晴らしい! 地域イノベーションコース生の鏡!!
弓道部 :高塚さん
バドミントン部: 佐藤さん
ダンス部 :石井さん
【高塚・佐藤】 えっ、大丈夫?
【石井】 ちょっと不安(苦笑) ところで、休みの日って何してるの?
【高塚】 洋菓子屋さんでアルバイトしたり、せっかく関東にいるので東京や横浜に遊びに行ったり、あと本が好きなので読書をしたり。私、新潟の出身なので、綾崎隼さんっていう新潟の作家さんの小説がとても好きなんだ。作品の舞台も新潟が多くて、知っている場所が出てくると、物語にぐっと引き込まれちゃう。
【石井】 どんなジャンルの小説なの?
【高塚】 青春恋愛ミステリー(笑)
【佐藤】 私は家が埼京線の沿線なので、結構友達と池袋や渋谷にランチやショッピングに行っているかな。
【高塚・石井】 女子大生っぽい(笑)
【佐藤】 それから、地元のバドミントン・クラブの活動と、高校の頃から続けているファミリーレストランのアルバイト。とにかく、休みの日も、体を動かしてるのが好き。
【石井】 私も休みの日はコンビニエンス・ストアでアルバイト。それから、最近は映画もよく見に行くかな。でも、やっぱり踊るのが好きだから、坂戸のよさこいチームにも入っていて、その活動がかなりあって、新潟県や静岡県とかいろいろな地域のお祭りにも出てるんだ。
【佐藤】 すごい。全国を飛び回ってるのね。
【高塚】 もうすぐ大学生活も半分だけど、これから先はどう過ごしたい?
【佐藤】 私はやっぱりバドミントン部をもっと強くしたい。でも、テスト前以外にももうちょっと勉強しないとなって今日思いました(笑) だから、部活動だけではなく、アルバイトも遊びも、それから勉強も、バランスよくやっていきたいと思っています。
【石井】 将来は地元の福島県を活性化する仕事をしたいので、そのためにもしっかりと勉強を頑張っていきたいです。ダンスは、大会で賞を取りたいっていうよりは、みんなで楽しく踊って、お客さんに感動してもらえるパフォーマンスをしていきたいって思っています。とにかく、後悔はしたくないので、今しかできないことを精一杯やっていきます。
【高塚】 私も勉強は普段から着実にやっていきたいです。これから授業ももっと専門的で難しくなってくると思うので、ちゃんとそれをものにしていきたいな。弓道は、1年生のときは新人戦で優勝したりしたんですが、今年はちょっと低迷してるんで、団体戦のメンバーの足を引っ張らないようにもっと練習して、部に貢献したいです。でも、それ以外にも、いろいろと新しいことを見つけて、どんどんチャレンジしていこうと思っています。
2017年11月 インターンシップに参加して(鶴ヶ島市役所)・・・/2年 川畑くん
夏休み中、鶴ヶ島市役所でのインターンシップに参加した川畑君(2年生)にその様子を紹介してもらいます。市長定例記者会見など、珍しい体験もしたようです。
インターンシップ中! 川畑くん
私の実習先である鶴ヶ島市役所市政情報課は、電子情報化、広報、広聴、統計、番号制度などに関する業務を行っています。5日間の短い期間でしたが、就業構造基本調査の資料作成から説明会での調査員への説明補助対応、9都県市合同防災訓練と食育事業の取材、写真撮影、広報つるがしま10月号のネタ作成、知事さんの定例記者会見への出席など、多岐にわたる仕事を体験させていただきました。事務所作業では、限られた時間内に効率よく丁寧に正確に行う事が重要ですが、自分の意見を分かりやすく伝えたり、相手の意見を間違いなく的確に聴いたりする力が求められ、ほうれんそう、「報告」「連絡」「相談」の大切さを学びました。
学生生活では経験できない有意義な経験で学んだことを財産にして、今後の生活に活かせるように努力していきたいです。今回は公務員インターンシップを経験しましたが、将来自分がやりたいことがまだはっきり決まってないので、来年は自分の住む市の市役所か区役所、または民間企業のインターンシップを希望したいと考えています。
現代政策学部では多くの先生のサポートがあり、私のようにコミュニケーションをとるのが苦手で社会人としての自信がない人でも、一歩踏み出す勇気を持てばインターンシップに参加することができます。インターンシップで実際に社会人として仕事をすることは、将来の職業について考えたり、自分のたりないところやこれからやるべきことを見つけたりする貴重な体験となるのでぜひ参加してみてください。
2017年10月 リレーフォーライフに参加して・・・/3年 佐藤くん
9月16~17日、川越市の水上公園でリレーフォーライフが開催されました。二日間にわたり参加した3年生の佐藤くんに、その様子を紹介してもらいます。
リレーフォーライフに参加した
佐藤くんとメンバーたち
今回、川越でのリレーフォーライフに参加して、いろいろと気がついたり、学んだりすることができました。チームでたすきをつなげ、夜通し歩き続けることで、地域の皆さまをはじめ、さまざまな人たちとがんについて話すことができ、がんという病気の恐ろしさを改めて知ることができました。
これを機に、これからもっとがんについて理解を深めたいと考えています。また、二日間夜通しメンバーとともに協力しながら行動したことで、友情が芽生えたり深まったりしたように感じました。薬学部の学生と協力して食事を作るなかで、これまで話す機会がなかった人たちとも交流することができました。
その上、いつもゼミで顔を合わせながらもなかなか上手くコミュニケーションがとれなかった留学生とも、この活動を通じて、たくさん話すことができ、互いを知る良い機会になったと思います。
雨が降り続き、大変な状況ではありましたが、先生方、事務の方々からのサポートもあり、無事に終わることができました。自分の中では、とても大きな経験になったな、と感じています。
学生生活の思い出に残る最高の二日間でした。この経験を、これからの学生生活に役立てていけるよう、これまで以上にしっかり取り組んでいきます。
2017年9月 剣道サークル「高麗剣友会」が設立!・・・/2年 宮前くん・阿部くん
充実した学生生活を送るには、課外活動に参加することもとても有益です。現代政策学部の学生たちの多くも、委員会やクラブ、同好会、サークルに所属して、夏休み中も活動的に過ごしているようです。今回は、現代政策学部の2年生が中心となって設立された剣道サークルについて、会長・副会長に寄稿してもらいました。
高麗剣友会 宮前君(会長)と阿部君(副会長)
当初は大学非公認の団体からのスタートという事もあり会員を集めるのも一苦労でしたが、地道な努力の甲斐あってか徐々に人数も増えてきました。
今回、剣道サークルを設立して感じた事は、いかに今まで周りの人に支えられて剣道が出来ていたかという事です。練習場所の確保から大会出場等の手続き、試合会場への移動など、いざ自分達だけでやってみるととても大変なことばかりで、改めて両親や剣道の恩師の方々の有難みを感じました。
剣道は、老若男女問わず、様々な層の人々が生涯を通じてできる競技です。そこには、単に試合の駆け引きや勝敗などではなく、相手を尊重する気持ちや礼儀が重要となってきます。剣道の言葉に、「日頃から剣道人であれ」という言葉があります。面を被っているときだけでなく、普段から襟を正しなさいという意味です。その言葉を胸に、僕たちは、楽しく剣道をするのはもちろんのことですが、その中でもきちんとした常識を自覚することのできるサークルにしていきたいと考えています。
高麗剣友会は、現時点では男女合わせて会員数16名とまだまだ小規模のサークルではありますが、6月には大学から公認を受け、7月に開催された首都圏大会では男子団体ベスト8、個人戦で阿部(現代政策学部2年)が優勝と、好スタートを切ることが出来ました。
