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【医療栄養学科】 教職実践演習・栄養教諭概論B  栃木県鹿沼市立津田小学校 栄養教諭 小林晴香先生による特別講義を開催しました。


期 日 令和5年12月18日(月) 5限
城西大学 医療栄養学科 16号館
題目 栄養教諭と食育
 
 栄養教諭を履修する3年生、4年生に対する合同授業として、小林先生(医療栄養学科OG)による特別講義を開催しました。
 小林先生は、城西大学医療栄養学科をご卒業後、栃木県の栄養教諭としてご活躍されておられます。当日は栃木県から栄養教諭を目指す後輩のために、来てくださいました。
 栄養教諭として10年以上のキャリアに基づいた、様々な取組について授業時間いっぱい熱く語ってくださいました。食育媒体の実物を見せてくださり、様々な献立の写真、献立作成の工夫や調理場の様子などを講義してくださいました。特に、近年では社会的な問題となっている食物アレルギーと給食提供について、実体験を踏まえ現場での工夫と課題を詳しく説明してくださいました。
 講義終了後には、在学生からたくさんの質問がありました。栄養教諭として最前線で活躍している卒業生の姿を見て、素晴らしい刺激をいただくことができました。小林先生、どうもありがとうございました。

<3年生宮尾さんより>
栄養教諭としての業務内容やどのような書類が用いられているのか、給食をどういった工夫をして提供しているのかなどを細かく聞くことができたとても学びになる時間だった。学校行事にも参加をすることを初めて知ったため驚いた。子供たちに食育を行うためにまずは美味しい給食を安全に確実に提供することが第一であるということを学んだ。行事食や他教科と連携した給食などを予算や食材の組み合わせが限られているなかで行うことはとても大変な仕事であると思った。しかし、そういった努力によって子供たちが美味しく学びになる食事を行えるというやりがいは大きいのではないかと考えた。自分が想像していたよりも栄養教諭の業務は多く、実際に自身がこの職に就く際には計画的に物事を進める能力が求められ、大学生である今のうちから身につけておく必要があるため、今からでも行動を意識していきたい。栄養教諭は大変そうであるが、給食の回数分、食育を行えるということはとても素晴らしいことであると改めて思った。最後に見せていただいた教材もとても興味深く、今の自分には出せないアイデアだった。たくさん資料を読み、様々な指導案や教材案を見ることで自身のアイデアも広がっていくと思うので、積極的に調べ、考えることを意識していきたい。今回の講義を聞き、栄養教諭の業務は時間を無駄なく使うことが大切であり、大変さの中にもやりがいが多いことを学んだ。自分が将来この道に進む際のとても貴重な時間であったと思う。今回の講義を参考に、自身の学習や生活に繋げていきたい。
<4年生 篠原さんより>
現職の栄養教諭の方にお話を伺い、大変勉強になりました。特に、採用試験や任用替え試験の内容についてのお話から、栄養教諭になることの大変さ、栄養教諭として勤めることの大変さを理解することができました。私たちはこれまで、教育実習やそれに向けての準備を通して、栄養教諭として教壇に立つための勉強を主にして来ましたが、冒頭で安全な給食を事故なく提供することが栄養教諭として最も大切だと伺い、栄養教諭としての大切な心構えを思い出しました。給食の時間における指導も含め、栄養教諭が給食を教材として教壇に立つために、まずは安全な給食が提供できることが重要だと改めて考えました。栄養教諭として教壇に立つため、4年間で様々な教職に関する勉強を積み重ねて来ましたが、教諭として以前に管理栄養士として幼少の段階からの食育に携わっていく立場だという意識を強く持ち、安全な給食とそれを生かした食育を実践できる栄養教諭を目指していきたいと強く思いました

医療栄養学科 島村幸代、深谷睦
医療栄養学科 山王丸 靖子(文責)

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