【男子駅伝部】第101回箱根駅伝は総合6位―初の3年連続のシード権を獲得!9区・桜井優我選手が区間賞に輝きました
写真:月刊陸上競技提供
第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は1月3日、復路が行われました。往路は7位。復路は各選手が懸命の走りを見せ、10時間53分09秒の総合6位で初の3年連続のシード権を勝ち取りました。前回の総合3位には及ばなかったものの、第86回大会(2010年)と第88回大会(2012年)に並ぶ2番目の好成績でした。「変化と挑戦。もっと速く、もっと強く、もっと楽しく」をスローガンに掲げて今シーズンを闘ってきた男子駅伝部。今回出走した10人のうち3年生以下は7人。さらに来シーズンに期待を抱かせる結果になりました。
皆さまの熱いご声援ありがとうございました。
山下りの6区は、ルーキーの小林竜輝選手(経営1)が抜擢されました。昨年11月の上尾シティハーフマラソンで前半からトップグループに付いて初挑戦ながら好記録をものにし、「下りにも適性がある」としてこの日の起用になりました。目標は「58分15秒から30秒」だった小林選手ですが、結果は「58分06秒」と1年生では過去最高とされる好記録。区間3位と見事に起用に応えて1人を抜いて6位に上がりました。
7区もルーキーの三宅駿選手(経営1)が起用されました。上尾ハーフで小林選手に先着して、著しい成長ぶりを見せました。「復路区間で区間ひと桁を狙っていき、チームに貢献したい」と話していた三宅選手。区間14位で1人にかわされたものの懸命な走りを見せ、7位で襷をリレーしました。
8区は駅伝初挑戦となる岩田真之選手(経営3)が務めました。「筋力強化でロードに強くなってきた」と語っていた岩田選手。箱根の目標を「10区区間賞」と定めていました。区間16位と苦しい走りながら7位を守りました。
気胸やケガで前期を棒に振った桜井優我選手(経営3)が、復路のエース区間の9区を担当しました。全日本で復帰を果たし、11月の記録会の10000mで自己ベストを大幅に更新しました。「走力だけでなく、メンタルの部分でも成長できた」と言う桜井選手。区間賞の快走でシード権争いの後続を突き放すとともに6位の中央大学と同時に襷をつなぎ、ガッツポーズを見せました。
アンカーの10区は、駅伝初挑戦となった中島巨翔選手(経営2)が務めました。「距離を踏み、ハーフマラソンや箱根駅伝に対応できるように強化してきた」と語っていた中島選手。「目標4位を達成できるよう、任された区間を走り抜けます」との決意通り、区間7位の力走で中央大学には離されたものの創価大学を抜きました。大任を果たした中島選手は右手でユニフォームの「JU」マークたたき、両手を広げてゴールテープを切り、笑顔をはじけさせました。
★区間賞の桜井優我選手の中継局でのコメント「自分でもびっくりというか、(学生)4年間の目標だったので本当に最高の気持ちです。後ろとは差を開いて、少しでも1つ上の順位を狙って、アンカーに楽に走ってもらえるように頑張りました。前回は(レース)10日前に気胸になり、半年近く走れず、山あり谷ありの1年でしたが、ここでしっかりリベンジして区間賞も取れて、本当に良かったです」
(スポーツ振興センター・広報課)
【復路成績】
6区(20.8km) 小林 竜輝(経営1) 58分06秒 区間 3位 6位通過
7区(21.3km) 三宅 駿 (経営1) 1時間04分29秒 区間14位 7位通過
8区(21.4km) 岩田 真之(経営3) 1時間06分21秒 区間16位 7位通過
9区(23.1km) 桜井 優我(経営3) 1時間08分27秒 区間 1位 6位通過
10区(23.0km)中島 巨翔(経営2) 1時間09分48秒 区間 7位 総合6位
【歴代成績】
第80回 総合19位 11時間42分15秒
第81回 総合15位 11時間22分49秒
第82回 総合11位 11時間16分10秒
第83回 総合11位 11時間20分50秒
第84回 総合11位 11時間20分19秒
第85回 (途中棄権)
第86回 総合 6位 11時間17分53秒
第87回 総合11位 11時間13分26秒
第88回 総合 6位 11時間10分17秒
第89回 (途中棄権)
第90回 総合19位 11時間25分42秒
第91回 総合 7位 11時間8分15秒
第92回 総合12位 11時間20分6秒
第93回 (出場なし)
第94回 総合 7位 11時間12分12秒
第95回 総合20位 11時間19分57秒
