グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


ナノ計測化学研究室


教員 石川 満(特任教授) 理学博士
略歴 1979年 東北大学理学部化学科 卒業
1984年 東北大学大学院理学研究科化学専攻博士課程 修了(理学博士)
1984年 浜松ホトニクス株式会社 入社
2002年 独立行政法人 産業技術総合研究所 入所
2012年 城西大学理学部化学科教授
2020年 城西大学理学部化学科特任教授
担当科目 (学部) 物質の変化A・B(春・秋学期)、外書講読II(秋学期)、一般化学特論(秋学期)、化学ゼミナール・コロキウム(通年)、卒業研究(通年)、基礎化学実験(春学期)、生活と化学物質(春学期);(大学院)光ナノ科学特論(秋学期)、物質科学特別演習Ⅰ,Ⅱ、サイエンスビジネスセミナー
専門分野 単一分子・ナノ粒子の光科学とその応用
所属学会 日本化学会
光化学協会
日本分光学会
応用物理学会
日本生物物理学会
ACS (American Chemical Society)
受賞・表彰歴 2011年:Certificate of Appreciation, ACS(American Chemical Society) Publications
2010年:Most Cited Certificate 2010, Analytical & Bioanalytical Chemistry, Springer, 2010.
2009年:第16回源内賞大賞(エレキテル尾崎財団)
2003年:The Award for Innovative Analytical Research, FACSS 2003(Federation of Analytical Chemistry and Spectroscopies)
2002年:産総研四国センターシンポジウムポスター賞、銅賞
2001年:光化学協会賞
1995年:応用物理学会賞 学会賞A(論文賞)
院生 0名
4年生 3名
居室 23号館704(石川)、705(学生室)、706(実験室)
メールアドレス mi195526(at)josai.ac.jp
※ (at) は @に置き換えて下さい.
大学研究ナビ ナノ計測化学研究室ホームページ

研究内容

望遠鏡を使って晴天の夜空を眺めると光る星が見えます。私たちは望遠鏡の代わりに顕微鏡を使って(図1)分子が発する蛍光を観測します。夜空に見える星と同じように背景を暗くすると、1個の分子が輝点として見えます(図2)。分子を1個ずつ調べると、従来の多数分子(アボガドロ数を想像しましょう)の一括測定では全く見えなかった分子の個性が見えてきます。例えば分子が存在する周囲環境(媒質)の不均一性を直接評価することも可能になるので、物質の本性をより詳しく深く理解できるようになります。同種の分子でも環境が違うと光る様子にその特徴が現れるのです。
蛍光単一分子イメージングの研究では、2017年度に高分子のガラス転移温度近傍における高分子構造の特異的な時間変化を捉えることに成功しました。この結果の重要性を反映させて、2018年度での継続を経て、2019年度からこのテーマに重点を置いています。

昨年度の卒業研究題目

卒業研究生3名

  • ビニル系高分子のガラス転移温度以下における緩和時間の増大
  • アクリル系高分子のガラス転移温度以下における緩和時間の増大

最近の研究業績