こうした大会に出場できること、また稽古を続けられていることの背景にはたくさんの方々の支えがあっての事だと思っております。設立にあたって顧問を引き受けて下さった庭田先生、サークルの公認にご尽力いただいた事務職員の方々に心から感謝申し上げます。
2017年8月 現代政策学部学生会の活動です(初づくし!)・・・/2年 平川くん
現代政策学部では、学生会が組織されており、今年度はすでに新入生歓迎バトミントン大会、学生会総会が開催されました。これからもいろいろなイベントを予定しているようです。今回は、学生会会長の平川くん(2年生)が、学生会の活動などを紹介します。
バドミントン大会で挨拶をする平川くん
学生会に入会したのは、新入生オリエンテーションで学生会の紹介を聞き、中学・高校と生徒会役員をしていた経験が活かせるのではないかと思ったからです。
学生会の仕事は辛いことや難しいことが多いです。しかし、一つ一つの活動にやりがいがあり、一つの活動が終わるごとに、他の学生会メンバーと達成感を共有できる、素晴らしいところでもあります。
4月に開催した新入生歓迎バトミントン大会では、多くの1年生に参加していただき、予定時間ぎりぎりまで試合が終わらないという素晴らしい大会になりました。6月には学生会初の試みである、現代政策学部定期総会を開催いたしました。定期総会は、学生会の今後の活動予定、予算や決算について、現代政策学部生からのご意見やご要望をいただける貴重な場です。昨年度までの学生会では、定期総会を開催できるほどの人数がおらず、今年度初の開催になりました。当然、「初」の開催ということで、資料の準備や運営手続などに関するノウハウは全くありませんでした。それを見かねた他団体会長などの諸先輩からご指導をいただき、どうにか形にすることが出来ました。次回に向けての課題が多く見つかりましたが、会員と協力しながら、解決していきたいと思っています。
私はまだ2年生ということで、引き続き来年度も会長という役目を務めていくことになります。今年度の反省点を来年度には克服し、万全の状態で後輩に引き継ぎたいと思います。今後は、夏休み中に現代政策学部生対象のサマーイベント、映画鑑賞会を企画しています。これも初めての活動になります。「初めてづくし」の今年度の活動ですが、信頼できる副会長をはじめ、学生会員のメンバーと協力し成功させていきたいと考えております。まだまだ経験の蓄積が浅く、思うような活動ができるか不安ではありますが、今後も現代政策学部学生会を応援していただきますよう、お願い申し上げます。
2017年7月 ゼミがはじまりました! ・・・/3年、鈴木さん 教育実習を終えて ・・・/4年 内藤くん
■教育実習を終えて・・・4年 内藤くん
今月は、4月からゼミがはじまった3年生、ならびに教育実習を経験してきた4年生、2人の学生に登場してもらいます。
文化多様性について学んでいる鈴木さん
ゼミの最初の顔合わせでは、留学生が持ってきてくれた中国の有名なお茶プーアル茶を飲みながら交流しました。本場のお茶を口にするのは初めてでしたので、どのような味がするのか想像もつきませんでした。いざ飲んでみると独特な香りが口に広がり、すごく美味しかったです。
ゼミでは、多文化の重要性や社会が抱える課題についての議論を重ねています。ゼミメンバーの意見を聞きながら、毎回新しい気づきがあり、とても新鮮に感じています。
先日、ゼミの食事会がありました。最初はどことなくぎこちなさを感じていましたが、話していくうちにとても楽しい空間になっていきました。留学生ともいつも以上に語り合いました。中国語も教えてもらいました。すこし壁があるように感じていたのが嘘だったかのようにメンバー全員と仲良く、楽しく過ごすことができました。
これからも、学生生活の悩みや就職の相談など、ゼミメンバーで気軽に話しあい、交流を深めていきたいと思っています。
母校の教壇に立つ内藤くん
この2週間というのは大学生活で一番勉強をしたと言っても過言ではない程勉強をしました。なぜなら大学進学をするか、就職をするかの岐路に立っている高校生に適当なことは教えられないからです。
私は大学1年次から教職課程を履修してきましたが、やはり実習でしか味わえない本物の教育の現場というのはとても緊張感があり、その分やりがいのあるものだと感じました。
私は今まで学ぶ側として学校へ通っていました。なので、学ばせる側として学校に行くというのは新鮮であり、とても責任の重い立場であるということを実感しました。
私は現在、就職活動も行っていますが、教員という道も模索しています。間違いなく今回の経験というのは私自身にとって貴重なものになりました。
これからは私自身の進路を考えていきますが、教員と企業の2つの選択肢を持ちながら、私に適した道へ進もうと考えています。
2017年6月 城西大学ローターアクトクラブを設立しました・・・/2年 水品君
現代政策学部には活動的な学生が多く、自分たちでサークルを立ち上げる学生もいます。今回は、国際ロータリークラブの下部団体を立ち上げた2年生に、その設立経緯について寄稿してもらいました。
右から2番目が水品君
当ローターアクトクラブは昨年設立し、この4月に国際ロータリークラブから正式に認証を受け、このたび真新しい水田三喜男記念館で素晴らしい設立・認証式を挙げて頂きました。
ローターアクトクラブと言ってもどういう活動をしているか分からない人もいるとは思いますが、「奉仕を通じての親睦」を標語に活動しているクラブで、世界中に約9000ものクラブがあるグローバルな組織です。
当サークルは坂戸ロータリークラブ創立50周年という節目に、城西大学にもローターアクトクラブを創ろう、と坂戸ロータリークラブの皆様、学長の白幡先生、現代政策学部の庭田先生、薬学部の坂本先生の協力のもと、学生を募り設立へ向かっていきました。
後列左から2番目が水品君
後列右端は白幡学長
具体的な活動はこれからになりますが、坂戸市や城西大学の周辺地域への地域貢献、メンバーのキャリア形成、介護・福祉施設への訪問などといった活動を考えています。
これから、たくさんの人の支えになり、喜んでもらえるような活動を活発的に行っていきたいと考えておりますので応援のほどよろしくお願い致します。
2017年5月 入学してみて・・・/1年 大坪さん、和田君、奥山さん
新学期が始まり1月以上がたちました。新入生にとっては、入学式、オリエンテーション、慣れない90分授業と緊張の連続ではないでしょうか。今回は、1年生3人に入学理由や抱負などを紹介してもらいました。
写真は左から、大坪さん、和田君、奥山さん
大学では自由な時間が多く全て自分で決めて全て自分で行動します。これはつまり自分で時間を作るということです。履修登録では科目から時間まで自ら決めなければならなかったので苦労しました。このように責任を強く持つというところが今までの学校生活と大きく違うことだと入学して感じました。よく、大学生活ほどゆとりがある時期は今後ないと耳にします。それなので与えられた時間をないがしろにしないよう充実した時間を自分で作っていきたいと思います。(大坪さん)
現代政策学部はあまり聞いた事の無い学部だと思いますが、将来公務員の仕事を実現する為の授業や、あらゆる資格、検定を取得する事に役立つ授業が豊富な学部です。現代政策学部への入学を決意したのは、これらの事が理由です。
