浮世絵版画の制作工程+川瀬巴水後摺版画

  • 開催予定
  • ギャラリー2

    概要

    Overview

    江戸の出版文化を代表する浮世絵は、絵師だけで成立するものではなく、企画から販売までを統括する版元に加え、版木を彫っていく彫師や版木を摺っていく摺師の職人も必要とされます。

    この展示では彫師、摺師の木版の制作工程をパネルと実物資料をご覧頂きながらご紹介いたします。

    合わせて復刻版の浮世絵版画10点も展示いたします。

     

    また、「昭和の浮世絵師」と称される川瀬巴水の平成の後摺版画6点を展示いたします。

    川瀬巴水は日本全国を旅しながら写生し、版元である渡邊庄三郎とともに、新版画という新時代の芸術を生み出しました。
    四季折々の風景が見せる豊かな表情を描いた作品をご覧ください。

    展覧会情報

    Exhibition information

    会期: 2025年5月12日(月)~5月30日(金)
    観覧料: 無料
    会場: 城西大学水田美術館 ギャラリー2
    ※開館時間: 9:30~16:30(入館は16:00まで)
    ※休館日: 土曜日・日曜日 ※ただし、5月17日(土)はイベント開催のため開館

    主な展示内容

    Works

    展示の一部をご紹介いたします。

    • 復刻版 浮世絵版画

    • 10点
    • 彫師、摺師の道具

    • 版木と順序摺

    • 川瀬 巴水

       《忍野の富士》

      • 昭和17年(1942)作、(平成の後摺)
      • 当館蔵
    • 川瀬 巴水

      《東海道風景選集日本橋 夜明》

      • 昭和15年(1940)作(平成の後摺)
      • 当館蔵

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