第96回 (出場なし)
第97回 総合16位 11時間11分20秒
第98回 (出場なし)
第99回 総合 9位 10時間58分22秒
第100回 総合 3位 10時間52分26秒
第101回 総合 6位 10時間53分09秒
皆さまの熱いご声援ありがとうございました。
山下りの6区は、ルーキーの小林竜輝選手(経営1)が抜擢されました。昨年11月の上尾シティハーフマラソンで前半からトップグループに付いて初挑戦ながら好記録をものにし、「下りにも適性がある」としてこの日の起用になりました。目標は「58分15秒から30秒」だった小林選手ですが、結果は「58分06秒」と1年生では過去最高とされる好記録。区間3位と見事に起用に応えて1人を抜いて6位に上がりました。
7区もルーキーの三宅駿選手(経営1)が起用されました。上尾ハーフで小林選手に先着して、著しい成長ぶりを見せました。「復路区間で区間ひと桁を狙っていき、チームに貢献したい」と話していた三宅選手。区間14位で1人にかわされたものの懸命な走りを見せ、7位で襷をリレーしました。
8区は駅伝初挑戦となる岩田真之選手(経営3)が務めました。「筋力強化でロードに強くなってきた」と語っていた岩田選手。箱根の目標を「10区区間賞」と定めていました。区間16位と苦しい走りながら7位を守りました。
気胸やケガで前期を棒に振った桜井優我選手(経営3)が、復路のエース区間の9区を担当しました。全日本で復帰を果たし、11月の記録会の10000mで自己ベストを大幅に更新しました。「走力だけでなく、メンタルの部分でも成長できた」と言う桜井選手。区間賞の快走でシード権争いの後続を突き放すとともに6位の中央大学と同時に襷をつなぎ、ガッツポーズを見せました。
アンカーの10区は、駅伝初挑戦となった中島巨翔選手(経営2)が務めました。「距離を踏み、ハーフマラソンや箱根駅伝に対応できるように強化してきた」と語っていた中島選手。「目標4位を達成できるよう、任された区間を走り抜けます」との決意通り、区間7位の力走で中央大学には離されたものの創価大学を抜きました。大任を果たした中島選手は右手でユニフォームの「JU」マークたたき、両手を広げてゴールテープを切り、笑顔をはじけさせました。
★区間賞の桜井優我選手の中継局でのコメント「自分でもびっくりというか、(学生)4年間の目標だったので本当に最高の気持ちです。後ろとは差を開いて、少しでも1つ上の順位を狙って、アンカーに楽に走ってもらえるように頑張りました。前回は(レース)10日前に気胸になり、半年近く走れず、山あり谷ありの1年でしたが、ここでしっかりリベンジして区間賞も取れて、本当に良かったです」
(スポーツ振興センター・広報課)
【復路成績】
6区(20.8km) 小林 竜輝(経営1) 58分06秒 区間 3位 6位通過
7区(21.3km) 三宅 駿 (経営1) 1時間04分29秒 区間14位 7位通過
8区(21.4km) 岩田 真之(経営3) 1時間06分21秒 区間16位 7位通過
9区(23.1km) 桜井 優我(経営3) 1時間08分27秒 区間 1位 6位通過
10区(23.0km)中島 巨翔(経営2) 1時間09分48秒 区間 7位 総合6位
【歴代成績】
第80回 総合19位 11時間42分15秒
第81回 総合15位 11時間22分49秒
第82回 総合11位 11時間16分10秒
第83回 総合11位 11時間20分50秒
第84回 総合11位 11時間20分19秒
第85回 (途中棄権)
第86回 総合 6位 11時間17分53秒
第87回 総合11位 11時間13分26秒
第88回 総合 6位 11時間10分17秒
第89回 (途中棄権)
第90回 総合19位 11時間25分42秒
第91回 総合 7位 11時間8分15秒
第92回 総合12位 11時間20分6秒
第93回 (出場なし)
第94回 総合 7位 11時間12分12秒
第95回 総合20位 11時間19分57秒
第96回 (出場なし)
第97回 総合16位 11時間11分20秒
第98回 (出場なし)
第99回 総合 9位 10時間58分22秒
第100回 総合 3位 10時間52分26秒
第101回 総合 6位 10時間53分09秒
6区(20.8km) 小林 竜輝(経営1)
6区-7区
7区(21.3km) 三宅 駿 (経営1)
8区(21.4km) 岩田 真之(経営3)
9区(23.1km) 桜井 優我(経営3)
9区-10区
10区(23.0km)中島 巨翔(経営2)
☆区間賞の桜井優我