入学してから3週間近く経ちました。大学の授業は90分という長い時間ですが、大学の魅力の一つである自分の好きな分野を学べる事が、勉強が苦にならない理由だと感じます。そして私には公務員になるという目標があります。その為に、学校の授業、専門の講座の他にも日常生活から公務員に必要な能力の多くを発見し、伸ばしていけるよう努力し続ける事が4年間の最大の目標です。高校ではバスケットボール部に所属していたので、大学でバスケットボールのサークルに入り、仲間達と楽しくサークル活動を行う事も一つの目標です。
一度しかない大学生活なので、常に高いモチベーションを保ち、やる事全てを全力で、悔いの残らないように行動していきます。(和田君)
大学生になりひとり暮らしが始まりました。今までと環境が違い親もいない中、全て自分でやらなければいけないということが想像していた以上に大変でした。早く今の生活に慣れたいと思います。また、私は大学にきて友達ができるのか不安でした。しかし、現代政策学部の先輩が女子学生を対象としたイベントを企画してくださったおかげでたくさんの方と知り合うことができました。
様々な分野のことを学ぶことができるため、私は現代政策学部に決めました。私がこの学部で特に学びたいと思うのは現代の地域紛争関連です。日本近辺の国で戦争が起きてしまうかもしれなという今、これからの日本はその状況に対応できるかどうかということが気になるからです。また、私は小中高とバスケットボールをしていたため、スポーツ分野のことについても学べたらと思っています。これから4年間単位を落とさず資格取得にも挑戦し充実した生活を送られるよう頑張りたいと思います。(奥山さん)
2017年4月 卒業にあたって・・・/第8期卒業生 成田君、島村君
3月17日(金曜日)に今年度の学位記授与式(卒業式)が滞りなく行われ、本学部でも第8期の卒業生たちを社会に送り出すことができました。今回のコラムは、その式典で理事長特別表彰〈学業賞〉および学位記授与〈学部代表〉されたふたりの成績優秀者に、「大学4年間の学び」というテーマで振り返ってもらいました。
写真中央が島村君、右側が成田君
4年間を共にした先生方や同級生はもちろん、1年次のマレーシア短期留学では現地の学生からたくさんの刺激を受けました。4年間所属した委員会では先輩後輩そして同期と学園祭を成功させるために活動しました。また、3年次からのゼミには留学生も加わり文化の違いや外から見た日本の事などリアルな話がたくさんできました。
城西大学に入学し、多くの方と出会えたことで自分自身の価値観や視野が、高校生までの私よりもとても広がりました。「人との出会いで大きく成長できる!」そんな4年間を過ごしました。
これからも出会いを大切にし、社会人として頑張っていきたいと思います。また、卒業学年幹事に任命されましたので、その任務をしっかりと果たしていきたいです。(第8期卒業生 成田君/理事長特別表彰〈学業賞〉)
理事長特別表彰
大学1年次では、様々な科目を履修し一生懸命勉学に励み中国語や経済系の学問に興味を持ち、自分の好きな分野を見つけることが出来ました。
様々な分野に興味を持ち日頃の積み重ねをしていき、大学2年次に特待生に選ばれ自分の自信に繋がりました。
そして大学3年次になり中国語をより深く学ぶために、中国語スピーチコンテストに参加したり、中国の留学生と積極的に接したりすることで力を着けていきました。大学4年次には、就職活動の傍ら中国語の授業を履修し最後まで中国語を学びました。
これから社会人になり、モノづくりにかかわる専門商社での仕事を頑張るとともに中国語の学習も積み重ね、ゆくゆくは自分の武器にしていきたいと思っています。(第8期卒業生 島村君/学位記授与〈学部代表〉)
2017年3月 ラクロス部の設立を目指して・・・/2年 柴田君
昨年度に、現代政策学部の一年生がラクロス・サークルを立ち上げました。一年生だけでサークルを作るのではじめは随分苦労したようですが、将来は城西大学をラクロスの強豪校にするという意気込みで頑張っているようです。今回は、立ち上げ時からのメンバーの一人である2年生の柴田君に、これまでの苦労や今後に向けての意気込みについて寄稿してもらいました。
しかし、ゼロから組織を立ちあげるのはとても大変でした。まずサークルとして登録するのに必要なメンバーを集めるのが大変でした。一年生が作ったサークルなので、勧誘も難しかったです。また、将来的にサークルを運動部に昇格させるためには実績が必要で、そのためには目に見える結果が求められます。サークルとして楽しむか、部活動として本気で取り組むかをめぐって、初期の立ち上げメンバーの中でも意識の差があり、チーム内で衝突がおきてしまったこともありました。それでも2年目に入った今は、新一年生も多くサークルに参加してくれるようになり、チーム全員が大学で「ラクロスを広める」という同じ目標を持って活動できるようになっています。
4月から、私も3年生として、サークルを安定させ軌道にのせる役割が求められると思います。そのためには、自分がチームを勝たせられるくらいの実力をつけるだけでなく、チームをまとめるようなリーダーシップを発揮しなければなりません。大変ですが、やりがいのある活動だと思います。是非、応援よろしくお願いします。
2017年2月 全學應援團に入團し4年が経ちました・・・/4年 齊藤君
今回のコラムは、全學應援團員として4年間の活動を終え、卒業を控えた前團長の齊藤君に應援團や大学生活のことを振り返ってもらいました。昨年12月30日の全日本大学女子選抜駅伝(富士山駅伝)では、「あるだけの力を出し切った」と話してくれました。写真は、富士山駅伝での応援の勇姿(上)、今年の1月21日に行われた全學應援團ならびにチアリーダー部の新旧幹部交代式(中)、第48代團長代行に就任した増田さんとの笑顔の引き継ぎシーン(下)です。
1人時代は馬鹿にされたり笑われたりしましたが、やがて「頑張れ」という励ましの声に変わっていきました。4年間を振り返りますと、應援團には相談する同期がいなく辛い事もありました。しかし、家族、友人、大学の先生、チアリーダー部の同期に支えられて頑張ることができました。
学生生活では、インターンシップや留学を経験でき、単位を修得し、就職先も決まり、應援團と両立できたと思います。親身になって下さった現代政策学部の先生には感謝したいです。学生の皆さんに伝えたいことは、「なにか1つ」夢中になる事をみつけて一生懸命頑張れば周りが見てくれるということです。努力は必ず実ります。自分を信じ頑張って下さい。日々感謝の気持ちを忘れずに、就職先では頑張っていきます。
2017年1月 現代政策学部女子学生の会(WING)の活動について・・・/2年 桧山さん
今回のコラム欄には、現代政策学部女子学生の会(WING)の桧山会長(2年生)が登場です。WINGは2011年に立ち上げられました。女子学生の親睦を図るとともに、各学生のキャリア向上を目的としています。現代政策学部の女子学生全員が入学と当時に自動的に所属する会です。写真(上)は池田さん(右)から桧山さん(左)への会長のバトンタッチの場面。写真(下)は12月のメイクアップ講座の様子です。
そして、12月には埼玉理容美容専門学校の中川先生をお迎えしてメイクアップ講座を行いました。今回は、就職活動のためのビジネスメイクを学びました。1年から3年の女子学生が45名近く参加してくれました。自分の好きなメイクをしたり流行りのメイクを取り入れたりするのは楽しいのですが、就活の場合は人に悪い印象を与えないメイクをすることが大事だということを習いました。参加者にとってはこれからの就職活動に役立ったのではないかと思います。
これからはどの学年の人たちにも興味を持って楽しんでもらえる、学生だからこその視点で企画を考えていきたいと思っています。
