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経営学部伊関友伸教授が韓国国立中央医療院の招待で講演を行いました


2023年6月28日・29日の2日間、経営学部伊関友伸教授が、韓国国立中央医療院の招待を受け2日間にわたって講演を行いました。伊関教授は日本における公立病院研究の第一人者で、新型コロナウイルス蔓延期に新聞に多数コメントを寄せたことが韓国国立中央医療院の目に留まり、招待講演に至りました。

28日は「COVID-19対応と公衆保健危機に備える圏域完結型医療対応体系強化に関する討論会(코로나19 대응과 공중보건위기 대비 권역완결형 의료대응체계 강화토론회 개최 계획 (안)」というテーマで開催されました。伊関教授は第1部で「日本におけるCOVID-19対応状況と病床確保政策」について1時間にわたり報告を行いました。第2部では、前韓国疾病管理庁長ジョン・ウンギョン氏が座長となり指定討論及び質疑応答が行われました。

新型コロナウイルスに対しての日本と韓国の病床確保の状況比較や日本と韓国における医療対応のあり方などについて熱心な討議がなされました。討論会はYouTubeにより韓国全土の関係機関に配信されました。

29日は「必修医療保障のための公共医療機関力量強化対策を備える討論会(필수의료 보장을 위한 공공의료기관 역량강화 대책 마련토론회 개최 계획(안))」というテーマで開催されました。

韓国にも各地域に地方医療院や赤十字病院が立地しており、新型コロナウイルスの患者を多数受け入れました。しかし、新型コロナウイルスの蔓延が落ち着きを見せたものの、地方医療院は医師不足、患者流出による収益の悪化などによる経営悪化に苦しんでいます。

伊関教授は「日本の公立病院経営改善と支援制度」に関し、同じく1時間にわたって日本の自治体病院の経営の状況について報告を行いました。その後の討論において韓国の公立病院関係者からの報告があり、日韓の公立病院のあり方について熱心な議論がなされました。2つの討論会は、今後の日本と韓国の公立病院政策に影響を与えるとても意義ある会議となりました。

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