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【現代政策学部】タイ文化と観光を学ぶ国際研修、無事修了!城西大学の学生が成果発表に挑戦


城西大学では、タイ王国のチュラロンコン大学芸術学部と合同で、タイ国際文化研修(9月2日〜9月18日)を実施しました。現代政策学部の酒井宏平先生が引率し、12名の学生がタイの文化と観光を融合した社会づくりについて学んでいます。このプログラムは、日本学生支援機構海外留学支援制度の「観光と文化を両立する社会づくりを学ぶ政策人材育成プログラム」の一環として実施されています。



今回は後半の様子をお届けします! 前半の様子はこちら:「【現代政策学部】タイ文化と観光を学ぶ国際研修、前半終了!学生たちが多彩な学びを実践中」

タイ料理ワークショップでは、ソムタム(パパイヤサラダ)とラープ(タイ風ひき肉サラダ)作りに挑戦しました。石臼で具材を潰し、唐辛子や調味料を加えるプロセスに、学生たちは楽しみながら真剣に取り組んでいました。唐辛子を少し多く入れてしまったグループもあれば、講師の方から「タイでお店を出せるレベルの味だ!」と称賛されたグループもありました。学生からは、「研修中によく食べていたタイ料理を自分で作る体験ができ、とても楽しかった」や「少し辛かったですが、皆で作った料理なので、おいしかったです」と振り返っていました。

花飾りワークショップでは、タイの伝統的な花飾り作りに挑戦しました。学生たちは細かな作業に夢中になり、針に花を通す作業に没頭しました。「こんなに時間がかかるとは思わなかった」「細かい作業が意外に楽しかった!」といった感想も聞かれました。

最後には、チュラロンコン大学内に設置されたラーマ6世とラーマ5世の像に、作成した花飾りを献花し、タイ文化への敬意を表しました。

研修の終盤には、学生たちがグループに分かれてバンコクの魅力を手描きマップで表現するワークが行われました。各グループが感じたタイの魅力を自由に表現し、料理や観光名所、ユニークな地元の文化などが溢れるマップが次々に作られました。学生の1人は、「コンビニで見つけた意外な美味しいスナックをランキング形式で紹介しました。タイに来て感じた驚きと喜びをマップに詰め込むことができて楽しかったです」と話していました。

そして、いよいよ最終成果発表です。学生たちはパワーポイントと作成した地図を使いながら、「誰が利用する地図なのか」、「どんな思いで作ったのか」、「工夫したポイント」、「改善点」などを発表しました。発表は英語で行われ、学生たちは苦労しつつも、タイの魅力や自分たちの学びをしっかりと伝えました。チュラロンコン大学の教員や学生からも活発な質問が飛び交い、発表の内容に大いに興味を持ってもらえた様子でした。

研修の締めくくりとして行われた修了証授与式では、チュラロンコン大学のKiat Thepchuaysuk先生から修了証が手渡されました。先生からは、「今回の成果発表は非常に質が高く、ぜひ来年もチュラロンコン大学で第3回研修を開催してほしい」との嬉しいお言葉をいただきました。



17日間という短い期間でしたが、学生たちはタイ文化と観光について真剣に学び、さまざまな経験を通じて成長しました。このプログラムを通じて得た知識や経験は、今後の観光や文化政策の分野での活躍に繋がる大きな糧となるでしょう。来年もさらに充実したプログラムを実施し、学生たちに多くの学びと成長の機会を提供したいと考えています。



このプログラムを支援してくださった日本学生支援機構、城西大学現代政策学部教職員の皆様、城西大学国際教育センターの皆様、そして研修に参加し、真剣に取り組んでくださった学生の皆様に、心から感謝申し上げます。
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