2016年12月 高麗祭実行委員会での活動を終えて・・・/4年 中島君
高麗祭は学生の皆さんが自分たちで作り上げる一大行事です。その準備・運営には、実行委員会がなくてはならない存在となっています。今回は4年間実行委員をつとめた学生に、委員会の活動について紹介してもらいます。高麗祭期間中の写真ですが、手前右側が中島君です。
高麗祭実行委員会は、7つの部局に分かれて活動を行っています。私は運営管理局という、高麗祭運営で最も重要な部局に所属していました。その他の部局には、製作警備局、コンサート局、広報局、総務局、編集局、企画局があります。上下関係があまりなく、先輩後輩関係なく皆和気あいあい楽しく活動しています。8月後半にはサマーキャンプ(サマキャン)と呼ばれる運営委員会全体の旅行や各部局ごとの旅行、10月にはハロウィンの仮装大会などの行事もあり、友達もたくさんできます。高麗祭本番は11月初めになることが多いので、サマキャン後から仕事が本格的に始まります。
高麗祭当日を迎える前に、運営管理局は、露店(食品)を出す団体の検便確認や教室の机や椅子が壊れてないかなどを確認します。高麗祭当日は、食堂やガス、備品など各担当に配属されて仕事します。今年、私は備品担当で、机やパイプ椅子の貸出管理を行いました。備品を運び、貸出した備品数が合わない場合は利用団体に問い合わせたりするのが主な仕事です。備品はとても多く、ときには他局にヘルプを頼み、また自分たちの仕事がない時は他局にヘルプに行ったりして、協力し合って高麗祭を成功させることができました。
高麗祭を終えての感想は、やはり正直疲れたということがあります。ですが、終わった後の達成感もひとしおです。祭りの後、4年生の引退式もありました。1人1人が壇上に乗ってスピーチをしますが、皆口を揃えて、「続けて良かった」と言っていました。涙する4年生、後輩も少なくありません。私もこの城西大学の高麗祭実行委員会を続けて良かったと思いますし、得るものの大きい、かけがえのない時間だったと感じています。
2016年11月 警察官採用試験に合格して・・・/4年 池田さん
本学部では、公務員志望の学生が多く、目標実現に向けて頑張っています。今回は、ソフトボール部で活動しながら、警視庁の警察官採用試験に合格した池田さんにその奮闘ぶりを紹介してもらいました。
ちなみに、男・女ソフトボール部は、関東リーグでは優勝争いの常連で、毎年のようにインカレにも出場する強豪チームです。
その理由は、当たり前にある平和な生活を、当たり前にするために活躍する、という警察官の仕事に惹かれたからです。
私は体育会の女子ソフトボール部に所属しています。大学生活の中で、部活をしながら、警察官になるための準備を進めなければなりませんでした。
まず、警視庁には資格加点制度があるので、2年生までに資格を取ろうと考えました。そして、漢字検定、ニュース時事能力検定、危険物取扱者を取得しました。公務員採用試験の勉強のために、1年生の頃から大学開講のエクステンション講座を受けていましたが、自分から本格的に始めたのは3年生の春でした。
勉強時間の取り方ですが、基本的には電車での通学時間や授業のない時間を利用し、部活で長期遠征に出るときは、移動時間や自由時間を使っていました。でも、これでは気持ちが滅入ってしまうので、部活が休みの日は、勉強も休み、頭も身体もリフレッシュさせて、切り替えるようにしていました。
受験当日、1次の学科試験では、今までやってきたことを出すだけだと、リラックスして臨むことができましたが、実際はあまり得点することができず、悔しい思いをしました。しかし、ここで資格加点制度により、今まで取得した資格と部活での成績が認められ、なんとか1次試験を通過することができました。
2次の面接試験では、その日のトップバッターだったので、かなり緊張しましたが、兎に角、「どうしても警察官になりたい!」という熱意をぶつけ、全てを出し切りました。
合格を知った瞬間は、ここまでやってきて良かったなと、心から思いました。すぐに、頑張れ頑張れと、ずっと応援し続けて下さった方々に、早く知らせたい!ありがとうと言いたい!と思いました。時々、部活と勉強を「両立した人」として、祝福されることがありますが、そうではなく、「させてもらった人」なんです。
大学の講義、資格試験の勉強、部活、アルバイト、公務員採用試験の勉強など、もちろん最初から上手くこなせていたわけでなく、部活で悩み、勉強で悩み、苦しい時期もたくさんありました。それでも部活の監督さんや仲間に助けられ、先生方に助けられたからこそ、最後まで諦めずに、頑張り続けることができました。
私が警察官になったら、今まで経験してきたことを活かし、当たり前の毎日を、支えていけるように仕事を全力でしていきたいです。
残りの学生生活は、今後のために、普通二輪と普通車の免許を取得し、更に、手話や点字等も勉強していきたいと考えています。
・・・後はゆっくり、同期と温泉旅行にでも行きたいです。
2016年10月 インターンシップに参加して・・・/3年 大野君、1年 髙橋さん
今回のコラム欄は、夏休みのインターンシップ報告として、ふたりの学生が登場してくれます。大野君(3年、男子)は東松山市役所、髙橋さん(1年、女子)は坂戸中央病院でそれぞれ実習を行いました。ふたりの活躍はすでに本学部のフェイスブックでも紹介しています。
2016年9月 大学のセミナー(ゼミ)活動について・・・/3年 亀井君
現代政策学部では、いわゆる「ゼミ」が1年生からあります。今回は、2年生と3年生の大学のセミナーやゼミにおいて、ゼミ長というまとめ役を果たしてくれている学生に、セミナー、ゼミでの学び方や学びの内容、ゼミ長としての体験などについて寄稿してもらいました。写真はマレーシア留学終了時の様子です。左は亀井君、右はマレーシアの大学の先生です。
1年次では、ニュースや新聞等を教材として、社会の様々な問題に関心を広げ、資料読解、論点の整理、レポートの作成といった大学での学び方を養いました。高校とは違って大学にはクラスがないので、貴重なコミュニケーションの場としても活用ができました。
1年の時には担当する先生は予め決まっていますが、2年次には各自が興味のある先生を選択し、受講します。ただし、定員は20名程度なので、人気がある先生の場合は希望のセミナーに入れないこともあります。私は留学や海外事情に興味があったので、国際政治などを学べる先生を選択しました。2年時には、1年次のセミナーに、分析や共同作業の要素を加えて学びました。
3・4年生の政策ゼミナールにも定員があります。2年次と異なる点は、ゼミの決定前に面接や筆記試験などが必要となることです。こうしたゼミ選考を通過した学生は、希望の先生のもとで学び、先生の研究分野に近いことをテーマとして卒業論文の作成に取り組むことになります。ちなみに私のゼミでは、「人にやさしい社会の構築」が研究テーマです。外部の方がいらっしゃって、就職活動に役立つお話をしていただくこともあります。また、夏にはゼミ合宿があり、そこで研究テーマについて研究し、各自成果を持ち寄りまとめる校外学習もあります。
2回にわたってゼミ長をつとめてみて、ゼミのメンバーの意見をまとめる時に、しっかりと言葉を選ぶことが大切だと実感しました。また、外部講師の方に代表してお礼や感想などを言う機会も多く、慣れないために苦労します。その反面、これまで経験してこなかったことを楽しんでいる自分もいます。ゼミ合宿の打ち合わせなどは、高校時代の文化祭で出し物を決めるような感覚でみんな仲良くやっています!
