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薬粧品動態制御学


薬粧品動態制御学研究室 | 城西大学
「3行」で大学の研究室・ゼミがわかる!?在学生の目線で、薬粧品動態制御学研究室@城西大学での研究を高校生のみなさんにわかりやすく紹介しています。

教員

職位 教員名 主な担当科目
教授 藤堂 浩明 製剤学、生物薬剤学、物理化学A
助教 小松 周平 製剤学、薬科学実習D、薬科学実習F

大学院生・学部配属生

大学院生
社会人博士課程 1名
博士課程(前期) 8名
学部配属生
4年生 4名

研究内容

当研究室では、核酸医薬や細胞医薬などの次世代の医薬品の効率的な目的部位への送達を可能とする機能性製剤の開発および、化粧品有効成分、機能性栄養素の経皮吸収と皮膚適用製剤化に関する研究を積極的に実施している。がん治療、皮膚疾患治療、アルツハイマー治療薬の薬物送達技術の開発や、アンチエイジングケア(抗シワ、がん予防、痴呆予防、骨粗鬆症予防など)を目指した研究(化粧品、機能性食品開発)を推進している。
特に、力を入れている分野は、
  • 核酸医薬の効率的な体内利用を可能とする薬物送達方法の確立
  • ウエアラブルデバイスを用いた薬物送達方法の確立
  • 機能性微粒子製剤を用いた有効成分の送達技術の確立
  • 医薬品や化粧品有効成分の皮内動態解析および効能の速度論的評価
  • 動物実験なしで有効性、安全性を予測もしくは評価する方法の開発
  • 美容機器の開発
である。成果の一部は国際誌等に数多く掲載され、これらの研究の一部は科研費等の競争的資金や企業との委託研究費、共同研究費などによっている。

学生への対応

学生が自ら考える力を養うことを大切にしている。学生がすでに持っている「前向きに新しいことにチャレンジする気持ち」を大切に育んでいきたいと思っている。新しいことを知る研究や勉強は元来楽しいことで、また、やればできると思うこと、やっただけできるようになることを頭(知識)と体(技能)で理解し、常日頃からそのことを意識付けできるようにしたいと考えている。そのために、日々の課題を明らかにし、一ヶ月の目標、半年の目標などを掲げる。さらに、研究室は教員・研究生・大学院生・学部学生が過ごす場であるので、立場が違う人間がそれぞれ思いやりをもって接すること(態度)も大切であることを理解できるようにしたいと考えている。

業績(主な業績3報)

  1. Futaki M, Inamura K, Nishimura T, Niitsu T, Tojo T, Sugibayashi K, Todo H. A Hollow Microneedle Equipped with a Micropillar for Improved Needle Insertion and Injection of Drug Solution. Pharm. Res., 41, 819-831, 2024.

  2. Itakura S, Shohji A, Amagai S, Kitamura M, Takayama K, Sugibayashi K, Todo H. Gene knockdown in HaCaT cells by small interfering RNAs entrapped in grapefruit-derived extracellular vesicles using a microfluidic device, Sci. Rep. 13, 3102, 2023

  3. Todo H., Hasegawa Y., Okada A., Itakura S., Sugibayashi K. Remote-controllable dosage management through a wearable iontophoretic patch utilizing a cell phone, J. Control. Release 355, 1-6, 2023.