志田ゼミナール活動紹介
私たちは現在の経済発展の一方で、地球温暖化問題をはじめ、環境問題を発生させており、このままでは未来の社会に重大な影響を与えてしまいます。
そうした中、本ゼミナールにおいては、企業の今後の取り組みについて環境経営の視点から学んでいきます。
長年の企業経験を踏まえ、ビジネスでの実際の事例などから、わかりやすくお伝えしていきます
教員紹介
横浜市生まれ
慶應義塾大学経済学部卒業。博士(総合政策)
キャリアコンサルタント(国家資格)
(株)東芝 入社以降、約25年、電力設備の営業・企画部門に従事
2018年、城西大学経営学部准教授に就任。
主要活動事項
本ゼミにおいては下記二つを主要取り組み事項としています。
@企業の環境経営の取り組み
企業はこれまで経済性優先で、環境対応は「やった方がいい」という風潮が少なからずありました。
しかし、昨今、新たにアプローチとして「共通価値の創造」(CSV(Creating Shared Value)という概念により、「経済的価値」に加え、「社会的価値」も追及する新たな企業観が提唱されています。
本ゼミではこの「共通価値の創造」の取り組み事例の調査・研究を行なっていき、企業の取り組みに
くわえ、地域社会・産学官連携を視野に入れた持続的成長社会構築取り組みについて研究していきます。
Aキャリア教育(社会的・職業的自立)
研究とあわせ、担当教員の約25年間の企業での勤務・採用活動経験などを踏まえ、キャリア教育として社会的・職業的自立が出来る能力構築に向けた指導を行っていきます。その一環として、就職活動もサポートしていきます。
していきます。
埼玉県知事より表彰を受けました
令和5年(2023年)度「彩の国埼玉環境大賞」の奨励賞を受賞し、埼玉県知事より表彰を受けました。
「彩の国埼玉環境大賞」は、SDGsなど環境・社会・経済の統合や環境保全に取り組む事業者・個人・団体を表彰し、その功績をたたえるもの。受賞の対象となったのは、「坂戸市と連携したごみ分別動画作成」及び「環境ボランティア活動推進」。
「坂戸市と連携したごみ分別動画作成」はゼミ生が、スマートフォンや電気シェーバーなどに使用されるリチウムイオン電池分別の啓発動画を作成。全国でリチウムイオン電池を原因とする火災が発生する中、市から発火事故の映像や廃棄物の分別一覧表などの提供を受けて取り組んだもの。
また、「環境ボランティア活動推進」は坂戸市と連携した洗剤や石鹸の活用など環境学習講座支援などの活動となり、2019年より現在も継続しているもの。
こうした一連の活動が「社会課題に対し、生徒たち若者のアイデアを活かす、次世代の人材育成にもつながる取り組み」と評価されました。
※坂戸市公式HP(ごみ分別動画)
https://www.city.sakado.lg.jp/soshiki/23/39405.html