2016年8月 日本に留学して・・・/3年 唐さん
城西大学には、多くの留学生が在籍しています。今回は、昨年の9月に本学部に留学してきた3年生の唐雨楠さんに留学の感想を述べてもらいます。
日本に留学するきっかけは、日本語をしっかり身につけたいと考えたからです。言語を学ぶということは、その言葉自体を学ぶだけではなく、その国の文化、その国の人の精神を学ぶことだと思います。実際に日本に来て、自分の目で見て、自分の心で感じることは、日本語を勉強するうえで、最も効率的な方法だと思いました。
日本に来た当初は、大きな不安を抱きました。たった一人で自国を飛び出し、言葉の壁を超えて、暮らしていくことは決して容易ではありません。最も心配したのは、授業を聴き取ることができるかどうかでした。この不安を取り除くことができたのは、親切な先生方のご指導のおかげです。授業内容について、理解できなかったところがあっても、授業後、先生に質問して、先生が分かりやすいように何度も言い方を換えて熱心に説明してくれました。先生方と学生の距離が近いことは、日本の大学の一つの特徴だと思います。
日本の大学の教育制度の中で一番魅力があると思うところは、ゼミナール制度です。ご存知のように、講義では一方的に先生の講義を聞くのに対し、ゼミナールでは、先生によるご指導にもとづき、グループで学生が自主的に研究し、討論するという演習科目です。ゼミ制度の中で、先生の指導は一番肝心なところだと思います。研究の方向、注目点、注意点など、先生の指導があるからこそ自主的な研究が順調に進むようになりました。大学で学ぶべきものは、単なる授業を聞いて試験を受けることではなく、物事の考え方、問題解決力、プレゼンテーション能力なども培うことだと思います。
もし、日本に留学しなかったら、いろいろなことを体験することができなく、自分の視野も広がらなかったのではないかと思います。大学卒業後、私は日本の大学院に進学するつもりです。これからも日本に来た初心を忘れずに、毎日頑張って充実した留学生活を送りたいと思います。
2016年7月 社会人一年生として・・・/第7期卒業生 加藤さん
学生時代には、とにかく何も考えずに体を動かし、ポーランドやハンガリーへの留学、インターンシップやボランティア、教員免許取得など多くのことにチャレンジしてきました。こうした経験を通して、相手の視点に立って物事を考える大切さを経験しました。
就職活動では、業種を絞らず様々な企業に足を運びました。本学の他に地元の銀行や海外事業を展開しているプラント会社にも内定をいただきましたが、本学の発展に貢献したいという思いや、もともと教員志望であったこと、「教育」の仕事に携わりたいという気持ちから、本学で働かせてもらうことにしました。
就職してからまだ3ヶ月弱ですが、学生時代とは違う視点で大学を見ることができ、新鮮な気持ちで取り組んでいます。たまに、これまで所属していたゼミにお邪魔して後輩たちと話したり、指導したりしています。学生向けのサービス提供という仕事柄、実際に学生たちと交流することは大事で、こうした「学生の声」をサービスに反映させられるよう心掛けています。今後も、学生たちにとってよりよい生活を送れるようなサービスを提案していきたいと思います。
2016年6月 大学生活1ヶ月、これからやりたいこと・・・/1年 岡崎君、1年 鴨田さん
恒例となりましたが、今年も新一年生に大学生活の感想や抱負を文章にしてもらいました。初心を忘れず、充実した大学生活を送って欲しいと思います。前列左二人目が岡崎君 後列右二人目が鴨田さんです(飯尾先生のフレッシュマンセミナーですが、全学生がHP掲載に了承済です。岡崎君は右方向が気になるようです・・・)。
今年から一人暮らしを始めて、親のありがたさが身にしみてわかりました。大学生は、今までの生活と異なって90分という授業です。高校の50分とは違い、あっという間に終わってしまいます。高校生の時には、友人と「90分耐えられるかな」と言っていましたが、今思えば「50分なんてこっちゃない」です。大学生となって、将来のことをより考えるようになり、人との関わり方や世間のマナーを学ぼうという意欲が出てきました。インターンシップやボランティアに積極的に参加して、将来についてしっかり決めていこうと思っています。大学生のうちにたくさん学び、経験して、やりたいことや得意・苦手分野をみつけ、得意なことを活かす道をみつけたいと思います。(鴨田さん)
2016年5月 ボランティア活動に参加して・・・/2年 山本君
学生のなかには、大学での授業のほか、キャンパスを飛び出していろいろな体験をしている場合もあります。今回は、昨年、ボランティア活動に参加した山本君を紹介します。
私は「ボランティア」について、与えられたものをただこなすだけというイメージをもっていました。しかし、ボランティア活動をとおして、自分から積極的に動き、人と協力することがとても大切だということを学びました。メンバーの協力がうまくいかないと、作業中に怪我をしてしまったり、効率が悪くなってしまったりするからです。
ボランティア活動の内容は、イベントでの食品販売・案内役・司会など様々なものでした。そのなかで一番印象に残ったのは、介護施設における活動です。その時まで私は、福祉系の仕事を志望していたので、同じ分野の現場で貴重な体験をすることができました。しかし、介護施設での活動は自分が想像していた以上にハードで、責任が重い仕事だということを知りました。このことは、私に将来をもう一度考え直させるきっかけとなり、現在は福祉系以外の分野への進路も考えています。
私は、ボランティア活動を体験して、人と協力することや、積極的に動くこと、そして常に自ら学ぶ姿勢が大切であることなど、これまであまり意識していなかった多くのことを学ぶことができました。4月から2年生になりましたが、今年度もボランティア活動に参加する予定です。今後の目標としては、ボランティア活動だけではなく、インターンシップにも参加して経験を積んで、自分の進路のことを真剣に考え、資格取得などにも挑戦したいと思います。
2016年4月 バレーボールも勉強も就活も全力で・・・/3年 奥ノ木君
今月は、就職活動をはじめたばかりの奥ノ木君の学生生活を紹介します。奥ノ木君は2つのサークルに入り、積極的に活動してきました。いずれのサークルでも代表、副代表をつとめ、サークルメンバーをたばねてきました。
サークル活動ばかりではなく、学業の面でもこつこつと努力を積み重ねてきました。勉強はやはり大切です。日頃の少しずつの努力が実り、1年生から3年生までほぼ単位を落とすことなく進級してきました。
今月から本格的に就活がはじまりました。これまで学んできたことやサークル活動を通じて経験してきたことを、就活に上手く活用していきたいと考えています。特に、バレーボールを通じて身につけた積極的な面を強く打ち出して、自分自身が納得できる結果が出せるよう全力で取り組みたいと思っています。
2016年3月 マレーシア留学体験・・・/3年 上條君
昨年も、秋から冬にかけて現代政策学部から6名の学生が、マレーシア北部カンパ市の姉妹提携大学(UTAR)で3ヶ月の留学に参加しました。今回は、初めての海外滞在を経験した3年生の学生に、滞在中の経験や手応えについて寄稿してもらいました。
マレーシアでの暮らしで驚いたことは、予想していたよりはるかに暑かったことです。日本と違いジメジメした暑さではなかったですが、とにかく暑かったです。また、突然降ってくるスコールには何度も足止めさせられ、困りはてました。そして、生活していくうえで一番不安だったのが食事でした。しかし、これは以外にもいけました。日本人の味覚に合う料理も多く、日本では食べられない料理もあったので、毎日の食事が楽しみでした。特にロティチャナイ(ナンのようなパン)がお気に入りです。
