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教員のご挨拶
最近の薬学部の様子(教員からの大学・学部紹介)
城西大学大学院薬学研究科医療栄養学専攻(博士前期課程)政策系医療栄養分野に社会人入学制度を設置
- 医療栄養学科
- 学科主任
内田 博之
医療栄養学科の多くの卒業生から、就職後実務を進める上で大学院を修了しておけば良かったと伺います。また、実務に対する自身のスキルアップの必要性も強く感じているそうです。一方で、実務を継続しながらの大学院入学はハードルが高いと伺います。同様なことは、他大学を卒業し医療、行政および企業で活躍する人たちからも聞こえてきます。そこで、2025年度より、城西大学大学院薬学研究科医療栄養学専攻(博士前期課程)政策系医療栄養分野の予防栄養学講座、栄養教育学講座、薬物療法学講座に社会人入学制度を設置することとなりました。
本大学院は、現在、医療施設(病院、介護老人保健施設、薬局等)、企業(医療・栄養系)あるいは行政機関(保健や食品に関わる部署)に勤務し、所定の勤務実績を有している社会人を対象に、スキルアップを目指す目的で設置します。そのために、社会人が学びやすい環境を整えています。
本大学院の特徴
(1)授業は社会人が履修しやすいように、業務終了後の平日夜間あるいは土曜日にオンラインの授業形式で開講します。Zoom(またはMicrosoft Teams)を使用し、双方向授業を原則とします。なお、修士論文作成については、インターネットを利用した対応に加え、定期的に対面の指導を行います。
(2)修了年限は標準修業年限の2年間に加え、長期履修制度により3年間を選ぶことができます。
(3)授業は、現在の実務の向上に結びつくように構成しています。
(4)研究フィールドが設定できれば、自分の仕事上の課題を修士論文の研究テーマとして取り上げることも可能です。
(5)所定の単位を修得し、論文審査に合格すれば修了となり、修士(薬学)の学位が授与されます。
(6)受験科目は、小論文と面接「医療・健康・栄養に関する勤務実績の説明、質疑応答」であり、社会人の方が受験しやすい形式です。
興味のある卒業生の皆さんは、学生募集要項(社会人入学試験 第一次・第二次)をご確認ください。なお、受験希望の場合は、医療栄養学専攻政策系医療栄養分野の志望講座の指導教員(講座主任)とカリキュラムあるいは研究内容について予め協議して下さい。