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城西大学一行は中国の大連の姉妹校を訪問しました


このたび、学校法人城西大学理事長・城西大学学長藤野陽三、学校法人城西大学理事・城西大学事務局長榎本勝美ならびに城西大学副学長于洋をはじめとする城西大学一行は2024年9月20日~24日の日程で、中国の大連地域にある姉妹校を訪問しました。

東北財経大学にて

【東北財経大学表敬訪問】
 9月20日、大連に到着後、2015年より本学と交流している姉妹校、東北財経大学を訪問し、肖興志党委書記らと会見しました。東北財経大学側は、肖興志党委書記のほか、汪旭晖副学長、陶碩国際交流処長らが出席されました。
 東北財経大学は、中国財政部、教育部及び遼寧省人民政府によって共同管理運営されている、経済学と管理学に強みと特色を有する大学です。中央政府と地方政府の財政分野や金融業界等の多くの経済・金融責任者が同大学出身であり、金融・経済の専門知識を持つ専門人材を多数輩出しています。
 今回の東北財経大学訪問では、東北財経大学のスマート教室を見学し、教員評価、昇進・給与への反映、授業参観の実践などについて情報交換を行いました。
【大連外国語大学創立60周年記念式典参加】
 9月21日、本学姉妹校である大連外国語大学創立60周年記念式典に参加し、記念行事の国際学長フォーラムに藤野学長が登壇されました。
 国際学長フォーラムでは、大連外国語大学と連携しているアジア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカの300名近くの大学関係者が参加し、「世界高等教育の改革・融合・イノベーション」をめぐって各国の学長によってプレゼンテーションが行われました。藤野学長は課題発見能力の重要性について語り、とりわけ本学の協創力養成演習の実施状況について紹介しました。世界から集まった大学の学長から事例紹介を伺い、様々な大学の運営事情を知る貴重で有意義な機会でした。

国際学長論壇にて

大連外国語大学創立60周年記念式典

MOU締結式

【渤海大学とMOU締結】
 9月22日、渤海大学と国際交流協定(MOU: Memorandum of Understanding)を締結し、 大連で締結式が執り行われました。 国際交流協定の目的は、両大学の教員交流、学生交流、共同教育プログラムなどを促進するための協力関係を育み、それによって協力関係を強化することとしています。
 渤海大学は2003年設立された、遼寧省錦州市にある公立大学です。法学部、経済学部、マネジメント学部、外国語学部、スポーツ学部、数学科学学部、物理科学与技術学部、化学与材料工程学部、食品科学与工程学部などの学部を有し、アメリカ、ドイツ、イギリス、日本、韓国、オーストラリア、ロシア、カザフスタン、パキスタンなどの75大学・教育機関と交流・協力関係にあります。
 趙建国学長は東北財経大学副学長を長くつとめられた後渤海大学の学長に就任され、本学の大学院1+1共同教育プログラムの実施を後押ししてくださった方です。今年渤海大学に着任され、学部設置に共通点の多い両大学は、是非とも様々な分野で交流を始めていきたいと述べられました。

東軟信息学院にて

【東軟信息学院表敬訪問】
 9月23日、東軟信息学院を訪問し、劉積仁理事⾧兼創立者、温涛教育グループ総裁、大連分校郭権学長、広州分校孫偉学長、成都分校張応輝学長らと会見しました。
 東軟信息学院は中国の大連、広州、成都にある主にIT教育を専門とする大学で、独立して運営されている私立大学です。大連校は、大連東軟信息学院と言い、2000年に東軟グループが60パーセント、大連ソフトウェアパーク㈱が40パーセント出資で建設されています。今回の訪問に際して大連校の真新しく豪華なキャンパスのほか、心血管病院、歯科病院、老人ホームといった付属施設も見学しました。
 懇談の場においては、劉積仁理事⾧から、事業の一環としてフェニックス学院(シニア大学)を新設する予定であり、城西大学と城西国際大学との関連分野である薬学、看護、高齢者介護などにおいて交流を始めたいとのご要望があった。そして学生の共同教育プログラムの取り組みはもちろん、今後若手教員の学位取得も強化し、本学への派遣を積極的に実施したいと提案されました。
 劉積仁理事⾧は中国で著名な実業家で、元東北大学の副学長であることから教育業界にも見識を持っておられ、私立大学の教育強化に非常に熱心に取り組まれております。今回の懇談は、同じ私立大学である本学にとって、大変刺激が多く、両大学の更なる連携強化に新たな可能性が示唆されました。
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