町の人はマレーシアなのにマレー系の人が少なく、中華系やインド系の人が多かったです。そのためなのか、町のいたるところに漢字があり、町並みもそれぞれの文化の建物が多くありました。複数の異なる民族の文化が並存している光景は、日本ではあまり見かけないので不思議な感じがしました。
マレーシアの留学を終えて、英語が当初より大分聞き取れるようになり、また知識だけではなく実際に見て、聞いて、体験することの重要性や海外での経験を得ることができました。今回の人とはちょっと違う体験を、これからの就職活動やその後の仕事にも役立てていきたいと思っています。
2016年2月 野球部のマネージャーとして・・・/1年 高橋さん
野球部のマネージャーとして頑張っている1年生の高橋さんを紹介します。とても明るく積極的な学生で、高校生対象の学部説明会のお手伝いなどもしてもらっています。
中学校2年生のある日のこと。父がプロ野球のチケットをもらってきて、父と私で観戦することになりました。 試合の当日、球場に着いたもののルールなんてわからないし、なんとなく気分が乗りません。
ところが、試合が始まってみると、ヒットやホームランが出て盛り上がる球場の雰囲気のなか、とても喜んでいる自分がいました。「へ~え、野球って面白いんだ」と思い、高校に入学すると、すぐに硬式野球部のマネージャーを志望しました。
高校野球に関わるようになってから、悩んだこと、学んだこと、楽しかったこと、泣いたこと、語り尽くせないくらいのたくさんのことがありました。ただ、言えることは、いつの間にか野球が大好きになっていたということです。
マネージャーを勤めたことで、誰かのために頑張ること、忍耐力や礼儀など人として生きていくために大切なことを学び、人として自分自身が成長できたと感じました。そして、野球部を引退したとき、自分に足りないところを伸ばすためには、大好きな野球のマネージャーを続けることだと考え、大学でも硬式野球部のマネージャーを志望することにしました。
今は、城西大学硬式野球部マネージャーとして、少しでもチームのためになればと、先輩マネージャーの方と練習をサポートしています。普段は週に4回のペースでグラウンドへ行き、事務系の仕事のお手伝いと清掃、土曜日・日曜日は選手のためにお昼ご飯(おにぎりやうどん)作りなどをしています。
何となく想像はしていましたが、高校野球と大学野球では環境もレベルも仕事の内容も全く違い、最初の頃は辞めたくなることもありました。しかし、グラウンドに行けば、朝早くから夜遅くまで頑張る選手の姿、優しい先輩や仲間がたくさんいます。マネージャーは選手を支える立場にあるはずなのに、逆に選手に支えられています。そして、選手に言われた「ありがとう」は心の底から喜べる言葉です。それだからこそ、来年は、首都大学リーグでの優勝を目指して、サポートしていきたいと思います。
大学生活はまだまだ始まったばかり。あと3年間ほどありますが、これからの学生生活は長いようで短いのかなと思います。あっという間に引退という時期がくると思うので、とにかく今を充実させて楽しみたいと考えています。もちろん、勉強も頑張って、文武両道を目標にしたいと思います。
2016年1月 優秀賞を受賞しました!・・・/2年 内藤君
城西大学50周年を記念し「城西大学読書感想文コンテスト 2015」が行なわれました。このコンテストの部門2(大学生・短大生)で現代政策から2名が優秀賞に選ばれ、今月18日(金曜日)に表彰式がありました。今月号では受賞者の内藤君(2年生)に登場してもらいます。内藤君はサッカー部でも活躍しています。勉学にも部活にも懸命に取り組んでいる内藤君の大学生活 を紹介します。
前期の終わりごろ、福祉住環境について学んでいるソフォモアセミナーの時間に、読書感想文コンテストに応募しよう、と いう話が持ち上がりました。今までは本なんかつまらないし、読むのが面倒だと思っていました。しかし、私が関心を持っている留学や国際協力などの本を探し 読んでいくうちに、自分のやりたいことや自分に関係がある本なら、とても楽しく興味深く読むことができるのだなと感じるようになりました。最終的に私は 『地域をつなぐ国際協力』という本を選び、感想文を書いて応募しました。今月に入り、応募した感想文が優秀賞に選ばれたと知った時、少し驚きましたがとて も嬉しかったです。受賞は、勉強に力を入れて取り組んだ成果が出てきたという証でもあると思うので、自身にもつながりました。
今回の読書感想文コ ンテストへの応募を機に、改めて読書の楽しさを知りました。読書を通じて、自分では思いつかないような新しい発見や自分とは異なる考え方などと出会い、と ても新鮮に感じました。私は大学在学中に留学をしたいと考えているので、これからは留学に関する本やその国の社会や文化に関する本もたくさん読んでいこう と思っています。もちろん、サッカーの練習にもこれまで以上に励みます!
2015年12月 アジア・サマープログラム参加記・・・/2年 中島さん
城西大学は、アジア諸大学と連携し、グローバル人材育成のためのアジア・サマープログラムを実施しています。今年は城西大学・城西国際大学が主催校となり、坂戸キャンパスでもアジア諸大学の学生と本学学生が英語漬けの合宿生活を送りました。今回は、現代政策学部からこのプログラムに参加した学生に、参加体験記を寄稿してもらいました。
プログラムの内容は、アジア各国の大学生と学びの場や寝食を共にして国際交流を深めていくというものです。参加国は、日本・中国・韓国・タイ・インドネシア・バングラデシュ・リトアニア・マレーシア・フィリピンの計9か国でした。学ぶキャンパスは城西国際大学の「東金キャンパス」「安房キャンパス」、城西大学の「坂戸キャンパス」の3か所から選ぶことができ、私は通い慣れた「坂戸キャンパス」を選択しました。坂戸キャンパスには、日本・韓国・タイ・インドネシア・マレーシア・フィリピンの計6か国の学生が集まりました。
平日の午前中は、各自で選択した科目を学びます。私は、マレーシアの大学の講師が教える「Principle of Entrepreneurship(企業家精神の原則)」と、城西大学の講師が教える「Healthcare-supporting Foods, Cosmetics and Medicines」の2つを選択しました。海外の会社を調べて発表したり企業家を題材にした映像をみたり、日本の朝食を作るというテーマで焼き魚と味噌汁を作る調理実習をしたり、薬学部の協力のもと自分の肌質を診断してもらってスキンケアのアドバイスを受けたりしました。普段の授業との違いは、講師と生徒が気軽に話すような感覚で意見交換をしていたことです。パソコンやスマートフォンなどの情報機器も自由に使ってよい環境でした。私はこれに驚き、いかに日本の授業形態が堅苦しいものであるかがわかりました。午後は日本文化を知るために、うちわ作り体験や茶道などのアクティビティを行いました。それらすべての活動や会話には英語を使用しました。
ASPメンバーはとても親切で、私が英語を話せないことを理解し様々な手助けをしてくれました。周りの人は日常生活に支障のないレベルで英語を交わしていたので劣等感を抱くこともありましたが、日本語を教えて欲しいという友達もでき、お互いの母国語を教えあう仲になりました。それからは英語を話すことだけが国際交流ではないと開き直り、その友達からたくさんの言葉を教わりました。英語の大切さも痛感しましたが、日本語を学んでくれる友達の国の事を知りたいと思ったのです。
