アーツ・イン・エデュケーション
学生代表 村上 龍之介
(現代政策学部3年)
今年度から坂戸鶴ヶ島展を城西大学の水田美術館で開催することとなりました。 MOA美術館児童作品展は子供が興味や関心をもったことを絵画によって表現させることで子供たちの豊かな心を育むことを目的としています。 我々ボランティア団体はその育む過程に携わり、他にもさまざまな活動に対してサポートしていくなど自発的な活動をしていきたいと考えています。
私たちが気を付けていることとして、まず挙げられるのは受入れ団体のスタッフに対してだけではなく、来てくださる方々にきちんとあいさつすることです。基本的なことではありますがコミュニケーションを円滑にするためにも大切なことだと考えています。
また、1つひとつの作品を傷つけないように気を付けています。 今回このような状況下で開催されることを嬉しく思います。開催するまでの準備期間を通してたくさんの方の協力があることを感じました。
今回のMOA美術児童作品展を通してボランティア活動の現状を知り、多くの人が何か得られるものがあればと思います。 今回のMOA美術館児童作品展で学んだことを生かし継続性をもたせる活動にするためにどのようにしていけばいいのかを考えていきたいと思います。
また、これまで以上に多くの方に参加、来場していただけるような活動にしていきたいです。今後も活動を通してたくさんの方の顔があふれ、そんな居場所を作るためのサポートをしていきたいです。
アーツ・イン・エデュケーションについて
城西大学現代政策学部
准教授 柳澤智美
アーツ・イン・エデュケーションという団体名を使用したのは2年前からです。活動に名前を付けた大きな理由は、在学生だけでなく、卒業生も地域の皆さまにも、児童作品展という活動にいつでも参加できる「場」の提供をしたいという目標を持ったからです。この活動が好きならいつまででも児童作品展にかかわる仲間でありたいと思います。
児童作品展には2015年から参加させて頂きました。今後も、「MOA美術館坂戸、鶴ヶ島児童作品展実行委員会の事務局」の皆様におかれましては様々な形で参加していただきつつ、新しい形の協働を目指し、学生ボランティア団体の活動の幅を広げていきたいと考えております。新しい取り組みとして、今年度オンライン作品展も同時に開催いたします。
一年間を通して1つの展示会を作り上げていくという過程は大学生にとっても興味深い活動です。様々な年齢層の皆様との出会いを通して多くのことを吸収させて頂ければと存じます。
活動に際して、学生のボランティア活動を城西大学水田美術館がサポートをしてくれることとなりました。水田美術館であれば展示日数も以前より長く展示することが可能となります。絵を飾ることが、小学生の皆さんの思い出の1つとなり、絵を飾られたことが何かの自信に繋がって欲しいと願っております。
MOA美術館外観(熱海市)
MOA美術館 坂戸・鶴ヶ島児童作品展
第17回の様子アーツ・イン・エデュケーションによる
第17回の展示作業風景