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経営学部三國ゼミの3年生が、杉並区立和田中学校の「よのなか科」で授業をしました


 12月7日(土)、東京都杉並区立和田中学校(村山忠久校長)において、経営学部三國ゼミの教員と学生6名が、埼玉県東秩父村を舞台とした「ふるさと支援隊」の活動について授業をしました。

 「『消滅可能性自治体を救え!』〜経営学部三國ゼミの挑戦!〜」というタイトルで、埼玉県中山間ふるさと支援隊として埼玉県東秩父村の魅力を発信するゼミ活動について、50分間、スライドを使って発表しました。

 当日は、和田中学校の体育館に、中学1年生から3年生までの全校生徒約200名と和田中学校の先生方、保護者、そして今回の授業をさまざまな形で支援する和田中学校地域本部(宇都宮知子本部長)のスタッフが集まりました。

 近藤恵副校長による講師紹介の後、いよいよ授業が始まりました。城西大学の学校紹介、杉並区とそれほど離れていない地域にも消滅可能性自治体があること、大学と自治体が連携して課題解決に取り組んでいる現状やその背景のこと、東秩父村で三國ゼミが取り組んでいる具体的な情報発信活動のこと、などについて、教員と学生のやりとりや、東秩父村に関するクイズなどを織り交ぜながら、中学生に伝えました。

 「昨年度、東秩父村で生まれた子どもの数は?」「東秩父村の名産品は?」など、東秩父村が抱える現実や、まだ知られていないたくさんの魅力についての問いかけに、中学生たちは必死に回答を考えてくれました。また、その後の説明にはメモをとりながら熱心に耳を傾けてくれました。

 和田中学校の全校で取り組む総合的な学習の時間「よのなか科」は、2003年度から始まった同校を象徴する授業プログラムです。今年度は、WADA Well-Being Project 「和田地域の活性化のためのCM制作」をテーマに取り組んでおり、生徒たちは地域学習に高い関心を持っていました。

 授業を聞いた生徒たちは、「初めて、大学が地域の課題について活動していることを知りました」「スライドも見やすく、お話もわかりやすく、聞いていて楽しかったです」「東秩父村の魅力が伝わってきました。」「考えるだけでなく実際に行動するという、東秩父村に対する(ゼミ生の)思いが、とてもかっこいいと感じた」「(東秩父村の)ポピーの花を見に行ってみたいと思いました」「僕も城西大学に入って、東秩父村との関わりを支えたいと思った。」「少し城西大学に興味を持った」「城西大学経営学部三國ゼミナールに入って、東秩父村を救いたいなと思いました」「大学に行くのが楽しみになりました」などの嬉しい感想を寄せてくれました。

 三國ゼミの学生たちも、熱心に受講してくれた生徒たちの姿勢に感動しただけでなく、授業後アンケートに書かれた生徒たちの意見やアイディアに大いに刺激を受けていました。

 今回の授業は、同じく同校の特色ある取り組みである「ドテラ(土曜日寺子屋)」に、ボランティアとして長く関わってきた同ゼミの教員の縁があったため、実現することとなりました。
 
 今後も、東秩父村での活動内容について、継続的・定期的に和田中学校の生徒の皆さんに報告する一方で、また生徒の皆さんから活動へのアイディアを集めていく予定です。

授業前に、よのなか科を担当されている和田中学校の松尾先生と打ち合わせをしました。

体育館に集まった和田中生は、手を挙げてクイズに回答してくれるなど、積極的に授業に参加してくれました。

学生は用意してきた原稿だけでなくアドリブも入れて授業を進めていきました。

授業を終えてほっと一息。和田中学校地域本部の方のあたたかいおもてなしを受けました。

写真提供:和田中学校地域本部
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