6か国のうち、英語を公用語として定めている国はフィリピンのみ(マレーシアは準公用語)であるのに、飛び交う会話は英語でした。英語が世界共通語であるという事を改めて実感し、自分も英語を学べばどこの国の人とも楽しく会話ができるのだという希望と憧れを抱きました。
ASPを終えた後も交流は続いています。今は再会を楽しみに日々を送っています。
2015年11月 中学から走り続けて・・・/1年 高沢さん
今回は、女子駅伝部に所属する1年生の高沢さんを紹介します。女子駅伝部は、9月27日(日曜日)の関東大学女子駅伝大会で6位入賞を果たし、上述の杜の都駅伝への出場権を獲得しました。部員全員の努力と頑張りの結果ですが、3区に出場した高沢さんは、区間賞に輝いています。
入部当時、部員一人ひとりの個の力では、埼玉県の上位校とはとても勝負できるようなチームではありませんでした。私は1年生最後の県中学駅伝大会で1区を走り、あまり良い成績を上げることはできなかったのですが、チームは8位入賞を果たし、とても嬉しかったことをはっきりと覚えています。「これが駅伝の力なんだ!!」と思いました。私は自己記録を3年間伸ばし続けることができ、高校でも陸上を続けることにしました。
中学ではなんの実績もない私でしたが、どうせ陸上を続けるのであればと思い、駅伝強豪校の埼玉栄高校への進学を決めました。1・2年時は実力不足と故障の連続で全国や関東の駅伝大会には出場できませんでしたが、3年生になって、ようやく全国高校駅伝埼玉県予選会の1区を任せてもらえました。全国高校ランキングトップの選手がいるライバル校には、かなりの苦戦をしいられましたが、ついに4区で逆転!!全国高校駅伝大会への切符を手に入れることができました。この時も仲間を信じる大切さを知り、駅伝の醍醐味を味わいました。
3年生になり進学を考えたとき、地元埼玉県の大学であること、毎年、全日本大学女子駅伝(杜の都駅伝)に出場していること、高校の先輩も入部していたことから、城西大学へ入学しました。いま、チームとして一番の目標は、杜の都駅伝でのシード権獲得です(8位以内)。そのために、どんなかたちであれチームに貢献したいと思っています。
今後の目標は、チームとしての杜の都駅伝優勝、個人としての関東インカレや全日本インカレでの上位入賞ですが、ぜひ達成したいと思っています。「最終目標はオリンピック出場です」と言いたいところですが、中学校からずっと継続できている自己記録を毎年1秒でも更新できるように日々努力していきます。あっ、もちろん、走ることだけではなく、学業にもしっかり励みたいと思います。
2015年10月 ”再び”のインターンシップ・・・/3年 片岡君
先月インターンシップを終えたばかりの3年生の片岡君に、経験したことやインターンシップの醍醐味について語ってもらいました。文章から片岡君の成長ぶりが伝わってきます。
今年のインターンシップは、食品関係の会社を希望しました。なぜ、私がインターンシップ先として食品関係を選んだのか。それは、甘いものが好きであること、また、食品業界に興味を持ちはじめたからです。実習は、料理やドリンク作り、接客、レジ係など、とても多くの内容が含まれていました。これまで私は、接客を経験したことがありませんでした。その上、簡単なものとはいえ、お客様に自分が作った料理や飲み物を出したことは一度もありませんでした。今年のインターンシップは、初めてのことばかりでした。
インターンシップ先は、非常に地域に慣れ親しんでいるお店で、利用するお客様も地域の方がほとんどでした。そのため、店員とお客様の距離がとても近く、親しみを込めて接客がなされていました。お店を利用するお客様と接するにあたって、「慌てず落ち着いて、笑顔で接することが重要だ」と指導者の方から言われました。しかし私は慣れないことが多くあり、なかなか笑顔で接することができませんでした。今回あらためて、落ち着いて、笑顔で接客することの難しさを知りました。
インターンシップ期間、楽しみもありましたが、難しいな、と感じることも多々ありました。しかし振り返ってみると、コミュニケーション能力の重要性や、接客業の奥深さを知ることができ、とても良い機会だったな、と思っています。
2015年9月 ポーランド留学記・・・/4年 加藤君
今月は、現代政策学部から初めてポーランドに1学期間の留学をした加藤君に、留学中の奮闘について寄稿してもらいました。昨年にも政府奨学金でハンガリーに2週間の留学をしており、海外経験豊富な学生です。いろいろと苦労もあったようですが、今しかできない得難い体験ができていると思います。
私の留学していたウッチはポーランドの真ん中にあり、工業都市として栄えたところです。ウッチ大学では国際関係・政治学部に所属し、50か国から来ている留学生とともに英語で授業を受けたり、観光したりと有意義な時間を過ごすことができました。
大学の授業では、毎日多くの課題が出され、周りの友達に聞きながら、自分なりにしっかりと取り組みました。一つの授業で一回以上自分の意見を言うことを目標にして、日々の授業に取り組みました。ある授業の先生から「正確な英語でなくていいから、君の知っている情報をみんなに言って、共有しよう。」と言われ、その時から、この目標を意識するようになりました。はじめの頃は授業のテンポについていけず、全く自分の意見を言うことはできませんでしたが、日がたつにつれ英語が聞き取れるようになり、少しずつ意見を言えるようになりました。
留学の目的として、英語に加えてポーランド語を向上させるという目標も掲げていたため、ポーランド語の授業を受けていました。ところがクラスメイトのほとんどがロシア人、ウクライナ人、ベラルーシ人で、彼らはポーランド語と似ている言葉を話すため、初級レベルのはずが、非常に難しい!!しかし、なんとかくらいつこうと復習を欠かさず、授業で手を挙げ、答えていました。その結果、日常生活に困らない程度のポーランド語力がついたと実感しています。
ヨーロッパで他国の人々と一緒に授業を受けてみて感じたことは、彼らの自分で考え、表現する力が高いことです。私はこの力をもっと磨かなければならないと実感しました。そのためには豊富な知識が必要であり、もっと多くのことを幅広く学ぶ必要があると改めて感じたので、今後も自ら進んで様々なことについて学びたいと思います。
2015年8月 躰道部と私・・・/2年 熊澤君
今回は、躰道部に所属している熊澤君を紹介します。躰道部は武道系の運動部であり、今年51期を迎えます。ということは、51年目を迎えた本学の創立と同年に創部されたということです。熊澤君は、この6月に開催された埼玉県大会において、法形競技(いわゆる型)で優勝し、埼玉県優秀選手賞も受賞しました。おとなしい感じなのに以外な面を見せてくれました。
そもそも躰道とはどのようなものかといいますと、空手から派生し、空手と新体操を混ぜたようなアクロバティックな武道です。競技としては、技を当て合う実践競技、型を通す法形競技、主役となる一人が五人の脇役を一人ひとり倒していく展開競技の三種類があります。私は先月に行われた埼玉県の大会で、法形競技で優勝することができました。実は、今年の4月初めに腕を骨折し、一ヶ月間練習できない時期がありました。もちろん焦りはありましたが、大事をとりようやく5月に復帰し、そこからの一ヶ月間は、自分でも感心するほど必死で毎日の練習に参加しました。優勝した時は、一ヶ月間、諦めずに練習してきて良かったという気持ちはもちろんでしたが、それとともに自信もつくようになりました。躰道とは、今の自分にとって、心身を鍛錬できる欠かすことのできない重要な存在です。
いまは部活動に力を入れている私ですが、来年は3年生です。自分の進路についても本格的に考えなくてはなりません。現在、私は宅地建物取引士試験の勉強に取り組んでいます。将来の職業について具体的には決まっていませんが、この資格を活かした仕事に就きたいと考えています。おわりに、これからも勉学、部活動ともに頑張っていこうと思います。
2015年7月 私の留学生活・・・/3年 蘇さん
振り返ってみると、この半年間は長いようで短い時間でした。日本や日本文化について学ぶことができ、いろいろな人と出会い、さまざまな勉強をしました。収穫の多い半年間であると同時に、感慨深い半年間でもあったと思います。
私はこの城西大学への留学で初めて、いつも生活し、慣れ親しんでいた土地を離れて生活をすることになりました。日常生活の中の些細なできごとでさえ、生活の難しさがとても感じられました。しかし、私はずっと先生や日本のみなさんにお世話になっているので、日本の生活にすぐ慣れることができました。
この半年間で、授業の内容も理解できるようになり、自分で旅行することもできるようになり、日本語もドンドン上手になりました。友達と二人で生活している私達は、自分でご飯を作ることを始めました。自分は成長した感じがします。
日本の学生はほとんど皆アルバイトをしています。アルバイトは、社会経験を積めるだけでなく、新しい人間関係の形成や責任感の向上にも大いに役立ちます。去年の11月、私もバイト生活を始めました。大変ですけど、責任感は強くなりました。
今の私は日本語の一級試験を合格するために、勉強しています。私にとって、日本で留学することはとても貴重な経験だと思います。これからも、一生懸命頑張ります。
2015年6月 はじめての大学生活・・・/1年 中澤君、1年 倭文君
今回は、入学したての新入生二人に大学生活の感想や、今後の大学生活への意気込みについて寄稿してもらいました。
そして実際に大学の授業を受けてみると、高校の授業よりも遥かに楽しいと私の中では感じています。もちろん、そんなことは絶対にない!!と思う人もいるとは思います。しかし、90分間という長い時間ですが、自らが選んだ学びたい授業を受けることができるのは全く苦になりません。高校の時は45分間とかなり短い授業ですら毎回爆睡をかましていた私だったので、一番驚いているのは私自身かもしれません。
また、私は大学内でもう一つ、勉強以外でやりたいことがあります。それは、ラクロス部を作ることです。カレッジスポーツといわれるほど、ほとんどの人が大学から始めるスポーツ、それがラクロスなのですが、サークル、部活いずれもないことに驚きました。私は、今、クラブチームでラクロスをやっていますが、これからサークルを作り、部活を作り、人数を増やして3部、2部と上がり、「城西大はラクロス」と言わせられるように4年間あるいはそれ以上かけて取り組みたいと思っています。(中澤君)
現代政策学部では、法律や経済、語学について深く学ぶことができます。義務教育や高校までの勉強とは比較できないほど専門的で深く奥行きがあり、楽しいです。これらの学びは好奇心を満たすのみならず、自分の将来の夢を目指すうえでも役立つと思います。城西大学のマスコットキャラクターはサイをモチーフとしていますが、まさしくそのサイのように、自らの目標へ突き進んでいきたいと思います。
大学に入って交友関係も広がりました。サークルにも入部しました。一度しかない大学生活です。その一度きりを無駄にしないよう、これからも楽しみ、学び、充実した大学生活を送りたいです。(倭文君)
2015年5月 北坂戸にぎわいサロンでの取り組み・・・/4年 丸山君
城西大学は、東武東上線北坂戸駅前の公団団地の一角に、学生と地域住民が一緒に学びながら町の賑わいを創造するための施設として、「北坂戸にぎわいサロン城西大学」を設置しています。今回は、この施設を活用して地域住民向けの文化交流イベントを開催してきた4年生にその取り組みを寄稿してもらいました。
最初に手掛けたイベントは、演劇による交流会です。学内に立ち上がったばかりのサークル「劇団ASTEEЯ」が旗揚げ公演の場所と機会を探していたので、一緒にやろうと声を掛けました。初めての企画だったので、全てが手さぐり状態で、うまく広報活動もできず、当日はみんなで駅前に立って参加者の呼び込みも行いました。何とか十数名が集まってくれて「新釈外郎売」を披露できたときは、ホッとしました。
秋には中国人留学生たちと協力しあって、中秋節をテーマに中国文化の交流会を開催しました。中秋節に関する中国アニメに字幕を作成して放映したり、留学生が講師になって中国語講座を行ったり、本場の大きな月餅をみんなで食べたりして、地域の方々と留学生が和気あいあいと交流できました。後日、参加して下さった方からお礼の手紙を頂いたことがとても励みになりました。
冬には、ハンガリー留学生たちとクリスマス会を行いました。ヨーロッパ文化を研究している先生が講演をしてくれたり、留学生がハンガリーでのクリスマスの過ごし方を話したり、みんなでキラキラ星やクリスマスソングをハンガリー語で合唱したりしました。ハンガリー産のハチミツや薬学部の学生が開発したハーブティーも参加者に試食してもらいましたが、とても美味しいと評判でした。
この1年間、文化交流サロンを主催してきましたが、こうした経験は全く初めてで試行錯誤しながら進めたため、多くの方々に迷惑をかけてしまいました。また、地域の方々がどのような文化に興味があるのかをあまり調査せずに企画してしまったため、参加者が思うように集まらなかったりもしました。反省することばかりですが、多くの方々に手助けしていただいたり、地域の方々から声をかけていただいたり、とても充実した体験になりました。この文化交流サロンが、今後も継続して、地域に親しまれるイベントになってくれることを願います。
2015年4月 ただいま就職活動中です!・・・/4年 田頭さん
今月は、新4年生の田頭さんのこれまでの学生生活と就職活動の様子についてご紹介します。田頭さんは夢の実現のために、これまでの学生生活において懸命に勉学に励んできました。今年3月からは、就職活動に取り組んでいます。
私はこれまで、将来何をしたいのか、どの業種が私に向いているのかを大学生活のうちに見つけようと、勉学に励むだけではなく、インターンシップやアルバイトなどさまざまな活動をしてきました。インターンシップでは、毎日新聞社で出版と私の相性を確かめることが出来ました。アルバイトでは、飲食店やアパレルの店員を経験し、接客業の大切さを学びました。衣料品にはもともと深い関心を持っていました。衣料品店で実際の雰囲気や仕事内容に触れることができたおかげで、アパレル企業の仕事について知ることができました。就職説明会でアパレル企業の説明をききながら、なにが自分に求められているのか、自分の果たすべき役割はなにかなど、自分自身に問いかけ、模索を続けています。
学習の面ではこれまで、医療福祉経済コースで、私が以前から関心をもち続けていた医療や福祉について深く学んできました。医療や福祉の分野以外にも、法学の勉強にも打ち込みました。法学は勉強するうちにだんだん興味がわいてきたので、法学に関する資格の取得を目指して勉強に励みました。その結果、今年1月に「法学検定試験 スタンダード(中級)コース」を取得することができました。幅広い分野を学ぶことができたことで、私の中の選択肢が広がったように感じています。また、大学生活で勉学以外にも幅広い領域に触れることが出来たことは、自分にとって財産であると思っています。これまで学びや経験を十分に活用し、今後の就職活動を積極的に展開していきたいと考えています。